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  • たった2日だけのヤンゴン滞在

    たった2日だけのヤンゴン滞在

    時差が1時間半のミャンマーへ

    クアラルンプール空港から他の東南アジア諸国へ飛ぶと、少し不思議な感覚にとらわれる。東西にはさして広くない東南アジア地域なのに、各都市とクアラルンプールとの間には時差が1時間かそれ以上もあるのだ。しかも、不思議なことに、ほぼ同経度にあるタイはおろか、マレーシアよりもずっと東にあるベトナムやカンボジアよりもマレーシアの方が時間が進んでいるのだ。

    時差の理由はマレーシアの標準時にある。マレー半島だけではなく、ボルネオ島にも広がっている国土に合わせて、マレーシアが標準時を制定しているため、他の東南アジア諸国よりも標準時子午線が東にあるのだ。タイやベトナムの標準時子午線はマレー半島南端の少し東を走っているが、マレーシアやフィリピンが採用している子午線はマニラのすぐ西になる。

    なにしろ、ボルネオ島の東端は経度でみれば厦門と同じ、台湾ともほんの数度しか違わないのである。東西に長い日本でも、明石に合わせてある標準時のせいで、九州の西の方では遅くまで明るいのだが、同様にマレーシアの西端の方にあるクアラルンプールだと低緯度の割には日没がずいぶんと遅く感じられたりする。

    今回の目的地ミャンマーは協定世界時との時差6時間半、クアラルンプールを出発すると緯度にしてわずか5度差で1時間半も時計が戻るのである。日本との時差は2時間半である。このタイムゾーンは世界中でミャンマーしか採用しておらず、子午線もミャンマーの上を走っている。
     

    ミャンマー通貨チャットへの両替

    クアラルンプールからヤンゴンまでのフライトは2時間10分ほど、慌ただしいというほどではないが、ウェルカムドリンク、機内食、食後のお茶とのんびり過ごせばあっという間である。離陸が10分ほど遅れ、そのまま10分延着、空港は第2ターミナルですべてがコンパクトにできており、e-Visaによる入国審査もあっという間に終わり、バゲージクレームでも両替をしている間にすでに荷物が出てきていた。

    ネットで調べると、円からの両替はできない場合が多いので、米ドルに前もってしておくのがよいと書かれていることが多いが、少なくともバゲージクレームにある両替所では1万円札のみだが両替可能であった。ただし、レートは対ドルよりも悪い。端数をばっさり切られるという感じである。

    一応、米ドルも200ドルほどは持っていたが、それで足りなかった場合、追加で両替するのにヤンゴン市内で円が使えるかどうか不明だったので、とりあえず日本円から両替しておいた。もっとも、後になって考えてみれば、ホテル代はカード払いなので、それ以外で200ドルも2日間に使う、つまり、1日の滞在費が1万円近くになることなど、ミャンマーの物価を考えればあり得ないのであった。

    あまつさえ、いちばん高額になったルーフトップバーの飲み代をカードで払っているのだ。結局、両替したチャットの3分の1以上が余ってしまった。
     

    The Rose Garden Hotel の Bamboo Executive Room

    さて、ヤンゴンは初滞在なので特定の目当てのホテルもなく、ホテル予約サイトで評判・価格・場所などを比較検討しながら、ローズガーデンホテルというところにしてみた。

    場所としてはヤンゴン駅の北東、動物園の裏手にあたるので、ヤンゴンの中心ど真ん中よりは少し外れたところになるが、ヤンゴンではどこに行くにしてもどうせタクシーを使うしかないし、市内の主立った場所に歩いて行けなくもない。地理的な利便性は少しだけ下がるが、それ以外は最高のホテルかもしれない。

    Rose Garden Hotel in Yangon

    見た目もこのようになかなか立派で、日本人には少し気恥ずかしいぐらいだが、ホテル内もそれに劣らず豪華な造りで、今回泊まったバンブー・エグゼクティブ・ルームは調度品など室内の色んなところで竹細工が使われているなど、非常に洒脱な内装で、広さも清潔さも問題なし、アメニティもロクシタンとまことに申し分のない部屋であった。

    Banboo Executive Room in Rose Garden Hotel

    予約するタイミングにもよるが、このバンブー・エグゼクティブにあと少し足すだけで、インドカリンスイートに泊まることができる。次回はそちらにしてみようかとも考えている。
     

    駆け足のヤンゴン・リポート

    さて、ここから先は諸事情があって写真がほとんどない。撮ることは撮ったのだが、今手元にないのでアップできないのだ。というわけで、ここからはたまたまスマホでも撮影していたものだけを。

    まず、今回のヤンゴン滞在における根本的な失敗として滞在日程が挙げられよう。日曜の昼について火曜の午前発という、実質1日半だけという日程の短さもそうだが、主たる観光日が月曜日だという点が問題であった。博物館が軒並み休館日なのである。さらに、ボージョー・アウンサン市場という観光客にとってショッピングのメインともなりそうな場所まで、月曜日は休みなのだ。

    博物館は日曜午後に駆け足で見学、月曜は主に寺院を見て回るということになった。天気がよければNLD本部にも行ってみようと思っていたのだが、雨期の真っ只中でタクシーで前を通っただけ、ボージョー・アウンサン市場は定休日に気づいたのが当の月曜になってからだったので、やむなく割愛。

    やはり、初めて行く国にたったの1日半ではやり残しばかりである。チャットもたくさん余っていることだし、再訪するいい口実にはなるが。今年の10月1日から期限付きではあるが、日本人は観光ビザが免除されることに決まったようなので、ますます行きやすくなるし、マレーシア航空が到着するターミナルもその内に施設の整ったターミナル1に移ることがアナウンスされている(ただし、時期不明)。
     

    手元にある写真から、まずはカフェで食べたカレー。メニューも写真に撮ってあるのだが、手元にないので詳細は不明だが、どれも美味しく、独特な苦味やえぐみなどもないので、誰にでも食べやすいものであった。

    Burmese curry

    食べたのはRangoon Tea Houseというダウンタウンの中心部、旧最高裁判所のすぐ近くにあるカフェである。ヤンゴンの物価を考えればそこそこ高い価格ではあるが、英語も通じるしカードも使えるので、観光客が初めて行くには最適の店かもしれない。 

    Rangoon Tea House

    さて、この後、写真はこの記事トップで使った黄金の寺院シュエダゴン・パゴダを撮ったもの除けば、もう帰国の空港までとんでしまう。第2ターミナルのチェックインカウンターだ。写真中央手前の青いサインボードがマレーシア航空のビジネスクラスカウンターの案内である。 

    Yangon International Airport Terminal 2

    チェックインを終え、カウンターに向かって左手にある階段で2階に向かうと、その正面が出国審査場、抜けてすぐ左手がラウンジである。 

    Jade Lounge in Yangon Airport

    ラウンジはご覧の通りの小さなもので収容人数もたかがしれているが、ターミナル2を使う航空会社もすでに少なく、余程のことがない限り空いているのであろう。食事も一通りはあり、ミャンマービールが置いてあったり、いちばん奥のカウンターで注文を受けてから珈琲を入れてくれたりと、サービスは決して悪くないラウンジであった。

    かくして初めてのミャンマー滞在はあっという間に終わった。東南アジア最後の秘境などと言われるミャンマーであり、実際、外国人の立ち入りが制限されている地域も多いのだが、少なくともヤンゴンを旅する限りでは、国際ブランドのチェーン店を見かけないことを除けば、東南アジアの地方都市とそんなに代わりはしない。あるいは、10年か20年ほど前のバンコクやホーチミンシティといった感じか。つまり、十分に快適な滞在が可能だということである。

    今回の滞在と前後して空港と中心街を結ぶシャトルバスが運行を開始、ターミナル2を使うマレーシア航空やキャセイパシフィック航空も順次ターミナル1へ移動、秋からはひとまず1年間は観光ビザ不要と、状況が大きく変わりつつあり、ぜひ、また訪れてみたい国が増えた。

  • KLIAとヤンゴン行きビジネスクラス

    KLIAとヤンゴン行きビジネスクラス

    KLIAに早着

    MH71便は定刻では現地時間で4:10にクアラルンプールに到着することになっている。飛行時間は7時間30分の予定で、7時間25分に設定されている昼行便と比べて長いわけではない。しかし、出発空港のNRTも到着空港のKULも余裕のありあまる時間帯なのか、時期的に偏西風が弱いからなのか(ダイヤに織り込み済みじゃないの?)、実際には30分も早く着陸した。現地時刻で3:40である。

    しかも、おそらくは東側の滑走路に北からアプローチしたようで、着陸後に駐機するまでの時間も最短。さらに、ファーストクラスの乗客がいない中での2K席、降機するのも先頭ということで、4時前にはサテライト・ターミナルの中を歩いていた。
     

    Golden Lounge Satellite

    今回はヤンゴン行きに乗り継ぎであるが、出発時刻は9:15発の予定、つまり、5時間以上もあるのだ。もちろん、向かう場所はただ1つ、マレーシア航空が誇る巨大ラウンジ、ゴールデン・ラウンジ・サテライトである。

    KLIAのエアロトレイン

    場所はこのエアロトレイン乗り場があるWest Zoneで、この乗り場や多くの免税店が並ぶLevel 1の1つ上の階、Level2 に位置する。写真のいちばん奥に見えるのがゴールデン・ラウンジ・サテライトの入り口である。

    ただし、West Zoneの奥側にはLevel 2に上がれる階段などがないので、 Jungle Board Walkの周辺でエレベーターに乗るか、少し分かりづらいがエスカレーターを探さないといけない。

    KLIAのGolden Lounge Satellite

    KLIAのゴールデン・ラウンジはしばらく改装で休業(?)していたらしいが、今年の3月頃にはリニューアル・オープンした模様で、訪れたときはまだピカピカという感じの新しくきれいなラウンジであった。

    内部の様子は下の写真の通り、1体全部で何席あるのか、数える気も起きないほどの広大なスペースを有している。なにしろ、この写真には全体の半分写っているかどうかという程度なのである。 

    Golden Lounge Satelliteの内部

    しかも、時間が午前4時ということもあって、中にはほとんど人がおらず、正に閑散としていた。ダイニングコーナーで色々と食事が提供され始めるのがだいたい4時からのようで、着いたときにはちょうど色々と出来たてが並べられているところであった。 

    5時台になると、シドニー、ダッカ、マカオ、ソウルなど各地からのMH便が到着するが、それ以前はMH71便しかないので、成田からの到着に合わせて食事の提供を開始ということなのであろうか。もちろん、自分で好きなものを取ってまわるビュッフェ形式だが、まだ誰も手を着けていない出来たてを熱いうちに食べるので、早朝4時にもかかわらず少し食べ過ぎてしまった。なお、ラウンジそのものは24時間オープンである。

    ラウンジ内のWi-Fiはもちろん無料で速度もそれなりに出ているので、そこそこ快適に使える。また、充電用のコンセントに関しては、ユニバーサルタイプの受け口とUSBポートが各席交互に配置されており、これまた困ることはないはずだ。

    ないはずなのだが、これは海外のユニバーサルタイプのコンセントではよくあることなのだが、Aタイプの差し口(日本やアメリカで使われているもの)がユルユルで、例えば、MacBook Pro用の重いUSB-Cアダプターなんかを差すと自重ですぐに外れてしまう。経年劣化で緩くなったというよりは、そもそもの精度の問題のような気がする。それぐらいの高い割合で緩すぎる口が多いので、その点だけは要注意だ。
     

    Golden Lounge Regionalに移動

    なにしろ乗り継ぎ時間が5時間なので、有り余る暇を潰すために、エアロトレインに乗ってサテライトからコンタクトピアに移動して、同じマレーシア航空のラウンジであるGolden Lounge Regionalにも行ってみた。

    KLIAのGolden Lounge Regional

    最初、ターミナル内の案内図にある通りにラウンジがあるべき場所に向かっていくと、どこにも入り口が見当たらずウロウロとしてしまった。場所が変わったのであろうか。

    Golden Lounge Regionalはコンタクトピア側のエアロトレイン乗り場に向かって左手にあるエスカレーターで上がったところにある。 エアロトレイン乗り場の真上にあると考えればよい。

    Golden Lounge Regionalの内部

    中の様子はサテライトのラウンジをそのまま小さくした感じで、ラクサバーや仮眠スペースもちゃんとある。朝の6時頃だったので人も当然少ないが、全体のスペースがサテライトより狭い分、少しだけこちらの方が活気が感じられた。

    3時起きでさすがに疲れてきたので、仮眠スペースで1時間ばかり横になってから、ヤンゴン行きの搭乗ゲートに向かった。
     

    ヤンゴン行きはB737-800

    ヤンゴン行きMH740便の搭乗口はH8、サテライトではなくコンタクトピアの搭乗ゲートである。国際線でも近隣諸国との路線はコンタクトピアにあるゲートGとHからが多いようだ。

    さて、KLIAでは搭乗開始時刻が出発の1時間前とされている。これは搭乗口で手持ち荷物の保安検査が行われるためで、その開始時刻が1時間前なのだ。

    ここではアライアンスの上級会員もビジネスクラス客も等し並みに行列に並ばされることになる。 そして、セキュリティ・チェックを通過すると、その中は椅子しかない待合室となり、そこで機内への本当の搭乗開始時刻まで待つことになる。機内への案内については、優先搭乗の案内があった。

    マレーシア航空B737のビジネスクラス

    マレーシア航空は短距離路線にB737-800を投入しており、ビジネスクラスのシートは少々くたびれた感はあるものの、幅広シートにすっぽりと包まれるので意外と快適。USBポートや電源コンセントも各シートに備わっているし、ウェルカムドリンクもある。食事時にはテーブルに布のナプキンをかけてくれたりと、サービスは長距離路線と変わりないし、数時間程度のフライトならまったく文句などない。

    ただ、成田 – コタキナバル路線の機材もB737のようで、これで6時間のフライトのビジネスクラスだとすると、クアラルンプール線や他社便と比べて少し見劣りしてしまうのかもしれないが、それでもエコノミーシートの数倍は快適である。

    KLIAに駐機されているA380

    最後の写真はKLIAのサテライト横にまとまって駐機されているマレーシア航空A380。A380の使えるゲートが限られているので、沖で待機しているだけなのかもしれないが、使用されていないのかもしれない。数日後にヤンゴンから戻ってきたときも、更に一週間後にクアラルンプールから帰国するときも、同じように3機が並んでいた。マレーシア航空は全部で6機A380を保有しているので、普段はロンドン線で半分だけを使っているのだろうか。

    さらに、トップの画像はヤンゴン行きの機内から撮影したKLIAサテライト。いちばん手前にNegaraku塗装の機体が見えるだろうか。これが成田から乗ってきたA350-900である。

  • マレーシア航空の最新機材 A350-900

    マレーシア航空の最新機材 A350-900

    A350-900の機内へ 

    ようやくのことで、待ちに待ったA350-900の機内へ乗り込む。夜で明確に確認はできなかったが、おそらくNegaraku塗装機である(画像は別の日に撮ったもの)。

    さて、本日の座席は 1K…

    A350のファーストクラス

    ではなく、2Kである。マレーシア航空A350-900はファーストクラスのある機材だが、1列目だけの合計4席の設定である。

    ちなみに、このファーストクラスに乗るためには、成田 – クアラルンプールの単純往復の割引運賃で約50万である。マレーシア航空では往復で異なるクラスを選んでも、たいていの運賃で割引が適用されるようで、片道をエコノミーにすれば30万円以内になんとか収まる。まあ、往復の落差たるや尋常ならざるものがあるが。

    ビジネスクラスの座席へ

    ということで、ファーストの区画を通り抜け、2列目以降がビジネスクラスとなる。今回の2Kは写真のようなシートである。

    A350のビジネスクラス

    すでにどこかに書いたが、マレーシア航空のA330とA350のビジネスクラスは、1-2-1と1-2-2が交互に並ぶ独自の配列で、このうち、1-2-1の右側の1人席にあたる2Kや5K(列番号の関係で4Kではなく5K)などが占有スペースの広い当たり席である。 

    座席に座って左側(写真だと向かって右側)、ヘッドホンなどがおいてある収納はすべての座席にある。その一方で、右側の無駄に広いテーブルがこのタイプの座席にしかないお得ポイントである。おそらく、本来このテーブルの下には3K席の足を伸ばすスペースがあるのだと思う。

    したがって、このテーブルの下が丸々収納スペースになっているわけではないが、3分の1ほどは物入れとして使えるようになっていて、比較的大きめのバッグなど、通常なら頭上か前席の下に格納するように指示されるサイズの荷物を離着陸時にも出しておけるという大きなメリットがある。

    実際の様子はウェルカムドリンクと一緒にまとめた下の写真の見ていただきたいが、グレーのケースは13inchノートパソコン、黒いケースはiPadである。さらに、メインの部分にショルダーバッグやら機内で読むつもりの雑誌などを突っ込んでおいたが、離着陸時でも特に何も言われることはなかった。

    また、このテーブルの上の空間のおかげで、窓2つにゆったりとアクセスできるので、外を眺めたり写真を撮ったりもしやすい、とにかくメリットばかりのシートである。
     

    ウェルカムドリンクとシートの続き

    ビジネスクラスでは着席してすぐ、まだドアも閉まらないうちからウェルカムドリンクを配りに来てくれる。ただし、すべてノンアルコール。

    写真の柑橘系ドリンクにミントとライムを浮かべたやつが(名前は忘れた!)、スッキリとした飲み口に南国らしさもあってお勧め。皆さん考えることは同じようで、多くの方がこれを選んでいた。

    マレーシア航空のウェルカムドリンク

    食事などが一通り終わったあとはペットボトルのミネラルウォーターも配られた。A350-900では機内の与圧も湿度も高めになっているとのことで、実際、往きの便ではこのペットボトルに手をつけることはなかった。

    さて、シートの話の続き、左側の収納スペースはこのようになっている。 

    個人用収納スペース

    扉を閉められるようになっているロッカースペースで、身の回りのものを入れたポーチであるとか、カメラでもミラーレス一眼程度のサイズなら余裕で収まる。また、扉の内側が鏡になっているのも便利だ。その上はオープンになっていて、文庫本程度なら置いておける。

    このケースの座席側には、リーディングライト、ペットボトル入れ、スマートフォンスタンド、シートの操作パネルなどが配置されている。多くのものがコンパクトにまとまっていて使いやすい。ペットボトル入れの下に見えるのはヘッドホン端子である。ちなみに、ビジネスクラスのヘッドホンはノイズキャンセラ付きであった。

    食事用のテーブルもここにうまく収納されていて、扉付きロッカーとスマホスタンドやシート操作パネルの間の少し出っ張っているのが、収納状態のテーブルだ。このスペースにうまく納めるためと、写真のように角の1つが大きくRを描いているので、若干手狭感はあるものの、食事のトレイにグラスぐらいは余裕をもって置ける。

    また、充電用USBポートとPC電源もある。場所はシート全体の写真を見てもらえば分かりやすいが、扉付きロッカー手前の小テーブルの前面である。PC電源のコンセントの形状はユニバーサルタイプ。電圧は確かめるのを忘れたが、おそらくは220Vなのではないだろうか。

    アウトレットの場所的に、ケーブルでつないだ充電中のスマホをスマホスタンドに(たいていは逆さまに)差し込んでおけば、ベッドポジションで寝ていても邪魔になることがない。反対に、充電中にテーブルを引き出そうとする場合、ケーブルを挟み込まないように注意が必要だ。

    A350のフットレスト

    最後の画像は、シートポジションをフルフラットのベッドにしたときに足先の入るスペース。これは別の日に2Aの席で撮ったものなので左右が反転しているが、こんなに広いのは2列目と9列目(ビジネスクラス後部コンパートメントの先頭列)だけである。

  • マレーシア航空でミャンマー、マレーシアへ

    マレーシア航空でミャンマー、マレーシアへ

     ヤンゴン・クアラルンプール行きの始まりは

    3月に行われていたマレーシア航空ビジネスクラスのセールの際、勢いで予約してしまったヤンゴン行きビジネスクラス。出張そのものは規定事項だったので、正に渡りに船とばかりに身分不相応なビジネスクラスを奮発した。海外旅行は基本的にこれまでJALのみだったので、マレーシア航空は初めて利用する。

    予約してあるクアラルンプール行きMH71便は21時40分発、成田空港としては夜遅い時間帯になるので空いているだろうから、20時頃にでも着ければ十分だと考えていた。しかし、予定よりも1時間早く家を出ることができ、予定していなかったスカイライナーにも乗れた。空港に19時以降に着くのは京成本線経由のイブニングライナーとなり、有り難み半減なので利用せず、アクセス特急で行くつもりであったのが、早い時間のスカイライナーになったので、空港到着は3時間以上前の18時半頃であった。

    地下ホームから出発階に上がって、いつもの中央にあるJALカウンターではなく、ずっと右側(南側)のRカウンターがマレーシア航空のチェックインカウンターである。出発3時間前から開くことになっているチェックインカウンターは、まだS7航空が利用中であった。

    成田空港第2ターミナルRカウンター

    とりあえず、チェックインして荷物を預けてしまいたいので、そのまま待つことにしたが、やがてこのような優先チェックインカウンターの入り口が作られ、ファーストクラスとビジネスクラス用のカーペットも敷かれて、少しずつ気分が盛り上がってくる。といっても、チェックイン待ちで並んでいるだけなのだが。

    ちなみに、カウンターが開く前の時点でエコノミークラスにはかなり長い行列ができていた。ビジネスクラスでさえ、私の前に二組すでに並んでいたほどだ。

    程なくしてチェックインが始まると、私の前の二組が本来のビジネスクラス用チェックインカウンター、WEBチェックイン済みの人のためのBaggage Dropカウンターへと誘導され、3番目の私はファーストクラス・カウンターに案内された。成田を本拠とするJALやANAとは違い、ファーストクラス・カウンターと言っても施設的には何の違いもないのだが、とりあえず、気分だけはよい。ちなみに、この日のMH71便にはファーストクラスの乗客はいなかった。
     

    サクララウンジで日本酒を楽しむ

    マレーシア航空の指定ラウンジは本館のサクララウンジとサテライトのカンタスラウンジである。サテライトのサクララウンジも対象ではあるが、19時半までの営業なので、MH71便の場合は実質的に使えない。

    セキュリティチェックもほとんど待たされることなく、出国審査に至っては自動化ゲート使用で本当に待ち時間ゼロ、あっという間に制限エリアに出てしまい、目の前にあるサクララウンジへと入る。夜の7時なので4階ダイニングはあいかわらずの混雑であった。

    成田空港サクララウンジの日本酒

    こういうときでも、カウンター席に一人なら待たされることもほぼないのだが、今回は初めて利用するマレーシア航空の機内食を試してみたいので、ここで食事をするのは我慢して、3階奥の静かな席で純米吟醸酒をちびちびとやりながら、本を読んだりメールを書いたりして過ごした。利き酒よろしく3種類すべて試したが、元々が西日本出身故か、福岡の田中六五がいちばん口に合った(というのはただの冗談。そんな違いの分かるほど舌は肥えていない)。
     

    カンタスラウンジへ向かう

    この日のMH71便の搭乗ゲートはサテライトのいちばん奥にある98番ゲートなので、8時を回った辺りでサテライトに向かい、カンタスラウンジに移動する。場所は本館とサテライトを結ぶ連絡ブリッジを渡りきったところの左手にある階段を下の階に降りたところ、サテライトのサクララウンジとは連絡ブリッジを挟んで対称の位置になる。

    成田空港第2ターミナル・サテライトのカンタスラウンジ

    ラウンジ内は比較的ゆったりとした造りになっており、少なくともサテライトのサクララウンジよりは広い。座席数としては、下の写真の何倍も用意されている。さらに、カンタスの最終便であるメルボルン行きが出発した後だからなのか、他の利用客もほとんどおらず、静かに出発までの時間を過ごすことができた。

    食事や飲物に関しては、まあ、サクララウンジのダイニングの方がはるかに充実しているが、とりあえず、今回は軽くパンとジュースだけにしておいたので、あまり関係がない。

    カンタスラウンジ内部

    今回は夜行便なので、ここでシャワーを浴びることにする。サクララウンジのシャワーは順番待ちが長く、時間に余裕がないと無理である。その点、ここは少し待てば順番が回ってくる程度の利用者数である。

    ネットで事前に調べておいたのだが、カンタスラウンジのシャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディーローションがジュリークなのだ。カンタス航空本国であるオーストラリアのオーガニックコスメブランドとして有名なジュリーク、国内でも有名デパートなどで販売されているが、それが使い放題なのである。まあ、シャンプー使い放題などと言われても、洗髪に必要な量以上には使いようもないのだが。 

    カンタスラウンジのジュリーク

    受付で搭乗券と引き換えにカードキーをもらう形になっており、シャワー・ブースは4つ、中は洗面所、トイレ、シャワーとそこそこ広い造りになっている。少なくとも、第1ターミナルの制限エリアや羽田の国際線ターミナルにある有料シャワーよりははるかに広い。 
     

    そして、搭乗

    シャワーの後、出発まで50分を切った辺りでカンタスラウンジに別れを告げ、ゆっくりとサテライトの南端にある98番ゲートまで行く。途中の免税店で見たいものがあったので寄り道などをしていると、搭乗口についた時には出発まで40分を切ったところであった。

    すでにゲートの前には長い行列ができており、搭乗が始まっているようであったが、ちょうどビジネスクラスの優先搭乗開始のアナウンスが流れたところだったので、搭乗口前で立ち止まることなく、そのまま機内に乗り込むことができた。

    MH71便搭乗口

    2回目に利用したときに知ったのだが、搭乗待ちの列としてはエコノミーとビジネスの2種類しか表示されていないが、並んでいる人に対して係員が個別に係員の助けが必要な人や、ワンワールド・エメラルドを聞いて回り、該当者がいたら更に右側の最優先列に案内するというシステムのようである。

  • ようやく5万FOP、JMB サファイアに到達

    ようやく5万FOP、JMB サファイアに到達

    6月にサファイア達成

    今年の頭から目指していた JAL Global Club への入会、その前提条件となるJMBでの5万FOP獲得によるサファイア・ステータスに、6月中旬に到達することが出来た。

    記念すべきフライトは羽田発福岡行きであった。国内線なので二日後にはマイルやFly on Pointが積算されたが、その時点ではステータスがクリスタルのままという状態になった。

    5万FOPでまだCrystal

    FOPが積算されるタイミングとステータスを確定するタイミングとに少し開きがあるせいなのだろうが、もし、この時点でサファイア専用ダイアルに電話をしたら、つまり、ファーストサービスを利用しようとしたら、どうなったのであろうか?もちろん、試したりはしなかったので、答えは知らない。

    そして、翌朝を待たず、日付けが変わる頃には、無事にステータスも更新された。

    翌日Sapphireに更新

    とうとうサファイアである。これでワンワールド・ステータスもルビーからサファイアになったので、空港のラウンジや優先搭乗も使えるようになった。飛行機に乗る必要のある出張を少しでも楽にしようという、当初の目的は無事に果たしたのである。
     

    新しいステータスカードが届く前に

    JMBサファイアのカードが届くまでには、つまり、セカンドサービスでラウンジなどが使えるようになるには、2〜3週間ほどかかるとJALのサイトではアナウンスされている。コールセンターに電話をして急いで欲しいと依頼すると、最短で一週間かからずに発行されることもあるみたいだが、あまり意味がないので、特になにもしないでおいた。

    そして、ステータスが変わって3日後には、マレーシア航空便でクアラルンプールに飛んでいる。その時点ではサファイアのカードがまだ届いていなかったのだが、ボーディングパスにはちゃんと JMGM / SAPPHIRE と書かれていた。

    さて、ここでラウンジなどを利用しようとしたらどうなるのか?搭乗券に Sapphire とあるので問題なく利用できると思うが、答は知らない。ラウンジを利用しなかったからではなく、そもそもがビジネスクラス利用だったので、ワンワールド・サファイア会員かどうかは関係なかったのである。

    マレーシアから帰ってくると、新しいステータスカードが届いていた。5万FOP到達のフライトからはちょうど2週間であった。

  • 6月のマイル修行、東へ西へ

    6月のマイル修行、東へ西へ

    FOP2倍の内に全国各地へ

    JMBステータス会員限定の「”お好きな1カ月間いつでも”JALグループ国内線FLY ON ポイント2倍キャンペーン」で指定した6月、沖縄への修行以外にも、本来なら月に1回程度に分散しても構わない各地への出張を、敢えてこの月にまとめることで、仕事と絡めながらFOPを稼ぐことにした。まあ、沖縄もなんだかんだで半分は出張のようなものになったのだが。

    出張先は北見、旭川、滝川、札幌、広島、福岡の6箇所。このうち、北海道の4箇所は、まず女満別空港まで飛び、表記の順に1度で回って、新千歳から帰ってきた。広島は帰路が新幹線、福岡は単純往復である。

    すべて、午前の遅い時間や午後一の安い便で行き、帰りは羽田行き最終便(たいがい、これも安い)。トップの画像は6月に何度も見ることになった22時台から23時台の羽田空港である。
     

    修行のまとめ

    クラスJが満席だった女満別行きを除き、すべて当日アップグレードか予約時点からクラスJを指定しており、また、現地で数泊しているので、修行と呼ぶにはいささかのんびりとしたものだが、本来ならたった一月の間にこんなに回らなくてもよいところを無理に詰め込んだ辺りが、敢えて言うなら修行らしい点だろうか。

    別記事にまとめるが、那覇3往復とマレーシア・ミャンマーの海外出張もあったので、6月は飛行機に乗ったのが15日になり、2日に1度は搭乗した計算になる。

    • 羽田 – 女満別 : 1,828FOP 7.54円@FOP
    • 新千歳 – 羽田 (Class J) : 1,736FOP 6.79円@FOP
    • 羽田 – 福岡 (往復 Class J) : 3,856FOP 8.32円@FOP
    • 羽田 – 広島 (特便割 Class J) : 2,208FOP 17.7円@FOP

    決まったのが直前で特便割しか取れなかった広島の単価が悪く、全体としては10円を0.05円ほど上回る結果となったが、まあ、仕事なのでよしとしよう。

    計算上では2日に1回ということになるが、実際には後半の海外出張だけで1週間以上使っているので、月前半の平日に関してはほぼ毎日飛行機に乗っていたような気がする。JMBクリスタル特典の羽田空港国内線のサクララウンジを10回利用できるクーポンも半分使い果たした。

    人生でこんなに飛行機に乗ることは二度とあるまい。万が一、もう一度ステータス獲得を目指すことがあったとしても、むりやり出張を組み合わせて全国を飛び回ることだけは止そうと思う。これならOKA – SINタッチ1回で2万FOP弱というほうが余程楽かもしれない。

    とはいえ、少しだけ飛行機に乗ること自体が楽しくなった。行ったことのない地方空港にふらっと飛んでみるのも、たまにはいいかもなどと妄想している。よくない傾向かもしれない。マイル修行僧の先輩諸氏が解脱した(=ステースタス獲得してJGCなどになった)はずなのに、翌年以降も懲りずに修行を続けていたりする気持が、今なら少しだけ分かるような気がする。まあ、もう一度同じことをやれと言わても、やりはしないが。

  • OKAタッチ修行?3連発 (3) FOPまとめ篇

    OKAタッチ修行?3連発 (3) FOPまとめ篇

    いざ当日アップグレードへ

    さて、今回の3回にわたるOKAタッチのまとめであるが、当初はファーストで一往復、往路クラスJに復路普通席の組み合わせで二往復の予定だったのだが、その内の1回で出発三週間ほど前に「座席変更のお知らせ」というメールが送られてきた。予約時に4Kを抑えていたのが、13Kだか14Kだかに変更されていた。

    変更の理由などはとくに書かれておらず、同じクラスJの窓側席なので、何度も乗っていれば偶にはこんなこともあるか、もしかしてVIPが乗ってくるの?1Aじゃなくて4Kまで動かすとなると、警護込みの要人?程度にしか思っていなかったのだが、しばらくしてから座席変更になる理由を1つ思いついた。

    そう、機材変更である。さっそくJALのサイトから予約詳細に進み、座席変更のページを見てみると、ファーストクラスのある機材に変更されていた。6月頭の便で、しかも、3週間を切ったところでのファーストクラス設定。まだ半分ほどが空席であった。そこからは毎日のようにファーストの空席状況をチェック、当日の朝の時点でまだ2席残っており、午後便だというのに10時過ぎには羽田空港に到着した。

    移動中に空席チェックすると残席1に減っており、モノレールを降りたらカウンターまで小走りで向かい、しかも、自動チェックイン機ではファーストクラスへのアップグレードが出てこず、間に合わなかったのかと諦めかけたのだが、グランドスタッフの方がこちらで見てみましょうかと調べてくださり、有人カウンターで無事に往路のクラスJをファーストにアップグレード、更に勢いで帰路の普通席もクラスJに当日アップグレードしてしまった。ああ、ますます薄れてゆく修行感…。
     

    OKAタッチのまとめ

    以上のようなわけで、ファースト往復、ファーストとクラスJ、クラスJと普通席の三往復となった。この順番で搭乗しており、3回目の帰路はあえてクラスJの空席があるかどうか確認しなかった。もちろん、修行感を演出するために。

    そして、ラウンジを利用しなかったのも、この時だけである。ファーストクラス利用時はもちろんのこと、羽田国内線出発時はキャンペーンで10回まで利用できるe-クーポンがあったし、那覇でも1度はマイルでサクララウンジを利用した。

    獲得したFOPと単価は以下の通り。

    • ファースト(特便)FOP : 10,640FOP = (984[区間マイル] x (0.75 + 0.5[ファーストクラス分]) x 2[FOP換算倍率] x 2[指定月2倍] + 400) x 2[往復分]
    • ファースト(先得)FOP : 4,920FOP (当日アップグレード)
    • クラスJ(先得)FOP : 6,688FOP = 984 x (0.75 + 0.1[クラスJ分]) x 2 x 2 x 2
    • 普通席(先得)FOP : 2,952FOP
    • 合計FOPとFOP単価 : 100,140円 / 25,200FOP = 3.97円@FOP

    さすがの羽田 – 那覇線に2倍キャンペーン、単価が4円を切っている。これでビジネスクラス利用で押し上げられた修行全体の単価を引き下げることができるというものだ。

    那覇の夜景

     

    本当の修行の話

    ちなみに、普通席往復にすれば、単価は3.15円程度にまで下げることが可能だ。往路は羽田を15時台、16時台に出る便、復路は那覇発最終便にすれば、シーズンにもよるがウルトラ先特で9千円から1万円弱で買える。ステータス会員限定のFOP2倍の指定月にすれば、片道2952、往復で5,904FOP獲得できる。

    これを9回繰り返せば解脱である。さすがにきついなあとは思うが、とにかく予算優先でJCGを目指す場合の最有力候補である。もっと極端な話をすると、17往復、35万円ほどでダイヤモンド獲得できる。まあ、FOP2倍キャンペーンに指定した対象月2日に1度以上は沖縄日帰り往復ということになるので、狂気の沙汰であるが。

    このようなOKAタッチ修行をする人がどれぐらいいるのか。正直なところ、極々少数であろうと思っていた。効率的なことは分かっているが、それを実行するとなると話は別である。ネットではよく聞く話であるが、言ってみれば都市伝説のようなものなのではないかと。

    ところが、当日アップグレードでファーストにした便に乗ったときのことである。15時発のJAL919便は羽田空港の混雑と季節外れの強い偏西風の影響で、通常よりも30分ほど遅れて、18時過ぎに那覇に到着した。このように到着が遅れて乗り継ぎ時間が短くなる場合、出口のところに搭乗ゲートの案内が出されている。

    この日も那覇から更に離島に乗り継ぐ便の情報が並んでいたのだが、それら離島便に混ざって、18:35発のJAL918便羽田行きの案内もあった。つまり、定刻であったとしても一時間後の918便で折り返す予約を持っている人が919便に乗っていたということである。本物のOKAタッチに勤しむ修行僧もちゃんといるのだ。

  • OKAタッチ修行?3連発 (2) 那覇篇

    OKAタッチ修行?3連発 (2) 那覇篇

    那覇空港ダイヤモンド・プレミアラウンジ

    OKA修行3回の内、一度だけは復路もファーストクラスだったので、この春にオープンしたばかりの那覇空港ダイヤモンド・プレミアラウンジも入ることができた。

    那覇空港には他のダイヤモンド・プレミアラウンジ設置空港と同様に専用保安検査場があるが、少し場所が分かりづらい。出発口Aの奥、一般の保安検査場とお土産屋エリアをロープで仕切っている左側、お土産屋側に回り込んだその先にある。

    那覇空港ダイヤモンド・プレミア専用保安検査場入り口

    ここを入るとすぐに保安検査場、そして、ラウンジ入り口へと真っ直ぐに続く。通常の出発口Aから進むと、いったん制限エリア内に入って反時計回りに遠回りするかたちになり、サクララウンジ対象者はこのルートとなる。那覇には羽田や伊丹にはあるJGC専用の入り口が内容である。

    今回のOKAタッチ3連発では、ダイヤモンド・プレミアラウンジだけでなく、マイルを使ってサクララウンジも利用してみた。もちろん、座席などにそんなに大きな違いがあるわけではない。時間帯の問題もあろうが、ダイヤモンド・プレミアラウンジ利用時は混雑気味(12時頃)、それに対して、サクララウンジはガラガラで(羽田行き最終便)、静かにゆったりと過ごせたのはサクララウンジの方であった。もっとも、昼の12時台にサクララウンジがどれだけ混雑しているのかは分からないが。

    一方、提供されている飲食の差は大きく、サクララウンジにはない軽食に加え、沖縄ならではの瑞泉酒造スパークリング泡盛リキュール LEGARE などがあった。他にもサクララウンジと共通で、泡盛の古酒やシークヮーサージュースもある。

    LEGARE は微かなパッションフルーツの香りも爽やかなキリッとした飲み口で、おもわず自分用に購入してしまった。このときは同行者もいたのだが、彼女もお土産にと購入していた。

    瑞泉 LEGARE

    那覇での宿泊ホテルは

    今回、OKAタッチ3連発といいながら、日帰りは1回だけで後は一泊している。ファースト往復時は沖縄出張の定宿ダブルツリー by ヒルトン那覇。いつものように快適に過ごすことが出来たが、もう一泊はあえて修行っぽいところにしてみた。ホテルストーク那覇新都心といい、モノレールのおもろまち駅から歩いて10分ほどのところにある少し変わったホテルである。

    ホテルストーク那覇新都心

    カプセルホテルではないが、おそらくは10平米いかない極々コンパクトな部屋に、小さなデスク、ロフトベッド、その下にシャワーとトイレという組み合わせになっている。テレビはドア上部、高いところにつけられていて、ロフトベッドに上がって見るようになっている。

    一泊4,000円を切っており、寝るだけだと考えればこれでも十分であろう。ホテルのすぐ横にはコンビニがあるし、歩いて5分ほどのところにはショッピングモールと大型のスーパーもある。1階には共用スペースがあり、お湯を沸かすこともできるし、フリードリンクのサービスもある。マイル修行などでとにかく総費用を抑えたいときには検討する価値がある。

    欠点を挙げるなら、天上に大きな梁があってロフト上では少し圧迫感のあることと、共用スペースやフロントロビーがとても狭く、そこでちょっと相談をというわけにもいかないことなどであろうか。また、大型のスーツケースを広げて荷物を整理するだけのスペースがないので、本当に仕事や旅行などで荷物が多いときにも向かない。

    宿泊プランや予約のタイミング次第では5千円程度になることもあり、そうなると、数千円の追加で宿泊できるホテルも多いので、後は正に予算次第というところであろう。清潔なところで寝られればよいと割り切れるのであれば、なんの問題もない。
     

    OKA修行の便利な情報

    最後に、那覇空港から一切出ないか、出ても1、2時間程度という本物のOKA修行の際に役立ちそうな情報をいくつか。

    まず、5月や6月の那覇空港のターミナルビルは冷房が弱いこともあり、限られた時間で急ぎながら移動したりすると暑くなってくる。扇子や団扇に、首筋や顔をさっと拭けるウェットシートがあると助かる。

    また、いくつかリラクゼーションのお店もあるが、いずれも1人か2人で満床になるような小さな施設なので、利用したい場合は早めに行った方がいい。到着フロアよりは上の階の方が空いていることが多い。

    時間がなくともせっかくなので沖縄料理を食べたいという場合、空港内のほとんどの飲食店で提供されており、制限エリア内でも食べられるので、困ることはないが、安く美味しくというのであれば、到着フロアにある写真のお店がオススメである。

    那覇空港沖縄ソバ屋

    もし、1、2時間ほど空港外に行く時間があるのであれば、モノレールで二駅目の小禄駅前にあるイオンのショッピングモール内には、フードコートに沖縄そばのお店もあるし、ゆっくりできるカフェもある。また、食料品売り場には簡単な沖縄みやげのコーナーもあるので便利だ。
     

  • OKAタッチ修行?3連発 (1) First Class

    OKAタッチ修行?3連発 (1) First Class

    FOP2倍の6月

    FLY ON ステータス会員限定の指定月JALグループ国内線 FLY ON ポイント2倍キャンペーンであるが、指定しておいた6月がとうとうやって来た。今月はクアラルンプールにも行くのだが、それ以外の期間は国内線乗りまくりである。

    実はあれこれと詰め込みすぎて相当な強行日程のため、到着地でも仕事以外にこれといって特別なことをするわけでもなく、一つ一つの搭乗記を書いてもつまらないから、沖縄とそれ以外の目的地の2つに分けて書くことにしよう。
     

    マイル修行と言えば那覇!

    羽田 – 那覇往復は最終的に3回おこなった。JCGを目指すと決めて最初にしたことは、すでに決まっていた3回の海外出張をJALやマレーシア航空のセール価格に便乗して、すべての行程をビジネスクラスに切り替えたことである。それだけで3万6千FOPほど。

    早い時期に確定した3回以外にも海外出張はあるだろうし、国内でも北海道と四国には出張で行くことが年に数回はあるので、まあ、放っておいても5万FOPに到達することはほぼ見えていた。

    しかし、実際にしんどいことは大嫌いであるが、人様のマイル修行ブログなどを読んでいると、なんだかんだ言って楽しまれているのが分かり、ちょっと羨ましくなったというか、真似事をしてみたくなったというか。

    そんなわけで、FOP2倍キャンペーンと絡めてOKAタッチするぞと一人で勝手に盛り上がってしまったのが3月(まあ、勝手に盛り上がるもなにも、最初から最後まで一人で勝手にやっているのだが)、4月には先輩修行僧のひそみに倣ってファーストクラス往復を予約したのだが、結局、それ以外にも2往復分(どちらも往きはクラスJ、帰りは普通席)、都合3往復分の予約を入れた。
     

    羽田空港ダイヤモンド・プレミアラウンジへ

    実際の利用順序とは関係なく、適宜まとめて書き記してゆくが、まずは羽田空港第1ターミナルのファーストクラス専用のエントランスから入ってゆく。

    羽田空港ファーストクラス専用エントランス

    この先には専用カウンター、専用保安検査場があって、そのままラウンジ入り口に繋がっており、待たされることなく、あっという間にラウンジの入り口である。

    エスカレーターを上がってラウンジ受付で他の人がサクララウンジに案内される中、ひとりダイヤモンドラウンジにどうぞと言われる優越感。いかん、いかん、完全に策略にはまっている。

    ダイヤモンド・プレミアラウンジ内はこんな感じ。

    羽田空港ダイヤモンド・プレミアムラウンジ

    おにぎりやパンなどの軽食もあることを除けば、サクララウンジとそんなに変わりがあるわけではなく、入ってしまえば何ということもない。当分、行くことはないだろう。もちろん、ラウンジにそうするだけの価値がないからではなく、こちらが対象外だからなのであるが。
     

    ファーストクラスの機内食

    さて、国内線でもファーストクラスだと機内食が出る。羽田 – 伊丹線などはものすごく慌ただしくなるらしいが、沖縄線は時間があるのでゆったりとしている。

    JALファーストクラス機内食

     

    JALファーストクラス機内食(2)

    ファーストクラスの機内食は月毎に3種類用意されていて、そのうちのどれかが提供される。羽田発か羽田着かでメニューが異なり、上中下旬で組み合わせが変わってゆく。

    上の写真は6月上旬羽田発便の機内食で、メインは豚の和風赤ワインソース。小鉢の揚げ鯛餡かけも美味しかった。下は羽田着便でメインがチキンのソテー、グリーンペッパーソースである。
     

    国内線ファーストクラスだけ?

    おそらくは国内線のファーストクラスにしかないサービスとして、機内用の充電用バッテリーがある。市販のモバイルバッテリーとは違い、iPad miniほどのかなり大ぶりなものである。

    機内用バッテリー

    写真の通り、USB-Aでスマートフォンも充電できるが、コネクターの形状さえ合えばノートパソコンにも使用可能なだけの容量がある。とはいっても、コネクターの種類は2種類しかなく、適合する機種がなんなのかは調べたこともない。というのも、Macには当然使えないからである。

    今は国際線機材だと座席にコンセントが備え付けられているので、おそらくは国内線ファーストクラスでしか見られない特殊サービスだと思うのだが、以前は国際線にもあったのだろうか?

    また、ファーストクラスのヘッドホンは国際線のビジネスクラスと同じノイズキャンセラ機能付きのものであった。ちなみに、メーカーはソニー。市販品だとどの型番なのかなどは知らない。と言うか、興味ない。

    ファーストクラスのヘッドホン

    この日は少し気温が低いということで、シャツの上にジャケットも羽織ってきたのだが、それだと暑すぎたようで汗を結構かいてしまい、ラウンジや機内のクーラーにあたっている内に少し寒くなってしまった。それで、機内ではずっと温かい緑茶を飲んでいたのだが、何度かおかわりする内に、温かいほうじ茶もあるが、次も緑茶でいいかと訊ねてくれた。このような金額には換算し得ないサービスこそがファーストクラスの真骨頂なのであろう。

  • バンコク修行 (4) 帰国は夜行便で

    バンコク修行 (4) 帰国は夜行便で

    ラウンジの混雑

    マイル修行BKKタッチならぬ、生臭坊主のバンコク旅行も(ちなみに、ホテルはいつものごとくHilton系列)、とうとう帰国である。帰りはJL718便、夜行の成田行きだ。

    最後はラウンジでゆっくりしようと少し早めにチェックインすると、次のような案内を渡された。サクララウンジが混雑しているので、JL218、JL718、JL738の3便利用者は21:40頃まではMiracle Loungeを利用して、サクララウンジの利用はそれ以降にというお願いである。

    22時頃の出発便がそんなに立て込んでいるのだろうかと調べてみると、21:55の羽田行きのみ。機材が777-200でビジネス、プレエコともに席数が多めであること、夕食の時間帯に重なることなど、いくつかの要因があるのだろう。

    そんなわけで、まずはMiracle Loungeに行ってみた。

    スワンナプーム国際空港のミラクルラウンジ

    スワンナプーム空港内には何カ所かのMiracle Loungeがあるが、今回行ったのはコンコースGにあるラウンジだ。ここはトランジットホテルも併設されている。

    同じMiracle Loungeでも場所によっては狭いところもあるので要注意。コンコースFにあるのは狭くて混み合っていた記憶があるが、コンコースGのラウンジは広くて快適である。場所としてはLevel 3のキャセイパシフィックのラウンジの少し先である。

    上のフロア Level 4はファースト・ラウンジとなっている。基本的にはカード会員向け、あるいは有償で入るラウンジだが、一部の航空会社の指定ラウンジにもなっているので、ファースト・ラウンジはそこのファーストクラス利用者やエリート会員向けなのであろう、多分。

    こちらは指定された時間以降に移動したサクララウンジの様子。それでもまだ3便分の乗客が対象のはずなのだが、確かに空いていた。

    バンコクのサクララウンジ

    食事のコーナーもご覧の通り。なにしろ、夜の10時である。それでも、ちゃんとカレーは頂いておいた。ラウンジのハシゴをすると食べ過ぎるというのが欠点である。どちらかでしか食べないなどという自制心はない。

    シャワーも待ち時間なしで利用することができた。その後も人はあまり増えなかったから、たいていの人はラウンジの移動などと面倒なことはせず、Miracle Loungeに留まっているのだろう。

    帰国便もJAL SKY SUITE

    両方のラウンジで遅めの夕食を取り過ぎて、ネットにつないで仕事を少しばかりしてから、搭乗ゲートに向かうと、すでにビジネスクラスの搭乗が始まっていたので、そのまま乗り込む。帰りも1Aである。

    JALボーイング787のビジネスクラス

    離陸前にペットボトルの水をもらい、離陸後しばらくして出された軽食と(寿司であった)、それに合わせて日本酒を少しもらっただけで、ベッドポジションにして眠りについた。言い換えるなら、うどんですかいは我慢した。

    座席には翌朝の朝食について、起こすのか否かと洋食か和食かの希望を書く用紙が置いてあった。バンコクから東京までのフライト時間は短いので、食事よりも睡眠をという人も多いだろう。

    ビジネスクラス機内食

    自制心のない筆者はもちろん起こしてもらい朝食をいただく方を選択した。3時間ほどの睡眠の後、朝食は和食でご覧のような内容。そもそも、普段、朝にはパンとコーヒーしか取らないので、ちょっと多すぎたかもしれない。

    よくよく考えてみれば、前夜から食べ通しである。ミラクルラウンジで軽く食べたのが21時、サクララウンジでカレーを食べたのが22時、機内の軽食が0時過ぎ、そして、朝食が4時前である(すべてタイ時間)。

    BKK修行のまとめ

    さて、今回のバンコク修行の獲得マイルとFOPであるが、

    • 往復マイル 11,116miles
    • 往復FOP 11,558FOP
    • 単価 12.97円@FOP (149960 / 11558)

    一挙に1万FOP以上を獲得するものの、ビジネスクラスなので単価は10円を上回っている。

    JAL SKY SUITE ビジネスクラス、サービスも設備も最高であった。これまでもバンコク出張の際は、往路は羽田発、帰路は今回と同じ成田行きで、往復とも夜行便を利用することが多かった。しかし、プレミアムエコノミーだったので仮眠程度しかとることができず、さすがに翌日は睡魔との戦いである。これがビジネスクラスだと短時間だとはいえぐっすり眠れるので、体力的にはかなり楽である。

    それなら今後は毎回ビジネスにするのか。今回はたまたまバーゲン価格で購入できたのだが、これを通常のBusiness Saverで利用するとなると20万強、いかに魅力的なサービスとはいえども常用するには我が財力が足りないなあというのが、今回のBKK修行の総括である。

    いや、だから、こういうのは修行とは言わないのである。