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  • クアラルンプールからバンコクへ

    クアラルンプールからバンコクへ

    ヒルトン・クアラルンプール

    JAL便でクアラルンプールに到着後、今回はそのままバンコク行きに乗り継ぎせず、クアラルンプール市内に出て2泊している。2泊とは言っても、到着した日はすでに夕方であるし、バンコクに出発する日も12時前には空港に向かわないといけないので、実質的には中1日だけの滞在である。

    出発日の午前中を最大限活用できるよう、空港への戻りやすさのみを考慮して、KLIAエクスプレスの市内側ターミナルKL Sentral駅直結のヒルトン・クアラルンプールに泊まることにした。いつもはKLCCにある訪問先への行きやすさなどから、同じヒルトン系でもダブルツリーの方に泊まることが多く、ヒルトン・クアラルンプールは初滞在であった。

    トップの画像はヒルトンの部屋からの眺めであるが、高層階ではないもののレイク・ビューの部屋にしてくれた。植物園などもあるレイク・ガーデンという巨大な公園が視界の広範囲を占めており、昼間の眺めはよいものの、夜景は真ん中が真っ暗なだけなので、反対側の駅や市街地を向いている方が楽しいのかもしれない。といっても、向いている方角の問題でめぼしいものは何も見えないらしいのだが。
     

    KLIAでA380に遭遇

    マレーシア航空A380

    さて、今回のKUL – BKKはマレーシア航空運航便のビジネスクラスであり、ようやく、この区間でFOPを積算できる便となった。15時発なので昼前にKLIA Expressで空港に向かい、ファーストクラス用のGolden Loungeでコースの昼食をとった。ほぼ定刻通りにドアが閉まり、滑走路に向かい始めるとお隣には同じく離陸に向かうA380がいた。

    この時期、日本線はA350で運行されており、ロンドン行きはクアラルンプールを夜遅くに出発するはずなので、いったいどこ行きなのだろうかと後で調べてみると、クアラルンプールを15:10に出るメディナ行きMH158便が該当するとも思われ、これは巡礼専用サービス「アマル」によるものだろう。
     

    A330によるバンコク行き

    通常、マレーシア航空の近距離路線はB737で運行されており、バンコク行きも例外ではない。ところが、この日は需要の多いシーズンなのか、大型のA330が投入されていた。「アマル」はマレーシア国内からの巡礼者のみがターゲットではなく、近隣国のタイやインドネシアからの乗り継ぎ需要も見込んでいるということなので、隣を併走していたA380への乗り継ぎ便に大型の機材を使用し、その折り返し機材なのかもしれない。

    マレーシア航空A330ビジネスクラス

    あくまでも筆者の推測でしかないが、その真偽はともかく、おかげで、いつものゆったりソファーシートではなく、A350と同じフルフラットシートを利用することができた。指定した座席は4Kで、これはA350の5Kと同じ専有面積のいちばん広いシートで、身の回りの収納が多いのが最大のメリットである。

    バンコクまでは2時間15分のフライトであるが、やはり、コースで機内食が出る。

    マレーシア航空ビジネスクラス機内食

     

    マレーシア航空ビジネスクラス機内食

    メインはガイヤーンにタマリンドソースをかけたような感じで、なんという料理名なのかは分からないし、日本人好みとは言い難いのかもしれないが、個人的には美味しかったと思う、搭乗前にラウンジでコース料理を食べていなければ。

    マレーシア航空ビジネスクラス

    食べ終わった頃にはバンコクまで残り1時間であったが、機内の照明が落とされたので、こちらも意地でフルフラットにして寝転んでみたものの、30分ほどで着陸態勢に入った。

    マレーシア航空のA350やA330のビジネスクラス・シートは、A380ほどの広々とした開放感はないが、席によってはある程度プライバシーが保たれ、席の周りに手荷物を置いておくスペースも多い。少なくとも、Sky Suite 3よりは気に入っている。

  • 福岡からクアラルンプールへ

    福岡からクアラルンプールへ

    予定外のバンコク行き

    最近の海外出張先としてはもっぱら東南アジアで、シンガポール、クアラルンプール、バンコク、マニラのどれかということが多い。業務内容的に突然明日から行ってくれと言われるようなことはまずなく、数ヶ月前から大まかな日程が定まり、こちらが航空券を手配して確定というパターンが多い。

    そのせいで、安いバーゲン運賃を確保できるケースがほとんどで、残念ながらマイル積算率100%のエコノミー運賃などには全く縁がない。

    もう10年以上前になるが、突然、休みの日に携帯に電話がかかってきて、明後日からニューヨークに行ってきてと言われたことがある。その電話ではこれからチケットを手配するような口ぶりだったので、買ったのが出発2日前、確か、ノースウェストだったと思うが、あれは正規普通運賃だったのだろうか。

    それと比べればはるかにまともであるが、今回のバンコク行きは1ヶ月と少し前にやっと日程が決まった。ここ数年では決まるのが遅かった方なのだが、それでもまだ一月は残っているので、色々と日程を調整して航空券をうまく手配する余裕はあった。

    それで何をしたかというと、福岡出張と組み合わせたのである。

    どのみち、5月に福岡に行かねばならない。そこで、バンコク行きの国際線航空券を福岡発着にして、それを挟み込む形で、国内線の羽田 – 福岡往復を別途手配した。バンコクの行きと帰りの2回福岡に行くことになる、つまり、1回余計に行くことになるのだが、その分の追加代金は国際線チケットに付加されるたったの1万円で(国内線往復はいずれにしても買わないといけないチケット)、なおかつ、国際線航空券の国内区間と言うことで積算率100%となるのだ。
     

    バンコク行きの運賃

    ところが、肝心のバンコク行きに購入のタイミングでは心惹かれる運賃がなかった。エコノミークラスは予約クラスQの30%しかマイルの積算されない運賃しかなく、上位クラスの特別運賃もあることはあったのだが、かなり高めの価格設定で、プレエコはコスパが悪いし、ビジネスクラスでは端的に高すぎる。

    しかし、クアラルンプール行きなら成田からおおよそ11万円というビジネスクラスのセール価格があった。予約クラスはXでマイル積算率は125%である。

    クアラルンプールからバンコクまではマレーシア航空をビジネスクラスで手配、むりやりクアラルンプールでの仕事の予定も組んでしまい、福岡・クアラルンプール・バンコクという修行の旅、ではなく、連続出張が成立した。
     

    福岡から成田へ

    全旅程の最初、国内線航空券の福岡行きは羽田をお昼少し前に出る便で、1日の中では早朝の始発便の次に安い運賃設定であった。空席連動型の運賃が安いということは空いていると言うことで、ファーストクラスに当日アップグレードすることができた。

    着いた日の午後は、博多駅にある東急ハンズで長期出張に必要…かどうかは不明な旅行便利グッズを冷やかしたり、カフェで仕事をしたりしながら、少しゆっくりと過ごした。JR博多駅前にできたばかりのビジネスホテルに1泊し、次の日は終日打合せをしてから、最終便で羽田に戻ってきた。

    この最終便も運賃が安く、ファーストへの当日アップグレードに成功した。ここからはクアラルンプール行きの国際線航空券となり、その国内区間なので積算率100%のファーストクラス、しかも、FOP2倍キャンペーンの5月ということで、一挙に3,804FOPも積算される。

    この日は一旦、家まで帰ってきた。福岡からはちょうど2時間の乗り継ぎでクアラルンプール行きに接続する成田行きがあるので、これを使えば、羽田から自宅、自宅から成田の移動の手間が省けるのだが、朝7時発と早すぎることと、使用機材が737でファーストクラスの設定がないのはおろか、クラスJさえ取れるかどうか分からなかったので(当日アップグレードが前提)、前日の羽田行きで戻ってきたのである。

    自宅と空港の間の交通費は余計にかかるが、博多での宿泊費が1泊分少なくて済むから、金額的にはたいして変わらない。

    成田空港ファーストクラス・ラウンジ

    翌朝、スカイライナーで成田空港に向かう。今回の空港での目玉は新装した本館ファーストクラス・ラウンジである。ラウンジの入り口はこれまでと同じでパスポートコントロールを抜けた目の前であるが、3階がファーストクラス・ラウンジとサクララウンジのダイニング、2階がサクララウンジとなっていたのに対して、これからは4階がファーストクラス・ラウンジとなる。

    これまでの成田のファーストラウンジでは、食事に関してだけは羽田から大きく見劣りし、寿司カウンターがあるものの、メインはビュッフェ形式であった。それが今回のリニューアルでオーダー形式の料理がメインとなり、成田を利用することの方が多い筆者としてはありがたい限りである。
     

    Sky Suite 3仕様のB787-9で

    クアラルンプール行きは例によって例のごとくSky Suite 3仕様の787-9で、まずは離陸に備えて、スマホ以外の手荷物をすべて上の棚に収納しないといけない。

    搭乗開始はほぼ予定通り、というか、本館ラウンジからのんびりとサテライトの搭乗口にたどり着いた頃には優先搭乗が終わりかけていて、慌てて乗り込んだのだが、その後、なぜかいつまでもドアが閉まらず30分遅れで出発した。

    そのせいで機内食の始まったのも遅くて1時半を回っていた。まあ、ラウンジで少し食べ過ぎた身にはちょうどよいタイミングとなった。

    JALビジネスクラス機内食

     

    JALビジネスクラス機内食

    機内食の正確なメニューは忘れてしまったが、メインは魚介類のアメリケーヌソースであった。

    料理と酒を合わせて飲み分けるほどの鋭い味覚もないし、そもそもそんなに飲む方でもないが、アメリケーヌソースには甘口のワインをという、学生時代に教えてもらった知識をなぜかいまだにはっきりと覚えている。そこでワインリストを見てみたが、残念ながらすべて辛口だったので、甘さのある日本酒にしてみたところ、これがなかなかの組み合わせで少し飲み過ぎてしまった。

    JALビジネスクラスSky Suite 3

    最後は、クアラルンプール到着後に撮ったので少し散らかっているが、Sky Suite 3の座席である。後ろから座席前方モニターやその下のオットマンを撮影している。進行方向に対して角度がかなりついて座席が配置されており、オットマンの中が先細りになっといるのが見て取れるであろうか。

    少し窮屈な感じであるし、オットマンは離着陸時に手荷物を置いておくことができない。せめて窓際の三角のテーブルの下に蓋の閉まる収納があれば便利なのだが、蓋どころか収納そのものがないのだ。これがSky Suite 3のいちばんの欠点ではないだろうか。Sky Suiteの窓側席ほどではないものの、周囲から仕切られたプライベート感についてはそれなりにあるし、オットマンの窮屈さにしても、余程背の高い人でなければ、足が当たって困るということもないだろうから、収納の少なさだけが本当に残念である。

  • 新千歳行きで国際線機材のクラスJ

    新千歳行きで国際線機材のクラスJ

    三度の北海道へ

    トライアングル修行(偽物)と稚内行きに継いで、今年になって3度目の北海道行きである。今回の目的地は札幌。

    毎月のように、あるいは、毎週のように北海道と行き来をしているビジネスマンもいるので、たいしたことではないのかもしれないが、筆者としては1年の前半だけで3度も来るのは初めてのことだ。

    しかし、今回は前後の予定の都合上、日帰りの強行日程で、早朝便で出発して最終便の1本前で帰ってくるだけ。何か特別なイベントなどなかったし、無意味な遠回りをしてきた訳でもない。

    羽田空港から微かに富士山を望む

    特筆すべきこととしては、この季節にしては珍しく、羽田から離陸するときに富士山が見えたことと(辛うじて形が分かる程度ではあったが)、国際線機材に当たったため、当日アップグレードしたクラスJがビジネスクラスシートだったことぐらいだろうか。

    国内線で国際線使用ビジネスクラスシート

    今回もまたチェックイン時に機内wi-fiが使えない旨の断りがあった。スカイリクライナー仕様のこの機材はそもそもが機内wi-fi未対応であるが、国際線の機内wi-fiに対応している機材が国内線に充当される場合、機内wi-fiは使えるのであろうか。おそらくは不可であると思う。エリアの問題ではなく、wi-fiサービスの提供元が違うからである。

    さて、帰りの新千歳 – 羽田線の最終便1本前はファーストクラスのあるB767なので、これも朝の時点で当日アップグレードしておいた。新千歳空港では決してジンギスカンやラーメンなどの重いものは食べず、軽く寿司をつまむ程度に留めておき、ファーストクラスの機内食をいただくというのが、最近のお決まりパターンである。

    今回は往復ともに先特割運賃だったので、獲得できるFly On Pointは2,144FOPとなるところであるが、今年は5月をFOP2倍キャンペーンの指定月にしたので、4,288FOPの積算となった。元々が極めて安い運賃だったので、単価はおおよそ5.5円@FOPと良好な数字となった。まあ、FOP2倍月でなければ、11円を超えていたのであるが、そういう細かいことは気にしないのが今年の方針である。

  • FOP2倍キャンペーン指定月は5月

    FOP2倍キャンペーン指定月は5月

    今年は5月に

    クリスタル以上のFLY ONステータス会員限定のキャンペーン企画「”お好きな1カ月間いつでも” FLY ON ポイント2倍キャンペーン」であるが、去年2018年は6月を指定し、沖縄3往復に加えて北海道、福岡、広島と、各地の出張をこの時期にむりやりまとめて飛びまくった。そのおかげで、あっという間に年初の目的であったJMBサファイアに到達し、JGCに入ることができたが、月の前半は2日に1度はフライトという状態で、正直、もう一回やれと言われても無理かなと思っていた。

    Fly On Point 2倍

    そして、今年であるが、5月に札幌と福岡に行く予定が入ったので、ここを指定月とすることにした。

    ただ、2往復だけではもったいないので、那覇の知り合いに連絡を取り5月に会う約束をして、せっかくだから沖縄まで往復する。この「もったいない」だとか「せっかくだから」という微妙な貧乏根性が、自称「修行僧」たるゆえんであり、その割には那覇まで1往復追加しただけという気合いの足りなさが、「自称」修行僧でしかないゆえんなのだ。

    さて、去年はこのキャンペーンで追加付与されるボーナスポイントだけで1万5千ポイント以上あった。今年はと言うと、当日アップグレードで新千歳と福岡をファーストクラスに、那覇行きをクラスJにすることができれば、本来の分も含めてトータルで1万5千FOP獲得できる予定なので、去年の半分以下ということになる。

    今から振り返ると、1ヶ月に沖縄3往復など、我がことながらも正気とは思えず、やはり、去年は修行僧の端くれぐらいではあったのかもしれない。

  • 最果ての地、稚内へ

    最果ての地、稚内へ

    上野発の夜行列車

    前回の記事で、日本の端について長々と書いたのは、ふと思い立って稚内まで行ってきたからである。もちろん、上野発の夜行列車で向かった訳ではない。しかし、はるか昔まだ学生だった頃に、本当に上野から稚内まで列車で行ったことがある。

    周遊券といって北海道内を1週間乗り放題という切符を手に、上野から急行列車で北海道に行ったのだ。周遊券は急行なら追加料金なしで乗れたので、特急は一切使わなかった。というか、使えなかった。学生の貧乏旅行だったのである。

    上野を確か夜7時頃に出て、青森には翌朝早くに着く。青函連絡船で函館に渡るとすでに昼近くになっていた。当時、北海道に行く場合、必ずこの組み合わせであった。すでに北海道行きのシェアは航空機に移っていたと思うが、特急にさえ乗れない学生には高嶺の花であった。

    そして、稚内まではなんと函館から直通の急行が走っていたのである。乗車時間は10時間余りで、稚内に着く頃には夜の10時を回っていた。上野を出てからすでに28時間近くが経っており、しかも、この間、夜行の部分も含めてすべて普通車自由席なのである。周遊券があれば無料で乗れたのは、あくまでも急行の普通車自由席だけだった。

    当時の急行の普通車は4人がけのボックスシートで、背もたれがリクライニングする訳でもなかったが、筆者が利用した頃にはすでに空席の方が目立っており、2人組でボックス一つを占めるという使い方も可能であった。
     

    今回は飛行機で

    さすがに、今さらそんなことをする体力も気力もないが、そもそも、今では夜行列車自体が珍しいものになっているし、急行に至っては存在さえしていない。

    というわけで、今回は当たり前だが飛行機である。旭川まではJAL便で向かって仕事を済ませた後、翌日に特急で稚内に向かった。さらに、稚内で一泊したので乗車時間は1日辺り片道3時間40分である。かつての28時間から見れば7分の1である。それでも、今時、こんな長時間の列車に乗ること自体が少なく、最果ての地まで行ってきたという感慨はあった。

    旭山動物園のヒョウ

    さて、旭川で一泊した翌日は午前中に打合せを終わらせ、午後からは旭山動物園に行った。この日は雪こそ降っていないものの、平年よりも気温の低い寒い日だったため、室内にいる動物も多かった。写真は数年前の夏に行ったときのものだ。

    稚内に向かったのは、旭川を20時過ぎに出る特急サロベツ3号で、稚内到着は定刻でも23:47の予定。ところが、途中のどこか山の中で列車が野生動物と接触したらしく、暗くて判別できないがクマの可能性もあるので、乗務員が降りて安全点検をすることができないということで、その場に30分以上立ち往生する羽目になった。

    稚内駅

    稚内にたどり着いた頃には日付も変わっており、結局、40分ほどの遅延であった。駅から歩いてすぐのところにあるホテルを予約してあったので、コンビニなどに寄ることもなく直行した。

    翌日はみぞれ混じりの雨模様で、前日よりもさらに気温が低く、冬のコートを着ていても凍えるような寒さであった。帰りの特急は午後1時発なので時間は十分にあったが、余りにも寒くて宗谷岬まで行くのは諦めた。下の写真は稚内駅の外に延びる線路のモニュメント。かつて、この先に連絡線の桟橋があって樺太に向かう稚泊連絡線が出ており、桟橋まで線路もつながっていたのだ。

    稚内駅

     

    特急サロベツ

     

    特急サロベツのグリーン車

    帰りはグリーン車を予約、写真の通り1列3人の革張りシートで、乗車時間3時間40分も楽々であった。車内販売などは一切ないので、飲物や必要なら食べ物をあらかじめ駅併設のコンビニで買っておくのを忘れてはならない。

    夕方の5時前に旭川に戻ってきて、市内で早めの夕食を食べてから空港に向かえば、羽田行きの最終便にちょうどよい時間に空港に着く。旭川空港はラウンジがないので早めに着いても仕方がない。

    今回の運賃は往復ともに特便割のクラスJで、獲得したFOPは2,760であった。今年の累計は42,368FOPで、もうすぐサファイアである。

  • 沖縄からクアラルンプール、そして、バンコクへ

    沖縄からクアラルンプール、そして、バンコクへ

    沖縄のやちむん市へ

    1月のバンコク、マニラ、クアラルンプール出張で、クアラルンプール発券の沖縄往復が往路の東京でストップオーバーしたままになっており、3月後半、ようやくその続きを再開することになった。つまり、まずは沖縄からである。

    海外発券に国内区間を足した方が修行らしくていいなどと言ってはみたものの、これから海外出張という前日に片道2時間以上かけて那覇まで往復するのは、肉体的にも精神的にも苦行でしかないので、せめて一泊だけでもしようと思っていたのだが、たまたま仕事で沖縄へ行くという知り合いがいたので、お手伝いがてら日程を合わせてもらった。

    沖縄のやちむん市

    沖縄での目的はやちむん市に行くことである。やちむんとは沖縄の言葉で焼き物のことであり、地元の陶芸窯元による展示即売会といった感じだろうか。年に何回か沖縄の各地で催されているようだが、たまたま、筆者が沖縄にいるときにも開催されていたので、知り合いが買い付けに行くお手伝いという訳である。

    焼き物の善し悪しを判断して仕入れるという点では役に立たないが、なにしろ、今回はビジネスクラスにマイルでアップグレードしてあるので、那覇から預け入れることのできる手荷物は国際線のビジネスクラス扱いで、なおかつ、ステイタスメンバーなので、一つ当たり32kgの荷物が4個までいける。合計で128kgなので、大量に買い付けができる訳だ。

    などと、勝手に思い込んでいたら、そんなに買いこむ訳ではなく、むしろ割れ物なので機内持ち込みにしないといけないのだが、こちらの重量制限やサイズ制限が問題らしい。平皿などをメインにして体積的には嵩張らないようにするらしいのだが、そうすると今度は重さが10kgを超えてしまうので、もう1人いると好都合ということらしい。いつもはどうしてるのかと訪ねると、宅配便で送るという極ありきたりの答であった。
     

    クアラルンプールからバンコクへ

    那覇から戻ってきたのは夜遅くで、知人とは羽田空港で別れ、筆者はリムジンバスで千葉に向かった。成田まで行く最終便は出た後だったので、翌朝少しでもゆっくりしていられるようにと、できる限り近くまで行って千葉で前泊することとした。

    翌日の成田からクアラルンプール行きは往路と同じB787-9のSky Suite 3仕様で、ヘリンボーン式の斜めに配列されたシート、やはり、手荷物を身の回りに置いておく場所が狭いなと感じた。それでも、プレミアムエコノミーや、ましてや、エコノミークラスと比べれば雲泥の差なのだが、初代のSky Suiteを体験した後では不満を感じてしまうというのは、やはり、ただの贅沢だろうか。

    マレーシア航空B737のビジネスクラス

    なにしろ、クアラルンプールからバンコクまで乗った、マレーシア航空B737型機のビジネスクラスは、ご覧のように仕切りなしの単なる広い座席でしかないのだから。まあ、それでも、KUL – BKKは2時間ほどなので、このような席でも十分すぎるほどである。

    ちなみに、この区間は元々エコノミークラスでマイル積算対象外のバーゲン運賃であったのだが、MHupgrageに往復とも成功してしまったものである。ちょっと予定外の出費となってしまった。なにしろ、ビジネスクラスなのに積算されるFOPはゼロなのだから。
     

    バンコクのリバーサイドホテル

    バンコクで泊まったホテルは昨年の秋と同じく、チャオプラヤ川沿いのヒルトンである。いつも利用しているスクンビットにあるヒルトンと比べると、建物が古く部屋も狭いが、川沿いという立地とそのアクセスが面白くてたまに利用する。

    バンコクのIcon Siam

    オープンして間もないバンコク最新のショッピングモール、Icon Siam。これはクアラルンプールから着いた日の夜に撮っている。今回は全体の日程が短いため荷物も少ないので、久しぶりにスワンナプーム国際空港からエアポートレールリンクとBTSを乗り継いで、サパーン・タクシンまでやって来た。ここからはホテル行きのシャトルボートが出ている。

    ホテルのシャトルボート

    翌日に撮ったシャトルボートの写真。このように小さなボートだが、それぞれのホテルが専用のサービスを行っており、スーツケースのような大型の荷物でも問題なく運んでくれるから、今回のように空港から電車で来ても大丈夫だ。

    ホテルの部屋からのチャオプラヤ川

    これはホテルの部屋からのチャオプラヤ川の眺め。画面右下の船着き場はIcon Siamで、今のところ、サパーン・タクシンから出ているIcon Siam行きのシャトルボートが唯一の交通機関である。

    後はタクシーということになるが、外国人観光客が訪れるようなバンコクの主立った場所はすべて川の対岸にあり、チャオプラヤ川を渡るのを嫌がったり、ふっかけてこようとするタクシー運転手が多いため、あまり望ましい交通手段ではない。ショッピングモールの反対側にBTS(?)の駅を建設しているので、これが早く開通してくれれば訪れやすくなるだろう。
     

    今回のまとめ

    さて、今回のバンコク、マニラ、クアラルンプール訪問の経路、発券したチケット、獲得予定のFOPについては、最初の計画の段階での記事にすでにまとめてあるが、実際には予定よりも多くのFOPを獲得することができた。

    と言っても、BKK – KULのマレーシア航空分が積算された訳ではない。元のクラスがマイル積算対象外なので、ビジネスクラスにアップグレードしても対象外のままである。

    そちらではなく、クアラルンプール発券の国内線区間である、東京 – 沖縄 – 東京の部分がプラスになった。理由はクラスJへのアップグレードである。当日アップグレードではない。クアラルンプール – 東京間をマイルで往復ともアップグレードしたのだが、ビジネスクラス国際線航空券に含まれる国内線区間はクラスJが利用できる。そして、この規則はアップグレードでも適用されるらしく、さらに国内線はアップグレード後のマイルとFOPが積算されるということだ。

    1. TYO – BKK : 5,104FOP
    2. BKK – KUL : 0
    3. KUL – MNL : 3,862FOP
    4. KUL – OKA : 15,942FOP

    合計で24,908FOPとなった。強引に石垣経由で那覇に行ったのと、トライアングル修行の予行演習(?)、JALカード初回搭乗ボーナス、獲得予定のJGWステータスカードのキャンペーン分も合わせると、すでに41,000FOPを超える。

  • トライアングル修行

    トライアングル修行

    可能性としてのトライアングル修行

    JAL国内線で離島絡みを除く長距離路線として、福岡 – 新千歳線がある。区間マイルが882であり、那覇、宮古、石垣それぞれの発着便を除けば、国内最長距離路線である。

    そこで考えられるのが、朝に羽田を出て三角に回って夜には戻ってくる、1日完結のトライアングル修行である。修行として考える場合、問題となってくるのは、福岡 – 新千歳の便数が少ないこと、羽田 – 福岡と羽田 – 新千歳のFOP単価の悪さであろう。

    福岡 – 新千歳間はどちらからも11時台と14時台発の1日2便である。羽田から福岡と新千歳は早朝から夜遅くまで便数が多いので、日程を組むのに苦労することはない。今年2019年の夏ダイヤだと、例えば、羽田を8:30に出て、新千歳、福岡の順に回って、16時半に帰って来れる。

    ただ、上記スケジュールの場合、羽田 – 新千歳と福岡 – 羽田が先得で買ったとしても割安ではない。そこで、早朝に羽田を出て、午後便で福岡か新千歳に移動してから、最終便で羽田に戻ってくるというプランにすれば、それぞれ5時間程度の時間ができるので、観光とまではいかずとも、美味しいものを食べたり、空港でゆっくりと過ごすことができよう。

    福岡か新千歳の内、最初に行く方の滞在時間を短くして、両都市間の移動を午前便にしても、もう一方では8時間程度しか滞在時間が取れない。フライトスケジュールの関係で、5と5で10時間というわけにはいかない。

    羽田からと羽田までのフライトを早朝と最終便にすることで、FOP単価も先得で15円以下にできそうである。そして、福岡 – 新千歳線に関しては、なぜか福岡午後発便が圧倒的に安い。というわけで、羽田 – 福岡 – 新千歳 – 羽田という順番で、現時点で6月の状況を確認したところ、単価11円以下に収まった。
     

    実際に飛んでみた、ただし、3日間かけて

    そこで、福岡と札幌に行く用事があった際に、別々に羽田から往復しないで、日程を調整して三角に飛んでみた。といっても、本当に日帰りで回ってきたのではなく、福岡と札幌でそれぞれ一泊ずつして、3日間かけてである。

    早朝の羽田空港

    まずは当日アップグレードのために早朝の羽田空港へ向かう。到着したのは5時過ぎ、まだカウンターも開いていない。たまたま車で羽田に行く知り合いがいたので便乗させてもらったが、自分1人で行く場合は3日間も車を空港駐車場に止めておく訳にはいかないので、必然的に日帰り修行ということになる(3日分の駐車料金として支払う分を航空運賃に回せば、好きな時間帯の便が買えるはず)。

    JALファーストクラス機内食の朝食

    無事にファーストクラスへのアップグレードに成功し、ラウンジに向かったが、朝早すぎてなにも食べる気になれず、コーヒーを飲む程度にしておいたが、それで胃が動き出したのか、機内食の朝食が五臓六腑にしみわたった、というのは少し大袈裟だろうか。
     

    福岡は市内まで出る

    始発便に乗れば福岡には8時過ぎに到着する。新千歳行きが出るまで6時間あるので、福岡は市内と空港が近いこともあって、市中に出るのがよいだろう。

    今回、実際には福岡で一泊しているのだが、もし日帰り日程だった場合、筆者ならこうするというプランを挙げておこう。

    まず、天神の周辺は朝早くから開いているカフェが限られているので、天神ではなく博多に向かう。博多なら駅構内、周辺、地下街に朝からオープンしている店に事欠かない。ここでお茶でも飲みながら時間を潰す。もし、ファーストクラスに当日アップグレードできなかった場合は朝食ということになるだろう。10時頃には多くの店が開くので、そのまま博多駅周辺をブラブラしてもいいし、余り時間的な余裕はないが、天神に移動してもいい。

    天神駅のごぼ天うどん

    昼食は市内でとるなら少し早めに。時間がないときの筆者のお気に入りは、西鉄福岡(天神)駅の2階にある博多うどんのお店だ。天神の駅ビル内なので場所はよいが改札外なので電車に乗らずとも利用できるし、安くて美味しいのでよく利用する。

    博多駅から動かない場合は、駅構内にある博多デイトス2階に「博多めん街道」というラーメン、うどん、博多チャンポンのお店が集まっている一角があり、安くて早くてお薦めである。

    空港でラウンジを楽しみたい場合は、昼を食べ終えたら移動である。福岡は天神にしても博多にしても、地下鉄で空港まで直結だから、こういう時間にゆとりがないときでも便利である。
     

    福岡から新千歳へ

    新千歳行きは福岡空港を14:20に出発する(2019年夏ダイヤ)。フライト時間は2時間15分と国内線にしては少し長めであるが、使用機材はB737と小型機である。大型機にするほどの需要はないのであろうが、乗った便はほぼ満席であった。

    今回は購入した運賃が特便割で最初からクラスJを指定しておいたが、ウルトラ先得などで購入して当日アップグレードを目指す場合、座席数の少なさからアップグレードできない可能性もある。1日で全てを終わらせる修行の場合は、朝、羽田で全便の当日アップグレードを頼んだ方がいいだろう。キャンセル待ちは出発空港でないとできないが、当日アップグレードはその日の分ならどこの空港でもできる。

    さて、円弧を描く日本列島の端から端へと飛ぶイメージのある福岡 – 新千歳線、勝手な思い込みで日本海上空をひたすら飛び続けるのだろうと思っていたが、意外と陸地の上を飛んでいた。機内Wi-Fiのポータルページにあるフライトマップで確認した限りでは、島根県辺りで日本海に出て、能登半島をかすめ、秋田辺りから東北地方を横切って太平洋に出ていた。

    新千歳につくのは夕方の4時半過ぎで、季節にもよっては日没後ということもある。
     

    新千歳から羽田へ

    新千歳に着くのは夕方の4時半過ぎ、羽田行きの最終便までは5時間以上あるが、札幌まで行ってしまうと実質滞在時間は3時間程度。まあ、お目当ての店があってそこで晩ご飯を食べるだけで帰ってくるというのも1つの手だ。

    それ以外の案としては、千歳に出る(ただし、なにもない)、空港で時間を潰すといったところだろう。レンタカーを借りて短時間のドライブというのも考えられるが、すぐに日が暮れてしまう。筆者なら空港内に留まり、空港内にある温泉に入ったりしてゆっくりと過ごすだろう。実際には、ここでも札幌に出て一泊しており、空港に長時間滞在した訳ではないが、この空港温泉には一度行ってみたいと思っている。

    新千歳空港内の飲食店に関しては、フードコートからラーメン屋、さらには寿司屋まで、もはや、紹介しきれないほどあるが、パソコンやスマホを充電できるお店としては、国内線ターミナルビル4Fにあるプロントが穴場的に空いていて、筆者も以前はよく利用していた(今は、さっさとラウンジに行ってしまうが)。

    さて、新千歳 – 羽田の最終便であるが、これもB737なのでクラスJの席数が少ないから、当日アップグレードを目指す場合は羽田で頼んでおくのがいいと思うが、20時少し前の時点ではまだ空きがあった。筆者の場合、実際には1本前のB767で運行されている便にしたので、ファーストクラスにアップグレードできた。

    • 羽田 – 福岡 : 1,418FOP (ファーストクラス)
    • 福岡 – 新千歳 : 1,900FOP (クラスJ)
    • 新千歳 – 羽田 : 1,276FOP (ファーストクラス)

    合計で4,594FOP。ファーストクラスへのアップグレードが原因で単価は少し悪くなり、11.5円@FOP程度である。最初に書いたとおり、すべて先得で取れば10円台に収めることができる。

    各区間のフライト時間はいちばん長い福岡 – 新千歳間で2時間半、残りは2時間を切っているので、長すぎて退屈することもないし、合計で6時間とはいえ、3回に分かれているので腰が痛くなることもないので、悪くはない行程と言えるかもしれない。

    しかし、全区間を先得の普通席にすると獲得できるFOPは2,940で、那覇往復の2,952とほぼ同じである。FOP単価を考慮に入れる場合、羽田を夕方に出て、那覇から最終便で帰ってくれば、単価はたいていの場合7円台にできるので(運がよければ6円台もありうる)、11円というのはまったく比べものにならない数字である。

    まあ、ひたすら単価を追求し続けて飽きて目先を変えたいときなどに、どうであろうか。

  • 南ぬ島石垣空港

    南ぬ島石垣空港

    石垣経由那覇行き

    2月には那覇まで行った。いつもは強行日程が多いので修行気分の那覇行きだが、今回は月、火と2日続けての予定が入っており、ごく普通に月曜の午前便、火曜の夜便で帰ってくるのではつまらない。仕事なんだから、つまらないもなにもないのだが、やはり、那覇まで行くとなると余計な一手間をかけたくなるのが人情(?)というものである。

    南ぬ島石垣空港

    というわけで、写真の通り、石垣まで行ってみた。

    たまたま、石垣線が安い値段で取れたので、羽田 – 石垣 – 那覇の往復にしてみたのだ。那覇経由の石垣行きではない。石垣経由の那覇行きという大回りであり、JALグループの国内線としては最長路線である羽田 – 石垣を使ってFOPを稼ごうという魂胆である。

    ちなみに、この季節は偏西風が強いので、往路は3時間半かかるが、復路は2時間40分ほどであり、1時間もの差がある。ところが、使用機材はJTAのB737-800で座席数が少ないため、往きはクラスJが取れなかった。なんとか非常口席は確保できたものの、心持ち広いかなという程度しかなかった。

    石垣から那覇までに関しては、反対に往路はクラスJが取れたが、復路はRAC運航便でプロペラ機に乗ることができたが、クラスJの設定はなかった。
     

    石垣空港内の施設

    石垣空港内には、手荷物検査場の前後ともにラウンジはない。しかし、一般エリアには地元八重山料理を出すセルフサービスの飲食店とカフェがあり、座席はフードコートのように共用となっているが、ゆっくりと過ごせる。

    八重山そばと石垣牛

     

    石垣空港のカフェ

    恐らく、ハイシーズンだと人でごった返すことになるのかもしれないが、通常期の空港利用客数に対しては充分な数の施設があると言えよう。

    手荷物検査の前なので時間には気をつけないといけないが、これまたハイシーズンでもない限り、手荷物検査は行列ができていても待たされるのは数分であろうし、検査場を抜ければ目の前が搭乗口というコンパクトな空港である。定時運行の妨げにならない範囲で、カフェでゆっくりとしていればいい。
     

    獲得FOPは5千超え

    さて、今回の大回り那覇行きで獲得できたFOPは以下の通りである。

    • 羽田 – 石垣 : 1,836FOP (普通席)
    • 石垣 – 那覇 : 420FOP (クラスJ)
    • 那覇 – 石垣 : 370FOP (普通席)
    • 石垣 – 羽田 : 2,480FOP (クラスJ)

    以上、合計で5,106FOP。最後の石垣 – 羽田が特便割でボーナスポイントが400FOPつき、トータルで5千FOPを超えた。1回の国内出張としてはかなり稼いだ方であろう。

    この記事トップの画像は往きの羽田 – 石垣で乗ったB737のウィングレットにいたイリオモテヤマネコ。ちょっと目が可愛らしい。本物は野生のヤマネコなので、目つきははるかに鋭い。

    世界自然遺産登録の支援活動の一環として、奄美・琉球に生息する希少動物のイラストをウィングレットに描いたもので、他にも、アマミノクロウサギとヤンバルクイナがいるらしい。各一機ずつのようで中々出会えないかもしれない。

  • 2019年の計画

    2019年の計画

    不完全燃焼の修行僧

    2018年はJBMクリスタルからJALグローバルクラブを目指すところから始まったが、予想以上に海外出張も国内出張も増えたので、最終的にはダイヤモンドにまで到達することができた。もちろん、当初の計画通りJGCにも入った。

    しかし、それで完全に満足かというと、どうにもそういう気分ではない。去年の頭にJGCを目指して、色々な路線でFOP単価の低いところを探したり、効率よく稼ぐルートを考えたりしていた頃のワクワク感がなくなってしまったのだ。修行、修行と何度も自ら称してはみたものの、いまいち実感がない。

    思うに、「修行」という言葉のストイックな響きと、現実に筆者の行ったこと、つまり、ビジネスクラスや国内線ファーストクラスでの出張との齟齬なのであろう。これはもう、あの「ときめき」を取り戻すためには、普通席で羽田から沖縄を1日2往復ぐらいしてみるしかない。

    こういうのを本末転倒というのだ。そもそもは出張時に安逸に流れたいがためのJGCであり、そのために飛行機にたくさん乗るという話であったはずなのに、自ら苦行を求めて搭乗しようというのだから。だから、那覇まで1日2往復など実行に移したりはしないし、もしやったら、それはそれで途中で(多分、1往復目だけで)、嫌になって投げ出すに違いない。

    しかし、気持だけは修行僧の端くれなので、今年も修行だ、修行だと無意味に連呼することにする。
     

    FOP単価は気にしない

    また、2018年は初めてマイル修行のようなことをしたので、その下調べとして色々な人のブログを見て回ったのだが、そこで話題とされていたFOP単価というものも、敢えて意識をして毎回計算していた。しかし、これについては2019年は完全にやめようと考えている。

    というのは、去年も途中から気づいていたのだが、筆者が飛行機に乗るのはそのほとんどが、国内であれ海外であれ出張のためであり、したがって、自由にFOP単価の低いチケットを購入していいわけではないし、目的地を決められるわけでもないのだ。

    たまたま、よく行く訪問地の一つにマイル修行のメッカとでもいうべきクアラルンプールがあったので、国際線ではそれっぽいこともできたが、国内では大阪、札幌、福岡などFOP単価という観点からは厳しいところが訪問先のメインで、ある程度早めに予定の立つことが多いので、選択肢は先得運賃のみになってしまう。経費負担の関係で、国内出張は自由が効かないのだ。

    筆者個人の裁量でやれることといえば当日アップグレードぐらいで、その分は完全に自己負担ということになるのだが、そうなると、自分では払っていないベースの航空運賃は単価計算に算入するのか?女満別まで飛んで、JRで札幌まで移動、そこから飛行機で帰ってきた出張の場合などの途中の鉄道運賃はFOP単価に含まれないのか?などなど、どうでもよい疑問も湧いてくる。

    そんな訳で、計画時には色々とFOP単価を計算して楽しむことは続けるが、結果的に発券したものについては、もう単価のことなど考えないことにする。
     

    今年は享受の年

    2019年はしたがって、口先では「修行、修行」とうそぶきながら、実際には去年の成果とも言えるJGCダイヤモンドの恩恵を享受する1年にしてみようかと思う。例えば、座席はエコノミークラスでも、ラウンジやチェックインカウンターはファーストクラスのものを利用など。

    現時点では、4月までだけでクアラルンプール、バンコク、マニラにそれぞれ2回行くことが決まっているし、夏には家族旅行としてハワイを計画している。それだけで3万FOP近くまでいく。これに国内出張を合わせれば、今年もサファイア到達は固いのだ。

    ということなので、目標というほどのものではないが、一応、サファイア到達を目指して、軽くゆるくやって行こうと思う。

  • 夕張線にようやく乗れたものの

    夕張線にようやく乗れたものの

    再び札幌へ

    今年3度目の札幌行きである。前回9月は台風と地震に遭遇したため実質的に何も出来なかったので、仕事も兼ねているし、乗り損ねた夕張線再訪も目的の一つである。すでに地震から3ヶ月、ところどころで減速しての運転はまだ続いているとはいえ、地震前の運行にまでは復旧していた。

    さて、今回の往路便はまたお昼の時間帯なので、当日アップグレードでファーストクラスにした。そして、その日の午後は札幌市内でゆっくりと過ごし、2日目は終日仕事、3日目は夕張線に乗ってから夜の便で帰るという予定であった。しかし、2日目の夜から雪が少し強くなり始めた。翌日は更に天候が悪化する見込みで、すべてのフライトで遅延か欠航の可能性ありとされていた。
     

    夕張へ

    3日目の朝、札幌ではそんなに強い降りではなかったので、そのまま夕張行きの高速バスに乗った。レースイリゾート行きの高速ゆうばり号で、札幌駅前バスターミナルから終点までおよそ1時間40分、終点のレースイリゾートというのが夕張駅の目の前である。

    途中の景色は一面の雪、雪、また雪といった感じで、見渡す限りの銀世界であったが、降雪自体はたいしたこともなく、時間通りに夕張に到着した。しかし、夕張駅は昔のローカル線終着駅の面影などまるでなく、ホテルマウントレースイというスキー場ホテル兼温泉リゾートという巨大な建物とメルヘンチックな駅舎であった。

    地元の人に聞いてみると、筆者の覚えているのはこの夕張駅から更に奥へ2キロほど進んだ場所にあったそうで、夕張駅が移転してきて今の場所になっているらしい。当時の記憶とまるで違うのも当然である。

    夕張線

    夕張線の列車は一両のみの単行で乗客は10人ほど。夕張駅まで乗ってきて、そのまま折り返す人が半分ほどであった。つまり、地元の人の利用は5人ほどで、廃止も宜なるかなといったところである。
     

    またもや欠航

    夕張にバスで着いた辺りから雪が本降りになり、列車の車窓は遠くが見渡せないほど。千歳の方は吹雪いているらしい。携帯でJALの運行状況を確認すると、全便で搭乗手続きを中止しており、遅延か欠航の可能性あり。夕方、札幌に向かっていた頃が吹雪のピークであった。

    予約してあるフライトに折り返しで機材が充てられるであろう羽田発新千歳行きが、なんと羽田に折り返してしまい、搭乗予定便の欠航が決まった。この調子では空港に向かっても、その後の便が飛ぶ保証などまるでない。やむを得ず、ダイヤモンド・プレミア予約デスクに電話をして、翌日の便に変更した。さすがに専用の予約デスクだけあって、この状況でも一発でつながった。そして、ホテルはすでに朝チェックアウト済だったので、列車の中からネットであらためて予約をした。

    ところが、これが大いなる選択ミスであった。札幌に着いた頃には吹雪どころか、雪そのものがやんでいた。そして、運行状況を見ると、中断されていた搭乗手続きは再開されており、遅延しながらも次々と出発しているし、千歳に向かっても飛んできている。

    欠航になったのは筆者が予約していたフライトだけなのである。これなら、空港に向かって1本前か後の便に変更できただろうし、そうすれば、その日のうちに帰宅できたのだ。

    大通公園とテレビ塔

    しかし、時すでに遅し、フライトの変更をしてしまった後である。恐らく再変更はできないであろうし、ホテル代もネット決済で支払い済みである。結局、1人寂しく大通公園のクリスマスマーケットを冷やかすこととなった。
     

    今回のまとめ

    予定より1日遅れの復路もお昼の便で、ファーストクラスに当日アップグレードした。往復とも先得運賃と当日アップグレードのファーストクラスである。

    • HND – CTS往復 : 18,820円(先得) + 16,000円(Upgrade) / (1,276FOP * 2) = 13.64円@FOP

    単価としてはファーストクラスにした分だけ少し落ちているが、すでにこの時点ではまったく気にしてもいなかった。

    新千歳空港の全景

    最後の写真は機内から撮った新千歳空港の全景。中央の円を描く建物が国内線ターミナルで、その手前が滑走路。左奥の更に長い滑走路は千歳飛行場、早い話が自衛隊の基地である。