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  • 修行だからOKAタッチのはずが

    修行だからOKAタッチのはずが

    翌日のファーストクラス予約状況

    スカイライナーの車内から羽田 – 那覇のファーストクラスを特便割で予約したときは、販売開始15分後にはすでに特割分の全席が売り切れており、この切符の人気の高さを実感した。帰りもファーストにすると同じ機材の折り返し便になるので、それは避けたということも書いた。帰路の分として同日最終便の普通席もその日のうちに予約してあった。

    さて、その翌日、もはやJALウェブサイトの空席照会・予約ページには何の用もないはずなのに、余計な好奇心が頭をもたげてしまい、10時頃に今日も無事に(?)売り切れてたかなと空席検索をしてみた。すると、この日の発売分はまだ2席も売れ残っていたのである。

    そして、「逆区間」をクリックしてしまったのが運の尽き。なんと、まだ那覇 – 羽田の午後便のファーストクラスが残っていたのだ。

    なお、更にその翌朝、販売開始から24時間経った時点でも、那覇発は全便で特便割ファーストクラスが売れ切れているが、羽田発は全便空席があった。火曜発は出足が悪いのであろうか(なお、羽田発午後便のファーストクラスは、昼過ぎには売り切れていた)。
     

    もちろんファーストを予約してしまった

    さて、OKAタッチ修行予定日の翌日のファーストクラスに空席があるのを見てどうしたのかいうと、もちろんのこと、予約したのである。そして、途中で気が変わらないように、その勢いで支払いまで済ませてしまった。これで変更不可である。

    前日に往きのファーストクラスの直後に予約しておいた復路の普通席はキャンセルした。幸か不幸か、復路分はまだ予約だけで購入していなかったのだ。もちろん、前日予約の復路はそのまま活かして、羽田泊、早朝便で那覇に向かい、ほぼとんぼ返りで帰りのファーストクラスというのも考えた。初日は那覇で十分な時間を取っているので、その気になれば羽田往復も可能である。

    初日午前
     羽田 – 那覇 (ファーストクラス確保済)
    午後
     那覇 – 羽田
     羽田 – 那覇

     那覇 – 羽田 (確保済)
    2日目早朝
     羽田 – 那覇
    午前
     那覇 – 羽田 (ファーストクラス確保済)

    こんな感じである。これでも初日は同じ機材での折り返しにはならないで済む。2日で東京 – 沖縄を3往復、獲得できるFOPは22,448ポイント…、とここまで考えて馬鹿馬鹿しくなり、初日夜の那覇からの普通席をキャンセルした。
     

    OKAタッチとはなんぞや

    さて、修行として羽田 – 沖縄の強行日帰りのはずが、なぜかファーストクラスで往復の上、現地に一泊することになってしまった。これでは修行ではなく旅行である。

    一泊するとはいっても朝には那覇を出るので、ゆっくりと観光する暇はなく、市内で沖縄料理でも食べてお終いなのだが、ホテルをどこにするのか思案中である。いつものように、ヒルトン系列にするか、それとも、せめて宿ぐらいは修行らしく超格安の宿にするか。

    先輩修行僧の方のブログで、比較的便利な場所に一泊4千円以下のドーミトリーのような宿があるというのを見て、それも面白いかなと考えている。どうせ、夜は遅い時間まで市内にいて、後は寝るだけなので、部屋が清潔でさえあれば、それ以外のことは気にならない。

    沖縄にはDouble Tree by Hiltonが2つもある。1つは首里城の方で今回利用するにはいささか不便であるが、Double Tree by Hilotn 那覇はモノレールの駅からも近いし、そもそも、空港から近い。しかも、Hilton Honorsの割引で1万円以下で泊まれるのだ。

    しかし、そうなると、もはやOKAタッチの話はどこにいったという感じで、ほんとうにただの贅沢な旅行と成り果ててしまう。いっそのこと、今回とは別に、6月中に本当のOKAタッチにチャレンジするか。
     

    獲得予定のFOPはどう変わる

    ファースト往復に変更した結果、獲得予定のFly On ポイントは一挙に10,640FOPとなった。支払総額は50,780円なので(おかしい、2万円以下で那覇往復のはずだったのに…)、単価は4.8円@FOPと少し落ちた。

    そう言えば、これを5回繰り返して、総額25万ほどでJMBサファイアに到達するという修行方法もあったような。

  • Skylinerの車内から沖縄行きを予約

    Skylinerの車内から沖縄行きを予約

    OKAタッチをしてみよう

    当初は修行のような辛いことはしたくないという気持の方が大きかったが、色々な先輩修行僧のブログなどを読んでいる内に、せっかくJGCを目指しているのだから、いくら生臭坊主の類だとはいえ、少しは修行っぽいことでもしてみようかという気になってきた。OKA – SINタッチはさすがにきついので(体力的に)、OKAタッチ、つまり、用もないのに羽田 – 沖縄往復当たりが現実路線であろうか。

    それもどうせなら、国内線FOP2倍月に指定予定の6月にすると効率がよい。そして、6月後半はマレーシア行きなので、行くなら前半しかない。2ヶ月前の今が正に航空券の販売開始時期なのだ。

    ところで、SINタッチという表現はよく見かけるが、OKAタッチという言い方はあまりしないのかな。
     

    ファーストクラスは2ヶ月前から発売開始

    予約を入れるのが2ヶ月前ということは、先特割ではなく特便割で買うということである。そして、特便割にするということは、そう、今回はファーストクラスで沖縄に行こうという計画である。

    ただし、往路はファーストクラスであるが、那覇からの帰路は普通席の予定である。今回はOKAタッチなので日帰り前提である。遅くなる分には構わないが、思いつきで朝早い出発は個人的には難しい。羽田行きのファーストクラスのある便は、余り遅い時間帯には設定されていないので、午後早い便で東京に戻ってくるためには、それなりに朝早い便で沖縄に向かうしかなく、それは時間的に厳しいのだ。

    もちろん、乗ってきた便でそのまま折り返せばいいのだが、それだけは避けたいところである。ファーストクラスでそんなことをしたら、まさに精神修養になってしまう。
     

    そんな日に限って

    平日とはいえ、羽田 – 沖縄のファーストクラス席の確保はたいへんである。昼休みなどにのんびりとサイトをチェックしていては、たいてい時間帯のよい便は売り切れのことが多い。ということで、販売開始の9時半と同時にサイトにアクセスすることに決めたのだが、そんな日に限って朝から出かけなくてはならなくなった。

    なんと、スカイライナーで成田空港に向かうことになったのだ。といっても、海外に行くわけではない。それどころか、飛行機に乗りさえしない。本来の目的地は成田の市街地なので、実は空港に行く必要性さえない。

    ただ、せっかく成田まで行くのだから、ついでに空港まで行って、マレーシア航空のA380でも見てみようと思ったのである。
     

    スカイライナーの車内から

    そんなわけで、決戦の9時半(?)はスカイライナーの車内で迎えることになった。本当はスカイライナーでなく、料金不要のアクセス特急でもよかったのだが、航空券の予約を落ち着いてするためにあえてスカイライナーにした。

    あらかじめ、JALのサイトにアクセスしログインすると同時に、検索フォームに条件を入力、あとは9時半と同時に「検索する」をクリックするだけという状態にしておいた。

    京成スカイライナーの車内

    実際、空席を確認して便を選んでというところまでは問題なく進んだのだが、それにも関わらず、車内の振動で手が滑り、変なところで前のページに戻ってしまいエラーが出た。

    これはまずい、最悪、日程変更かと思いながらも、もう一度、サイトのトップから取り直したところ、なんと残席2の表示。あぶないところであった。9時15分にもう一度見てみると、すでに売り切れた後であった。
     

    獲得予定のFOPは

    さて、今回の復路は羽田行き最終便の先特割である。日帰り修行とはいえ、半日は滞在して沖縄料理でも楽しんでくるつもりだ。

    往復で獲得できるFly Onポイントは8,272FOP(2倍キャンペーン適用含む)。

    • 往路 : ファーストクラス 5320FOP
    • 復路 : 普通席先特割 2952FOP

    それに対して、チケット代金は34,780円なので、単価は4.2円@FOPである。もし、往復普通席のいちばん安い便で往復すれば、FOP単価は3.04円になった。本当に羽田 – 沖縄線は効率がよい。

  • 陸マイラーじゃないので、やらないこと (2)

    陸マイラーじゃないので、やらないこと (2)

    年に数十万マイル?

    買い物でたまるポイントだけで無料航空券を手に入れるには、相当な金額を買わないといけないということを前回確認した。

    それでは、年に何十万マイルもためていると豪語する人たちは、どのようにしているのかというと、ポイント交換サイトというのに登録しているのだ。ポイント交換サイトのメリットの1つは様々なところでたまるポイントを1ヶ所に集約できるということだが、実はそれだけでも十万マイルなど夢のまた夢。

    それでは、いったいどうすればマイルを大量に集められるかというと、ポイント交換サイト内で紹介されている高額案件をこなすのである。

    ここでいう高額案件とは一度に1万ポイント近くももらえるようなもので、具体的にはクレジットカードの新規発行とFX口座の開設と利用という2種類が多い。毎月カードを1枚つくってFX口座を1つ開設すれば、それだけで年に25〜30万ポイントぐらいはたまる。

    だいたい2ポイント→1マイルというのが一般的な交換レートなので、30万ポイントで15万マイルということになると、後はカードの利用や実際に飛行機に乗ってみる(!)などで3万マイルためれば、ヨーロッパやアメリカ本土までビジネス往復、あるいはシドニーまでファースト往復ができる。もちろん、二人分の計算である。
     

    クレジットカードの大量発行はお勧めできない

    FX口座は口座維持費が無料のところなら、初回の取引だけして儲けようが損しようが二度と使わなければ大した害はないが、ポイント欲しさにクレジットカードを大量発行することはお勧めしないし、実際、自分でも絶対にやらない。

    陸マイラーさんたちのブログを見ていると、クレジットカードの大量発行がよろしくないこと自体は認識しているようで、カード発行は月に1枚までに抑えていると書いている方が多いが、私に言わせれば、それでもやり過ぎである。陸マイラー活動という枠組みを外して、一般的な常識の範囲で考えれば、毎月のように新しいクレジットカードを発行する人などまずいないことは明かだ。

    確かに、それなりに収入のあるサラリーマンなら、月に1枚程度作り続けてもだいじょうぶかもしれないが、たかだかポイントであり、所詮はマイルである。自らの信用情報を賭けてまで狙うようなことではないと思うのだが、逆にサラリーマンであるからこそ、少々の傷がついても関係ないとも言える。

    もちろん、自分が本当に欲しいと思っていて、ということは、作った後も日常的に使う予定のあるクレジットカードがポイントの対象になっているのなら、せっかくなのでポイントサイトから申し込んで有り難くちょうだいしておけばいい。それは正当な権利であるから。
     

    穏やかな(?)使い方

    オンラインサービスの無料会員登録というのもそれなりの高額案件として多いが(音楽、動画、電子書籍などの配信サービスが大半)、たいていの場合、初月は無料お試しでそれ以降は月会費が発生というパターンである。これなど逆に利用しないという手はない。

    そもそもがポイントサイト経由でなくとも無料お試しというのは儲けられているし、例えば、音楽配信サービスに申し込もうと考えているとして、アップル、アマゾン、グーグル、楽天などなど、どれに申し込めばいいのか色々試して検討したいと思うのが普通である。

    このような普通の使い方の範囲内でポイントを稼ぐ分にはまったく問題ない。そう、問題はないのだが、私の場合はたいてい直接申込み済みで、当たり前だが、こういうのは初めて利用する人のみが対象なので、ポイントをもらえた例しがない。また、もらえたとしても、せいぜいが数百ポイント程度である。

    筆者の場合、カード利用(発行ではない)で数万マイルは貯まるが、ほぼそれだけである。ポイント交換サイトも以前にアカウントを作りはしたものの、この記事を書くためにあらためてログインしようとしたら、パスワードが分からなくなっている有り様だ。
     

    もう一度、陸マイラーについて

    飛行機に乗ることなど滅多にない。しかし、年に1度ぐらいは海外旅行に行ってみたいし、どうせ行くなら上級クラスで贅沢をしたい。そして、航空券が無料にできるなら、その分でホテルなどを豪華にしてみたいというのは、ごくごく当たり前の感覚であろう。

    それを実現するために、日々、細かな陸マイラー活動に勤しむ方々のこまめさは実に賞賛すべきものである。だけど、自分にはできない。自分にできないことを実行できるのは素直に尊敬に値する。

    筆者は毎日の支払の大半をクレジットカードや電子マネーにしている、ほぼキャッシュレス生活なのだから、うまくやれば更に多くのマイルをためることができるのであろうが、そのためにはどうすればいいのか、それを考えるのが面倒なのだから、根本的に向いていないのであろう。

    なお、当初、この記事は「修行じゃないので、やらないこと」というタイトルをつけていたのだが、具体的に書き始めてみて、OKA-SYNタッチは無理だと思うが、無意味に羽田 – 那覇往復だとか、沖縄離島アイランドホッパーの旅とか、なんだかとても楽しそうなので、むしろ、やってみたいという気になってしまった。

  • 陸マイラーじゃないので、やらないこと (1)

    陸マイラーじゃないので、やらないこと (1)

    陸マイラーはたいへん

    最初に断っておくが、私は陸マイラーを否定するものではない。マイレージプログラムの本筋ではないという反論もあろうが、ユーザーへの権利として公認されていることを極限にまで行使するだけのことであるし、陸マイル活動で付与されるマイルの原資は、広告主からの回収ということになるので、航空会社に一定程度の利益をもたらしてもいるはずだ。

    そもそも、陸マイラー活動には日々のこまめさと計画性が必要であり、むしろ、突きつめている人などは尊敬に値する。

    陸マイラー、つまり、飛行機には乗らずに陸上でマイルをこつこつと貯める人たちのことである。長いこと、「りく」マイラーだと思っていたが、今回、この記事を書くに当たって調べ直してみると、「おか」マイラーと読むらしい。

    それはさておき、搭乗マイル以外でどうやってマイルをためるのかというと、すぐに思いつくのが、買い物などでためたポイントをマイルに交換することであろう。

    しかし、クレジットカードでの買い物で直接マイルがたまるのはJALカードやANAカードぐらいのものだろうから、多くの場合、ポイント交換ということになる。その際に、まずどこにポイントをためるか、貯めてポイントをどのようなルートを使ってマイルに交換するか、などなど、多くの細かい点を考慮しなければならない。

    残念ながら、筆書はそのような日々の着実な活動の遂行が可能なほど細やかな性格をしていない、いや、率直に言って、自分でもたまに呆れるぐらい出たとこ勝負なので、陸マイラー活動など無理である。それゆえに最初から手を出しませんよという宣言である。
     

    買い物だけでマイルをためることの困難さ

    さて、クレジットカードでの買い物でたまるポイントというのは通常0.5%、JALカードのショッピングマイル・プレミアムに登録して特約店で買い物をしても2%止まりである。カードを100万円使っても2万マイルということだ。

    たとえば、夫婦で年に1回ハワイへ特典航空券で行こうとすると、JALカード割引で1人3万9千マイル。2人分で7万8千マイルが必要ということになる。これをすべてショッピングマイルだけで賄おうとするなら、すべて特約店で買い物したとしても、年に390万円の利用が必要となる。月に均して32万5千円である。

    せっかくなのでビジネスクラスで行こうなどと考えると、曜日限定特典航空券でも7万マイルなので、ざっと2倍。つまり、年間700万円の買い物ということになる。現実的にすべて特約店というのは難しいと思うので、月に100万円ぐらいは利用しないといけない。言い換えるなら、まあ、普通は無理ということである。

     

  • FOP2倍キャンペーンは6月にして沖縄へ?

    FOP2倍キャンペーンは6月にして沖縄へ?

    国内線FOP2倍キャンペーン

    JALがFLY ONステータス会員限定で行っている、「”お好きな1カ月間いつでも” JALグループ国内線FLY ON ポイント2倍キャンペーン」は、自分があらかじめ指定した月に獲得した通常のFOP(つまり、ボーナスポイントは除く)と同数分のFOPを追加でもらえるという、FOPでステータスを獲得しようと考えている人にとっては、最大限に利用すべき内容となっている。

    FOPポイントは予約クラスに応じて獲得したマイル数を、国内線の場合は2倍、アジア・オセアニア方面は1.5倍したものとなる(それ以外のアメリカやヨーロッパは獲得したマイルと同ポイント)。この国内線FOP2倍キャンペーンは、すでに国内線で2倍になっているものの2倍なので、獲得したマイル数の4倍ということになる。特便割などで得られるボーナスポイントがそこに追加される。ボーナスポイントは2倍にはならない。

    FOP2倍キャンペーン

    いいことずくめのキャンペーンであるが、ひとつだけ注意すべきことがあるとするなら、対象月の7〜10日程前までに、あらかじめ自分からWEBで指定しないといけないという点である。

    今月はいっぱい乗ったからにばいにしたいと、搭乗実績に基づいて事後で指定できるわけではない。まあ、あまり無計画に飛行機に乗りまくる人は少ないであろうから、純粋に修行する人にとってはさしたる問題とはならないであろうし、筆者の場合、国内出張の時期をある程度自分でコントロールできるので、あらかじめ特定の月に詰め込むという手が使える。

    しかし、純粋に業務として会社から出張に行かされる場合、その直前にならないと日程が決まらないということも多いであろうから、サラリーマンが効率的にこのキャンペーンを活用するのは難しいかもしれない。
     

    6月を指定することに

    筆者の場合、どうせなら早めにこの2倍キャンペーンを使ってしまって、さっさとサファイアを獲得した方がいいので、年の前半なるべく早いうちにと思っていた。5万FOPに達した段階で、翌年を待つことなく先行サービスとしてサファイア会員向けの優遇サービスを受けられるからだ。

    しかし、この2倍キャンペーンは4月から翌年3月までが対象期間で、今年の3月までを指定するには前年度のステータスと前年度中の指定が必要である。筆者の場合は対象外である。

    その後も、4月は少し忙しくて出かける機会が少なそうであるし、5月は最初がゴールデンウィークで航空運賃が高いし、後半にはバンコク行きがある。バンコク行きなので国内線2倍キャンペーンの対象外ということもあるが、この出張は1週間ほどの長めの滞在になる予定で、ゴールデンウィークと合わせると、5月の半分ぐらいは国内線に乗らなさそうである。

    というわけで、6月をFOP2倍月に指定するのが最短ということになる。もちろん、マレーシア行きが下旬にあるのだが、マレーシア滞在は短めであること、帰国後の月末に私用で北海道に行く予定も入っていること、月の前半は時間が取れそうであるなど、6月は好条件が重なっている。

    なんなら沖縄まで無意味に往復してみるのもいいかなと考えてもいる。いかにも修行僧らしくなっていいではないか。
     

    沖縄線で獲得できるFOPを試算する

    FOP2倍キャンペーン適用月に羽田 – 那覇を往復すると、どれだけのFOPが獲得できるのか、例によってJAL公式マイルとFOPを計算できるページから確認してみた。

    羽田 – 那覇の基本区間マイルは984miles。

    • ファースト (特便割) : 984 x (0.75 + 0.5) x 2 x 2 + 400 = 5320FOP
    • クラスJ (特便割) : 984 x (0.75 + 0.1) x 2 x 2 + 400 = 3744FOP
    • クラスJ (先特割) : 984 x (0.75+ 0.1) x 2 x 2 = 3344FOP
    • 普通席 (特便割) : 984 x 0.75 x 2 x 2 + 400 = 3352FOP
    • 普通席 (先特割) : 984 x 0.75 x 2 x 2 = 2952FOP

    これが片道で獲得できるFOPだ。0.75倍というのは特便割や先特割の積算率、プラス0.5や0.1はファーストクラスかクラスJ分、2倍が2回あるのが元々の国内線2倍と今回のキャンペーンによる2倍である。
     

    FOP単価もかなりよい数字に

    効率などは考えずにFOP単価だけ見れば、先特割の普通席が圧倒的である。この時期なら最も安い便だと往復で2万円を切ってくるので、その単価はなんと3.3円@FOP前後となる。

    その一方で、ファーストで往復すれば一発で1万FOP超えである。5回出かけるだけで5万FOPを獲得できるのだ。羽田 – 那覇4往復で42,560FOP。これにJALカードの初回登場ボーナスの5,000FOPを足せば、残るは2,440FOPのみとなる。普通席で那覇往復でもいいし、札幌や福岡にファーストクラスで行くのもよい。残念ながら、羽田 – 伊丹の往復ファーストクラスでは特便割でも少し足りない。

    6月の特便割運賃は執筆時点ではまだ出ていないので、あくまでも試算による目安ではあるが、最安便のファーストクラス往復で4万9千円程度、単価は4.6といったところである。なかなかの数字だし、たったの5回で楽々とJGCに到達できるのもよい。ただ、普通席の単価3.3と比べると見劣りするのと、沖縄線のファーストクラスの予約を取るのがけっこう大変である。

  • 50回乗るか、50000FOP飛ぶか (2)

    50回乗るか、50000FOP飛ぶか (2)

    具体的にどのような修行をするのか

    50回の搭乗でJCGの資格を得ようとするとどうなるのか。回数を稼ぐためには、具体的にはどのような方法が効率的なのか。そもそも、商用で頻繁に飛行機を利用することのない人が、いかにして年間50回も搭乗するのか。

    もちろん金と時間が許すなら北海道でも沖縄でもハワイでも、どこにでも好きなところに25回旅行すればいいのだが(まあ、そんなことをすれば、50回乗る前に5万FOPを達成できるであろうが)、現実には、なるべく距離が短くて安く乗れる路線を1日で何往復かするという荒行となる。

    1日に何往復もするのは、貴重な休日を修行のためだけに潰してしまわないよう、まとめて回数を稼ぐためであるらしいが、これが独り身で休みを自由に使ってよいのであれば、分散させて1日当たりの搭乗回数を減らすこともできる。もっとも、空港までの交通費などを考えれば、まとめて修行した方が安上がりではある。
     

    福岡 – 宮崎をひたすら往復する荒行

    回数修行の場合、具体的には福岡 – 宮崎線や沖縄の離島航路などがメジャーで、例えば、2018年の春ダイヤでいけば、朝7:10に福岡を出て、夜の21:45に福岡(!)に到着するまで、1日で4往復、8回搭乗できるのである。福岡在住でなければ、前後に宿泊が必要となるが、これに福岡空港までの往復2回も追加されるので、このような修行をたったの5回行うだけなのだ。

    実際にこの荒行に挑んだ方たちの報告記は、感心するやら呆れるやら、実に楽しいものである。とりわけ、時間を無駄にしないために目的地に到着後、すぐに折り返しの便に乗ろうとすると、機材やキャビンアテンダントが変わらないので、先ほどお別れしたばかりの客室乗務員に出迎えられるという、この上もなく恥ずかしい思いをすることになる。挑戦者の誰もが口にするこの事態には同情の念を禁じ得ない。

    あくまでも机上の空論として述べるなら、羽田 – 伊丹線でも1日に4往復できる。機材が大きく乗客の数も何倍にもなるので、まあ、気恥ずかしさは軽減されるかもしれない。やったことはないし、やるつもりもないので、実際のところ、どうなのかまでは分からない。
     

    OKA-SINタッチという修行

    一方で、50,000FOPをためようという場合の有名な修行方法は、OKA-SINタッチと呼ばれている。OKAとSINはそれぞれ、那覇とシンガポールの空港コード、タッチとは正にその名の通り、シンガポールにタッチするだけで観光も何もせずにとんぼ返りするという意味である。

    那覇 – 東京(羽田・成田) – シンガポール – 東京 – 那覇という経路のチケットを手配すると、単純に東京からシンガポールまでの航空券に加えて、那覇と東京の往復が一万円程度の追加で購入でき、なおかつマイル、ひいてはFOPの積算率も高くなるという、コストパフォーマンスにも獲得効率にも優れたプランである。さらに、全体の日程をできる限り短くするため(居住地と那覇の間の移動が前後に加わることになる)、シンガポールでの滞在時間をできるだけ短くする、なんなら空港から出ないというものである。

    体力的には相当きついものになるが、OKA – SINタッチはすべて機中泊とすることも可能で、これも2018年春からのダイヤで見ると、羽田を朝7:55に出て那覇に向かった後、シンガポールのチャンギ空港にたった1時間半だけ滞在し、翌日の16:45には羽田に戻ってこれるのだ。週末だけで完結させることができて、もちろん、帰りも那覇に寄っている。

    予約クラスによって獲得できるFOPは大きく異なってくるのだが、例えば、国際線部分で100%積算のプレミアムエコノミーを利用し、最初と最後の羽田 – 那覇往復は安い先得系の運賃で購入したとすると、18,424FOP獲得できるので、たったの3回シンガポールに行くだけで上がりである。
     

    正真正銘のタッチは非現実的

    シンガポールで乗ってきた飛行機でそのままとんぼ返りする正真正銘のSINタッチだと、宿泊費が要らないので修行費用も安く上がりそうな気もするが、実はそう簡単な話ではない。最低旅程日数という問題があるのだ。

    Economy Saverなどの安い航空券に設定された最低旅程日数の制約は、JALの場合たいてい3日のことが多く、正真正銘のタッチだけだと2日で帰ってくることになるため正規エコノミー航空券となり、うまくいけば6万円程度のところが、40万超えになってしまうのだ。

    そこまで縛りのきつくないプレミアムエコノミーでも、3日あれば12万円程度のものが、2日だと25万円に跳ね上がる。予算よりも日数の方が重要という場合は、エコノミーではなくプレエコの方が安上がりであるが、たいていの場合バーゲン運賃が設定されているプレエコに、倍の金額を払うことになるのは馬鹿馬鹿しい。

    というわけで、ほとんどの場合、シンガポールに一泊して帰ってくることになる。3日というのは現地に3日滞在しないといけないわけではなく、日本出発日、中1日、そして、帰国便の出発日という数え方でよいので、現地1時から2時頃に出る夜行便で帰ってくれば、シンガポールには一泊ということになるのだ。
     

    せっかく行くならシンガポール観光は?

    もちろん、せっかく一泊するのだからシンガポール観光をというのは至極当然の発想であるが、世の中には実に恐るべき方々がいるもので、いわゆるダブルホルダー、JALとANAの両方で修行をしようという人の曰く、もう何回もシンガポール行ってるから今さら見るところもないのだそうだ。

    げに恐ろしきは修行僧である。

    まあ、そのようなある種の殿上人のことは置いておくとして、JALのフライトスケジュールだと、土曜の日中に沖縄から成田経由で飛んでシンガポール着が日付が変わる頃、その夜はシンガポールに宿泊して、月曜になってすぐ、深夜の2時頃にシンガポールを出て羽田に朝10時頃着というのが最短プランであろう。この場合、日曜をまるごとシンガポール観光に充てることができる。
     

    楽しく快適にFOPをためましょう

    マイル修行の厳しさについて見てきたわけだが、ただただ出張時などに楽をしたいというだけの私にとって、ハードな修行を積むというのは本末転倒。いかに楽しくステータスを獲得するかが問題となる。したがって、回数勝負はあり得ない、というか、やれと言われても無理。

    ちょうど、JCGを目指そうと思い立ったときに、JALとマレーシア航空でビジネスクラスのセールをやっていたので、それらを最大限利用して、どのみち乗らないといけない出張時のチケットを手配して計画を立てることにした。通常、東南アジアへの出張はプレミアムエコノミーの利用が認められているので、そこに自分でいくらか追加してビジネスクラスにしようという魂胆だ。もちろん、差額自己負担でのアップグレードや、勝手にダウングレードして差額を得ることも認められている。会社に黙ってズルをしようというのではない。

    5万ポイントの獲得で上級会員を目指す場合、FOP単価という考え方がよく言われていて、これは単純に支払った航空運賃を獲得したFOPで割っただけにもの。つまり、1FOPを稼ぐのにいくらかかったのかというコストである。

    ビジネスクラスを利用するとコスト的には優秀というわけにはいかないが、いずれにせよ必要な経費とビジネスクラスとの差額だけを考えるなら、そう悪い話でもなかろうと思っている。具体的な計画はまた別記事にて。

  • 50回乗るか 50000FOP飛ぶか (1)

    50回乗るか 50000FOP飛ぶか (1)

    サファイア会員に至る道

    さて、JALのマイレージプログラムJMBには通常会員の他に、上から順番にダイヤモンド、サファイア、クリスタルという3段階の上級ステータスが存在している。このステータスを獲得するには、ステータス毎に決められた規定回数以上乗るか、規定距離以上乗るか、二通りの方法がある。

    回数にせよ距離にせよ、元来がお得意様を優遇するための制度なので、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆と年に3回乗る程度では、到底到達し得ない数字である。年に3回、往復で6回でサファイアのステータスを獲得しようとすると、ニューヨークやロンドンまでファーストクラス利用という話になってしまう。当たり前だが、最上級ではないサファイア会員よりもファーストクラス利用客への優遇の方がはるかに上である。

    余談ではあるが、これがANAだと必ず距離で稼がないといけなくなるので、JALの方が上級会員を目指しやすいというのは、マイレージ修行をしようとする人たちの間では有名な話、というよりは、常識の類らしい。もっとも、後で説明するとおり、この規定回数以上乗るというのが、並大抵のことではないのだが。
     

    JALグローバルクラブに入会するには

    さて、今回、筆者が目指しているのは、単純にJMBのサファイアのステータスだけではなく、JALグローバルクラブ JGC の会員になることである。

    この記事を読もうというほどの人には既知の事実であろうが、念のために書き記しておくと、JGCというのはJMBでサファイア以上を獲得した人のみが招待される、JMBとは別個の会員制度で、指定されたJALカードを所有していることが入会の条件となる。

    1度でもいいからサファイア会員になって、ひとたびJGCに入会すれば、対象のJALカードを保有し続ける限り、サファイアとほぼ同等のステータスがずっと与えられるというものである。

    したがって、JGCを目指すということは、とりもなおさず、JMBでサファイア以上を目指すというこである。その方法が二通りということだ。それでは順番にその詳細な条件を見てゆこう。
     

    年間に50回搭乗する修行僧

    回数でJMBのステータスを獲得しようという場合、話は至極単純である。サファイアを手に入れるには年間で50回の搭乗が必要である。対象期間は1月1日から12月31日まで、ワンワールド便もマイルが付与される予約クラスなら搭乗回数としてカウントされるが、50回の内の少なくとも25回はJALグループ便でないといけない。

    往復だと2回とカウントされるので、月に2回飛行機で出張に行く人はそれだけで48回となる。後は旅行ででも1往復すれば上がりである。このように頻繁に利用する乗客を優遇して、競合他社に流れないように囲い込むというのが本来のマイレージプログラムの趣旨なので、仕事でよく乗るという人には到達しやすい仕組みとなっている。

    しかし、仕事などで月に何回も乗るというのではなく、純粋に上級ステータス獲得のためだけに50回搭乗しようという有徳の御仁も世の中には存在している。この場合、正に飛行機に乗るために乗るという、普通に考えてみれば意味のないことを50回も繰り返すのだ。修行のように険しい道を究めようとしているという意味で、尊敬の念を込めて(と同時に、やや自嘲気味にも)修行僧と呼ばれている。

    しかし、私はよく乗ってふた月に2回(=1往復)がいいところだ。それとは別に家族旅行で使うかなという程度。これでは1つ下のランクである「クリスタル」の基準である30回の半分がようやくといったところである。

    今年は搭乗する機会が増えそうなのだが、それでも月に1回程度であろう。年に数度の家族旅行も飛行機にして、ようやくクリスタルである。かといって、不足分をひたすら飛行機に乗り続けるという修行、というか、苦行の類は苦手である。

    実際、筆者が昨年クリスタルに到達できたのは、回数ではなく、次に挙げる距離によってであった。
     

    50,000FOP稼ぐ

    距離でステータスを得ようという場合、単純に飛んだ実距離でもなければ、付与されたマイル数でもなく、Fly On Point、略してFOPという単位が使われる。予約クラスに基づくマイルの積算率であるとか優遇率であるとかを掛け合わせ、さらにボーナスポイントがつくこともある、この上級会員の資格獲得のための独自概念である。

    計算方法はちょっと複雑ではあるが、JAL公式サイト内から計算することもできるし、まあ、この辺りの話は本当の意味での修行僧達のブログなどに詳しいので、私などが屋上屋を重ねることもあるまい。

    とにもかくにも、このFly On Pointを貯めて、50,000に到達すること(内25,000FOPはJALグループ便)が必要条件となる。昨年はこれが3万ポイントに到達したので、JMBクリスタルを獲得することができたが、クリスタルではJGCに招待されないので、今年はその一つ上を目指そうというわけである。
     

     

  • JGCを目指す (2)

    JGCを目指す (2)

    ひいきの航空会社も特になかった

    何度か優先サービスやラウンジ利用をして、その有効性というか、自分にとっての重要性は納得できた。

    では、これまではどうであったかというと、仕事やプライベートで飛行機に乗る機会がなかったわけではなく、むしろ、少なくはない方だったのではないだろうか。かつて、エールフランスのFlying Blueのマイル有効期限が、最後にスカイチーム便に乗ってから2年であった頃、ノースウエスト航空が成田からアジア各地にも飛んでいたので、フランス行きにエールフランス、アメリカや東南アジア行きはノースウエストと5年ほどかけてマイルをためて、搭乗マイルだけで特典航空券に到達したこともある。

    しかし、搭乗の頻度としてはさして高くもなく、たいていの場合、エアチケットを買う度毎に、その都度、安い航空券を探して価格で決めることの方が多かったし、仕事で乗ることもあったが、こちらから航空会社を指定できる立場でもなかったので、いつも同じ特定のキャリアというわけではなかった。

    もちろん、マイレージプログラムには参加していても結果的にマイルがたまるようなこともなかった。以前から、JAL、ANA、エールフランスと、三大アライアンスすべてのマイレージカードを持ってはいたものの、スカイチームで特典航空券を1度発券できただけで、等し並みに平会員なのであった。

    もとより航空会社に特段の思い入れはなかった。往きの機内から海外気分ということで、あえて目的国のキャリアを選ぶこともあった。所詮は国際線の機内の話なので、どこの国のでもそんなに違いはないのだが、まあ気分の問題として。

    人生で最初の飛行機はアエロフロートであったし、サベナ・ベルギー航空、スイス航空、ノースウエスト航空、コンチネンタル航空、アンセット航空など、今となっては存在していない航空会社にも色々と乗ったことがあるので、多様性という点ではそれなりのものなのかもしれないが、そんなことでは上級会員になどなれない。
     

    成田発エールフランス夜行便

    敢えて何度も乗った便と言うなら、かつて頻繁にヨーロッパに行っていた頃、東京側の空港はすべて成田だったのだが、当時、欧州航路の夜行便はエールフランスしかなかったので、ヨーロッパ内のどこに行くにもパリ乗り換えだったぐらいであろうか。確か20年ほど前は成田水曜発のみの週1便であった記憶がある。なので、ヨーロッパ行きは水曜発の翌週の火曜か水曜帰りというのが常であった。しかも、当時はこれが空いていたので、1人でエコノミー3席1列を独占して横になることもできた。

    ただ、何度も利用したのは確かであるが、シャルル・ド・ゴールに朝の4時という、とんでもない早朝に到着する。それでも昼行便よりはフライト時間が長いので、ゆっくりと飛んでいたのだと思うが、RERの始発もリムジンバスの始発も1時間以上先、乗り換えの飛行機に至っては数時間先しかないという、早朝のロワシーで途方に暮れること請け合いの便であったから、ひいきというにはほど遠かった。

    この記事の画像はその頃に撮ったターミナル2-F。確か、ロンドン行きに乗り換えるために保安区域内にとどまっていたのだと思う。ご覧の通り人気もない、したがって、開いている店など存在しない。

    これがイタリアやドイツなどシェンゲン協定を結んでいる国に行く場合だと、フランスで入国するので保安区域の外に出れるのだが、外に出たところでカフェの1つも開いている訳ではなかった。
     

    JALを利用し続けてみて

    しかし、もはや若いとは言えない年齢になって万事につけ快適な方に流されるようになると、若い頃は過剰サービスと感じることもあった日本流の接客サービスを見直すようになり、昨年は主にJALを使ってみた。

    結果としてマイルもJMBに集約されることとなり、東南アジアへ2回とアメリカに1回、それぞれプレミアムエコノミーで往復し、国内線も何度か利用したところ、昔なら自分にはなんの関係もないと思っていた上級ステータスを獲得することができたのである。一度だけではあるが、国内線のファーストクラスも利用してみたのだが、そのときにたまったFOPも大きかった。

    ファーストクラスは正に最高のおもてなしといったところで、わずか1時間あまりとはいえ、実に快適な旅であった。ただ、さすがに分不相応で、1万円かそこらのよれよれコートを預かってもらうのは気恥ずかしくもあった。しかし、そのサービスは心地よく、若かりし頃に感じていた、好きにやるのでどちらかというと放っておいて欲しいという気持になることはなかった。
     

    クリスタル会員、そして、さらに上を

    図らずも上級ステータスに到達したとはいっても、取れたのは平賀医院の次のクリスタル止まりで、これではラウンジの利用ができない。羽田空港の国内線だと保安区域内にクレジットカードで利用できるラウンジがあるので、ここ数年はそこを利用していたが、国際線ターミナルや成田は出国手続き前にしかない。

    とりあえず、今年2月に海外出張した際は、数少ないクリスタル会員への特典として、ビジネスクラス用カウンターでの優先チェックインをすることができた。帰りのシンガポールでは優先チェックインが威力を発揮したが、それでも、ラウンジも優先搭乗もなしである。

    こうなってくると、俄然欲が出てくるのが人の性というもの、今年は去年以上に海外出張も増えそうなので、この際だからJMBのサファイアを目指し、その恩恵でJGCに入会してみようかと思い至った。

    JALの公式サイトに獲得できるマイル数やFOPを計算できるページがあって、年始にすでに予定されている出張だけで4万FOPを超える見込みであった。さらに、JALとマレーシア航空のビジネスクラスのセールもあって、これをうまく活用すれば8月中にはサファイアに到達できる見込みが立った。

    上級ステータスのために何度も飛行機に乗る、いわゆる修行などは私の性分には合わないのだが、これなら、どのみち行かないといけない出張にプラスアルファするだけで、むしろ、楽して獲得できそう。

    以上が私がmilleage run、いわゆるマイル修行をしてみようかと思い立ったいきさつである。

     

  • JGCを目指す (1)

    JGCを目指す (1)

    飛行機がそんなに好きなわけではない

    移動が苦手である。自分で運転する車はまだいい、渋滞にさえはまらなければ。鉄道は乗った側から退屈してしまい、車窓を楽しむといっても、例えば、東京から大阪までで新幹線に乗ったとして、富士山に浜名湖など見どころはピンポイントで、それ以外は延々と変わり映えのしない風景が続く。乗り継ぎなどの待ち時間は正直に言って苦痛以外のなにものでもない。

    まして、もっと狭い空間に閉じ込められて、外を眺めても下手すると雲しか見えない飛行機はいちばん苦手であった。年に10回以上は乗るにしても、それは仕事としてで有、長距離の移動手段として他に選択肢がないのでやむを得ずというのが最大の理由である。

    もちろん、嫌いなわけでもない。珍しい飛行機を見かけたり、最新鋭機種に当たったりすると、楽しくもなるし写真も撮る。それでも、もし時間も予算も許すなら、船や寝台列車でのんびりと旅してみたいとも思う。もっとも、それとて乗った途端に退屈するのかもしれないが。
     

    行列嫌い

    そんな筆者が今年(2018年)、日本航空のマイレージサービス JMB の上級会員を目指し、あまつさえ、JALグローバルクラブ(JGC)の資格を取得しようと計画している。

    なぜ、そのような事態に至ったのかというと、飛行機に乗るのが無類の喜びというわけではないだけに、しかし、確実に年に何度かはある海外出張時をより快適に過ごせるようになるためといったところであろうか。

    先ほども書いたように、待ち時間をやり過ごすのが得意ではない。職業柄、パソコンさえあればどこでも仕事はできるので、余った時間にやることには事欠かない。しかし、無駄に行列に並んだり、空いていて快適なカフェを求めて空港内をあっちこっち歩き回るというのは、決して楽しいことではない。

    そういえば、食事時に並ばないと入れないような、いわゆる行列のできる店は極力避けている。たいていの場合、そういうところはテレビや雑誌で紹介されたのが混雑の原因で、1時間も並ぶほどのものでもないケースが多いからではあるが、根本的に待つのが嫌いだからでもある。
     

    上級会員のメリット

    それゆえ、優先チェックインが受けられて、出発前にラウンジが使えるというのは大きなメリットである。

    成田や羽田でJALやANAを利用している限りでは、年末年始・GW・お盆でもなければ、チェックインカウンターに大行列ということには中々ならない。しかし、海外の空港、とくに東南アジアでは、出発2時間前には相当な行列を覚悟しない蹴ればならない。

    また、保安区域内に入ってしまうと、落ち着いてゆっくりできるカフェが常にあるとも限らない。カフェがあっても混んでいたり、スタンド程度のものしかないということさえある。

    常に上級クラスを利用できるのであればいざ知らず、エコノミーのさして広くもない席に数時間座り続ける、その前の空港の段階だけでも、優先チェックインとラウンジ利用で楽に過ごすことができれば、その後もずいぶんと違うはずである。
     

    実際に恩恵を受けてみて

    直接のきっかけは、最近よく一緒に海外出張に出かける友人がJALの上級ステータスを持っていて(この人は本当に仕事で乗りまくって結果的にエリート会員というパターン)、その人に連れられて各地のラウンジを利用したこと、さらに昨年、自分でもプレミアムエコノミーを何度か利用してますます味を占めたことの2つである。

    特に海外空港での優先チェックインの恩恵は絶大であった。例えば、バンコクのスワンナプーム国際空港は余りの利用客の多さに常に混雑しており、チェックインカウンターに長蛇の列ができていることも珍しくない。そんなときにビジネスクラス用カウンターであっという間に手続きできるのは、実に快適であった。

    羽田国際線ターミナルJALカウンター

    この画像は羽田空港国際線ターミナルのJALカウンターであるが、奥からファーストクラス用、JGC用、ビジネスクラス用となっていて、それぞれに2カウンターずつ充てられている。さらにこの手前に、プレミアムエコノミー用が1つ、オンラインなどでチェックイン済みで荷物を預けるだけのカウンターが2つ、エコノミー用のカウンターも2つあるのだが、このカウンター数の割り当てだけを見ても、いかに上級クラスが優遇されているかが分かろうというものだ。