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  • 日本の端とその駅

    日本の端とその駅

    日本の端っこ

    年中、飛行機で国内や時には海外の(と言っても、最近はもっぱらASEAN圏だが)都市を行ったり来たりしていると、時折、列車に揺られて終着駅まで行ってみたくなる。しかし、終着駅が必ずしも旅情溢れる場所とは限らず、とある路線の終着駅は別の幹線の途中駅という方が多い。そうなると、さらにその先、地の果てまで行ってみたくなる。

    波照間島

    地の果てとは言っても、日本国内ならなんとか行けなくもないかと思いを巡らせてはみても、実はこれが大変なのである。

    多くの人がご存じのように、北海道の稚内は日本の北の端にあるが、正確にはここがいちばん北という訳ではない。ここからバスで1時間ほどのところにある宗谷岬の沖合にある弁天島という無人島が、択捉島を除けば日本の最北端ということになるが、一般人は立ち入ることができない。

    島国日本の東西南北それぞれの端は、すべてこのように民間人には上陸することの困難か不可能な小さな島ばかりである。最東端の南鳥島と最南端の沖ノ鳥島はどちらも南海の孤島、民間人の立ち入りは許されていないというより、そもそも、そこまで行く交通手段が存在しない。最西端は与那国島のさらに西へ数百メートルのところにある岩である。

    自衛隊と気象庁の人間以外の上陸が認められていない南鳥島を除けば、あとはすべて無人島か岩なのである。たとえ、到達できたとしても面白みには欠けるだろう。
     

    訪問可能な最果ての地

    容易にかどうかはともかくとして、特別な許可なく民間人が訪れることのできる場所としては、北端が宗谷岬、東端が納沙布岬、西端が与那国島の西崎、南端が波照間島となる。

    与那国島

    このうち、波照間島は石垣島からの船以外に定期便でのアクセス手段がなく、もっとも到達しにくいと言えるが、それ以外は比較的近くに、稚内空港、中標津空港、与那国空港があり、空路で一挙にアクセスできる。

    とはいっても、与那国は東京からの直行便がなく、那覇か石垣経由になる。その代わり、運航はJALグループのRACとなる。反対に、稚内と中標津へは羽田から1日に1便だけとはいえ直行便が就航しているが、ANAの運行であり、JAL便はこの両空港には飛んでおらず、いちばん近いところで旭川空港と釧路空港になる。

    しかしながら、東京から飛行機でひとっ飛びでは風情もなにもあったものではない。やはり、最果ての地に向かうには列車か船の方が趣があってよいなどと考え出すと、与那国島と波照間島はあまりにも遠い。現実問題としては、石垣島までは航空便で、そこからは船でというのがほどよい感じだろうか。
     

    鉄道で北と東の果てへ

    一方、北海道にある宗谷岬と納沙布岬には、バスで1時間かからないところにそれぞれ稚内駅と根室駅があって、いちおう鉄道アクセスが可能だ。「いちおう」というのは、どちらも新千歳からは遠いのである。

    新千歳から最速の列車を乗り継いでも6時間以上かかり、宗谷も納沙布も羽田を朝9時頃に出て、その日の夕方遅くにようやくたどり着ける。しかし、そこから岬までの路線バスはすでにないか、あったとしてもたどり着いた頃には真っ暗である。

    宗谷岬

    稚内へは札幌から特急で5時間10分から20分。新千歳空港駅を11:15に出れば17:21に稚内着である。同じ特急に旭川から乗れば13:35発なので羽田を出るのを1時間ほど遅くすることができる。

    しかし、1本前の特急に乗ろうとすると、札幌7:30、旭川9:00発なので、羽田からの始発便に乗っても間に合わない。1本後だと稚内到着が深夜になる。ちなみに、1日に2本しかない各駅停車で行こうとすると、旭川から6時間である。

    根室に行く場合、札幌に出る必要はなく、南千歳から釧路行きの特急に乗れば3時間半、しかし、釧路から根室へは普通列車しかなく2時間半ほど。新千歳空港駅を12:15に出て根室着が18:49となる。

    納沙布岬

    こちらは釧路まで空路を使うと余裕がかなり出る。同じ普通列車でも釧路から乗るのであれば、羽田12時台の釧路行きでよい。また、朝8時の便に乗れば納沙布岬には午後3時頃に着くことができ、1時間ほどの滞在で折り返しのバスに乗って根室まで戻ってきてもまだ5時台。とはいえ、日本の最東端は日没も当然早く、10月から3月、つまり、1年の半分以上は根室に戻ってきたらすでに日の沈んでしまっている。
     

    最果ての駅は

    さて、日本の端っこに行こうとするとたいへんなことが、これでよく分かったと思うが、鉄道の駅の東西南北の端はどこになるのかも見てみよう。たいていは人里離れた岬の突端となる本当の端っこよりは、駅の方が少しは到達し安いであろう。

    最北端は稚内駅。上記で見たとおり、列車で行こうとすると中々大変である。旭川から約250km、近くまで来たからついでに寄ってみようという距離ではない。列車本数の少なさもあって、行って帰ってくるだけで1日がかりである。

    最東端は根室駅の一つ手前にある東根室駅。西から東に向かう線路が根室市の街中をぐるっと南から回り込む形に走っている。根室まで列車で行く場合は必然的にこの駅も通ることになり、釧路から何とたったの2時間半(!)である。早朝の始発も含めれば、列車の本数も1日に6本ある。稚内よりはかなりアクセスがよい。といっても、現実的にはかなり行きにくく、やはり、釧路から日帰りではまともに滞在する時間も取れない。
     

    最南端と最西端の駅

    北と東の端はこのように行くだけでもたいへんなのだが、一方で最西端と最南端はどうかというと、これが意外にも簡単に行くことができる。いや、マイル修行をしている人なら、すでに訪問済みの可能性が高い(那覇空港から一歩も出ない純粋なる修行僧は除く)。

    最南端の駅は沖縄都市モノレール「ゆいレール」の赤嶺駅、空港から一駅目である。地元の人以外でこの駅で降りたことのある人は少ないかもしれないが、なにしろ、那覇空港駅の隣である、モノレールに空港から乗ったことのある人は必ずここを通っている。

    そして、最西端の駅に至っては、なんと、那覇空港駅なのである。おおまかな路線図としては、那覇空港駅が西の端にあって、そこから南東に向かい、赤嶺駅で北東に向かって曲がるといったところである。というわけで、ストイックな修行中で空港からは出ないという修行僧と、空港からホテルまではタクシーかバスを使ったという人以外は(こちらは意外と多いのかもしれない)、日本の最南端駅と最西端駅は訪問済みということになる。すべて制覇したい人にとって残るは、いかにして稚内と根室に行くかである。

    なお、15年ほど前にゆいレールが開通するまでは沖縄県内には鉄道がなく、当時の最南端と最西端の駅はそれなりに行きづらい場所にあった。最南端は鹿児島から1時間半ほどのところにある指宿枕崎線の西大山駅駅。この記事トップの画像のように、駅から開聞岳が望める風光明媚な場所にあるが、有名な温泉地である指宿と大山駅までは列車本数が多いものの、そこから先は一挙に半分以下に減るのでアクセスは少ししづらい。

    行ってみたい場合は鹿児島からということになり、指宿温泉に入りがてら単純往復してもいいが、そのまま指宿枕崎線を終点の枕崎まで抜けて、名物の鰹を食べてから空港行きのバスに乗るという手もある。

    最西端は松浦鉄道のたびら平戸口駅である。松浦鉄道は佐賀県の有田から伊万里を通って、長崎県の佐世保までをぐるりと海沿いに走る鉄道で(実際に海際を走る区間は少ないが)、端から端まで乗ると3時間ばかりかかる長いローカル鉄道である。

    たびら平戸口駅はこれまた行きづらい場所にあり、佐世保からも有田からも1時間半、博多寄りの伊万里からだと1時間だが、博多から伊万里が2時間かかるので、同じ2時間なら佐世保まで特急で快適に向かった方が楽かもしれない。

    たびら平戸口駅はその名の通り平戸島への玄関口となる駅で、世界遺産である「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する「平戸の聖地と集落」への最寄駅ともなる。実際には公共交通機関だけでこの構成遺産に訪れるのはたいへんなのだが、いつかは再訪してみたい場所の一つでもある。

  • Terminal 21のフードコート

    Terminal 21のフードコート

    Terminal 21 Asok

    バンコクの街中でもBTSとMRTの乗り換え地点でもあり一際にぎわっているアソーク。ここに位置するショッピングモール Terminal 21はすでにオープンから8年ほど経ち、次から次へと新しい施設のオープンするバンコクにおいては決して新しい方ではないが、空港をモチーフとして各フロア毎にテーマとなる都市(東京、ローマ、ロンドン、イスタンブールなど)があり、単に買い物目的だけではない楽しさがある。

    BTSの駅直結のフロアからモール内に入ると、いきなり目の前に現れるのが一挙に3フロアも昇る長いエスカレーターで、それが吹き抜けを貫いているものだから、高所恐怖症の筆者など、いまだに下りエスカレーターはハンドレールを握る手に力が入ってしまう。この数フロアに渡る大きな吹き抜けとエスカレーターというのは、Terminal 21 のトレードマークであり、タイ国内に4箇所ある Terminal 21 すべてが同じような造りになっている。

    また、バンコクではどこのショッピングモールに行ってもテナントにはさしたる変わりがない中で、小規模な小売店舗がたくさん集まっているという点で差別化されており、やはり、バンコクに行くたびに一度は足を運びたくなる。とはいえ、さすがにもう何年にも渡って通っているので物珍しさは薄れてくる。
     

    フードコート Pier 21

    それでも、Terminal 21に足を運んでしまう理由の1つが、5F(日本風に数えると7階)にある Pier 21 というフードコートである。このフロアのテーマはサンフランシスコ港で、それゆえに pier (桟橋)と名付けられている。

    ここの特徴は本当にローカルな食べ物が実に安く、実に美味しいことである。聞いた話では、元々この地で屋台などを営んでいた人たちがこのフードコートに出店しているということで、味も価格も現地よりなのだ。

    パッタイ

    これはいつも行列ができているパッタイのお店から、ごくノーマルなパッタイ。これで50バーツもいかない。つまり、200円しないのだ。

    マンゴー

    そして、もしかしたら、このPier 21でいちばん割高かもしれないメニューが、このマンゴーと餅米。それでも、300円ほど。

    Pier 21はバンコクにある他の多くのフードコートと同様に、現金では注文を受けてくれず、まずはクーポンカウンターに行って専用のカードをもらい、そこにチャージする方式である。チャージして余った分は、またカウンターに持っていけばその場で払い戻してもらえる。

    今なら1人100バーツもチャージすれば、そこそこ食べられる。筆者はいつも最初に300バーツをチャージしておいて、滞在中に何度か食べに来る。千円で3食ぐらいだろうか。バンコク全体の物価上昇に合わせてなのか、これでも昔よりは値段が上がっているのだ。

    筆者が初めてここに来た2012年頃は50バーツも入れておけば、タイラーメンにデザートが食べられた(マンゴーは当時でもさすがに無理)。当時のレートで行けば、130円でデザート付きの食事が取れた訳である。その頃のイメージでいると、バンコクはいまや日本人にはおいそれと贅沢のできない、物価の高い都市となりつつある。

  • 沖縄からクアラルンプール、そして、バンコクへ

    沖縄からクアラルンプール、そして、バンコクへ

    沖縄のやちむん市へ

    1月のバンコク、マニラ、クアラルンプール出張で、クアラルンプール発券の沖縄往復が往路の東京でストップオーバーしたままになっており、3月後半、ようやくその続きを再開することになった。つまり、まずは沖縄からである。

    海外発券に国内区間を足した方が修行らしくていいなどと言ってはみたものの、これから海外出張という前日に片道2時間以上かけて那覇まで往復するのは、肉体的にも精神的にも苦行でしかないので、せめて一泊だけでもしようと思っていたのだが、たまたま仕事で沖縄へ行くという知り合いがいたので、お手伝いがてら日程を合わせてもらった。

    沖縄のやちむん市

    沖縄での目的はやちむん市に行くことである。やちむんとは沖縄の言葉で焼き物のことであり、地元の陶芸窯元による展示即売会といった感じだろうか。年に何回か沖縄の各地で催されているようだが、たまたま、筆者が沖縄にいるときにも開催されていたので、知り合いが買い付けに行くお手伝いという訳である。

    焼き物の善し悪しを判断して仕入れるという点では役に立たないが、なにしろ、今回はビジネスクラスにマイルでアップグレードしてあるので、那覇から預け入れることのできる手荷物は国際線のビジネスクラス扱いで、なおかつ、ステイタスメンバーなので、一つ当たり32kgの荷物が4個までいける。合計で128kgなので、大量に買い付けができる訳だ。

    などと、勝手に思い込んでいたら、そんなに買いこむ訳ではなく、むしろ割れ物なので機内持ち込みにしないといけないのだが、こちらの重量制限やサイズ制限が問題らしい。平皿などをメインにして体積的には嵩張らないようにするらしいのだが、そうすると今度は重さが10kgを超えてしまうので、もう1人いると好都合ということらしい。いつもはどうしてるのかと訪ねると、宅配便で送るという極ありきたりの答であった。
     

    クアラルンプールからバンコクへ

    那覇から戻ってきたのは夜遅くで、知人とは羽田空港で別れ、筆者はリムジンバスで千葉に向かった。成田まで行く最終便は出た後だったので、翌朝少しでもゆっくりしていられるようにと、できる限り近くまで行って千葉で前泊することとした。

    翌日の成田からクアラルンプール行きは往路と同じB787-9のSky Suite 3仕様で、ヘリンボーン式の斜めに配列されたシート、やはり、手荷物を身の回りに置いておく場所が狭いなと感じた。それでも、プレミアムエコノミーや、ましてや、エコノミークラスと比べれば雲泥の差なのだが、初代のSky Suiteを体験した後では不満を感じてしまうというのは、やはり、ただの贅沢だろうか。

    マレーシア航空B737のビジネスクラス

    なにしろ、クアラルンプールからバンコクまで乗った、マレーシア航空B737型機のビジネスクラスは、ご覧のように仕切りなしの単なる広い座席でしかないのだから。まあ、それでも、KUL – BKKは2時間ほどなので、このような席でも十分すぎるほどである。

    ちなみに、この区間は元々エコノミークラスでマイル積算対象外のバーゲン運賃であったのだが、MHupgrageに往復とも成功してしまったものである。ちょっと予定外の出費となってしまった。なにしろ、ビジネスクラスなのに積算されるFOPはゼロなのだから。
     

    バンコクのリバーサイドホテル

    バンコクで泊まったホテルは昨年の秋と同じく、チャオプラヤ川沿いのヒルトンである。いつも利用しているスクンビットにあるヒルトンと比べると、建物が古く部屋も狭いが、川沿いという立地とそのアクセスが面白くてたまに利用する。

    バンコクのIcon Siam

    オープンして間もないバンコク最新のショッピングモール、Icon Siam。これはクアラルンプールから着いた日の夜に撮っている。今回は全体の日程が短いため荷物も少ないので、久しぶりにスワンナプーム国際空港からエアポートレールリンクとBTSを乗り継いで、サパーン・タクシンまでやって来た。ここからはホテル行きのシャトルボートが出ている。

    ホテルのシャトルボート

    翌日に撮ったシャトルボートの写真。このように小さなボートだが、それぞれのホテルが専用のサービスを行っており、スーツケースのような大型の荷物でも問題なく運んでくれるから、今回のように空港から電車で来ても大丈夫だ。

    ホテルの部屋からのチャオプラヤ川

    これはホテルの部屋からのチャオプラヤ川の眺め。画面右下の船着き場はIcon Siamで、今のところ、サパーン・タクシンから出ているIcon Siam行きのシャトルボートが唯一の交通機関である。

    後はタクシーということになるが、外国人観光客が訪れるようなバンコクの主立った場所はすべて川の対岸にあり、チャオプラヤ川を渡るのを嫌がったり、ふっかけてこようとするタクシー運転手が多いため、あまり望ましい交通手段ではない。ショッピングモールの反対側にBTS(?)の駅を建設しているので、これが早く開通してくれれば訪れやすくなるだろう。
     

    今回のまとめ

    さて、今回のバンコク、マニラ、クアラルンプール訪問の経路、発券したチケット、獲得予定のFOPについては、最初の計画の段階での記事にすでにまとめてあるが、実際には予定よりも多くのFOPを獲得することができた。

    と言っても、BKK – KULのマレーシア航空分が積算された訳ではない。元のクラスがマイル積算対象外なので、ビジネスクラスにアップグレードしても対象外のままである。

    そちらではなく、クアラルンプール発券の国内線区間である、東京 – 沖縄 – 東京の部分がプラスになった。理由はクラスJへのアップグレードである。当日アップグレードではない。クアラルンプール – 東京間をマイルで往復ともアップグレードしたのだが、ビジネスクラス国際線航空券に含まれる国内線区間はクラスJが利用できる。そして、この規則はアップグレードでも適用されるらしく、さらに国内線はアップグレード後のマイルとFOPが積算されるということだ。

    1. TYO – BKK : 5,104FOP
    2. BKK – KUL : 0
    3. KUL – MNL : 3,862FOP
    4. KUL – OKA : 15,942FOP

    合計で24,908FOPとなった。強引に石垣経由で那覇に行ったのと、トライアングル修行の予行演習(?)、JALカード初回搭乗ボーナス、獲得予定のJGWステータスカードのキャンペーン分も合わせると、すでに41,000FOPを超える。

  • JAL Global Wallet

    JAL Global Wallet

    JGWとステイタスカード

    JAL Global WalletとはJALから出ているプリペイド式の国際デビットカードで、マルチカレンシー対応で日本円・アメリカドル・ユーロ・イギリスポンドなど主要15通貨で使え、また、Mastercardブランドがついており、世界中のMastercardの加盟店やATMで利用できる。

    カードそのものの正式な発行元はJAL ペイメント・ポート株式会社となっているが、これは株式会社JALカードが発行している各種JAL CARDと似たようなものである。カード券面にはJAPAN AIRLINESの名前が入っており、ショッピングと両替の利用でマイルが積算される。

    また、JMBのステータス会員とJGC会員向けにJGWステイタスカードというものが存在し、白ベースの一般カードに対して、この記事の画像のように灰色ベースのカードとなっている。そして、今回、このJGWステイタスカード限定でFOP積算キャンペーンが行われている。

    なお、一般のJGWカードとJGWステイタスカードとは、今回のようなキャンペーンなどでの待遇が異なるだけであり、国際デビットカードとしては同じもののようである。つまり、手数料が安くなるとか、そういった恒常的な特典はない。
     

    JGWステイタスカード限定FOP積算キャンペーン

    今回のキャンペーンの概要は、JGWステイタスカードの保有者が今年2019年の1月28日から6月30日までの間に、マイル積算対象運賃でJAL国際線に搭乗して、海外でJGWを利用すると(ショッピング・両替どちらでも可)、2,000FOPがボーナスポイントとしてもらえるというものである。もちろん、JGW利用時に積算されるマイルもちゃんと積算される。

    JALカードの初回搭乗ボーナス5千ポイントと合わせれば7,000FOPになるので、サファイア到達まで43,000FOPで済むことになる。とはいえ、JMBのエリートステータスがないとこのキャンペーンの対象であるJGWステイタスカードを作ることができないので、このキャンペーンが有効に働くのは、JMBクリスタル会員で今年度にサファイアステータスとJGCを目指そうという人、すでにJGCでプレミアやダイヤモンドを目指している人などであろう。

    まあ、今回のキャンペーンはどちらかというと、JAL便に乗ってもらおうというよりは、JALのお得意客にJGWを持ってもらおうという方がメインなので、修行にマッチするものではない。すでにJGCを持っており、一つ上のステータスを獲得するために今年も乗り続けるという、いわゆるJGP修行をしている方は正に飛んで火に入る夏の虫といったところなので、是非、利用されるといい。

    かく言う筆者も向こうの思うつぼ、当然のようにJGWステイタスカードを作った。筆者は最初からステイタスカードの発行を申し込んだが、一般カードを先に作ってしまった人がこのキャンペーン対象に該当するためには、ステイタスカードへの切替が必要なので要注意である。

    JGWはプリペイド式なので、利用に先立ってチャージしておく必要がある。チャージ方法としては銀行振込やインターネットバンキングによるものがある。銀行振込とは発行元JALペイメントポートの口座に振込をする方法、インターネットバンキングはJGWアプリ内から収納代行会社WELNETのサービスに進んで、対応銀行にある自分の口座から引き落とすものである。

    もし、住信SBIネット銀行の口座があれば、実はこれがいちばん便利である。住信SBI銀行はJALペイメントポートと提携しており、アプリ内にも専用のチャージメニューがあるし(収納代行サイトに飛ばない)、チャージ手数料も無料である。

    筆者はすでに口座を持っていたので、例によって例のごとくまたもや対象外であるが、こういったネット銀行系はポイントサイトから口座開設を申し込めばポイントを貯められることが多いので、陸マイラーの方はどうぞ。
     

    2,000FOPの獲得を目指すも

    さて、JGWステイタスカードも手元に来たし、SBIの口座にも残高があったので日本円でチャージも完了、3月にクアラルンプールとバンコクに再び行くのに合わせて、タイバーツへの両替も済ませた。3月はクアラルンプールよりバンコクの方が滞在日数が長いのでバーツにしたが、JGWはリンギットにももちろん対応している。

    後は、バンコクでJGWを利用するだけだったのだが、クアラルンプール行きの機内でたいへんなことに気づいてしまった。JGWは作ってからというもの、人に見せびらかすためにSuicaと一緒にパスケースに入れて持ち歩いていたのだが、定期券は海外出張には要らないからとパスケースごと自宅に置いてきてしまったのだ。

    機内販売でJALカードを使用し、そういえば、JGWをここで使った場合、海外利用ということになるのかなと下らない疑問がわき、それと同時にJGWを家に忘れてきたことも思い出した。SuicaはモバイルSuicaもあるので、空港までの電車に乗るときにはまったく気づかなかったのだ。

    すでに機内ではすべてが後の祭り、3月のバンコク出張でのボーナスポイント2,000FOPは逃してしまった。すでに両替済でJGWにチャージされているバーツは、バンコクに行くことならいくらでもあるので、またの機会に使えばいい。

    問題は今回のキャンペーンが6月30日までだということだ。そこまでには今のところ、出張の予定はない。むりやり入れてもいいが、すでに決まっている国内出張との兼ね合いで相当なハードスケジュールになってしまう。6月末から7月頭にかけて、家族旅行でハワイに行く予定があるので、USドルにもチャージしておいてハワイで使うしかない。

    6月30日、正にこのキャンペーンの最終日にハワイ着なので、着いた初日に忘れずにJGWを使わないといけないという、これまた忘れっぽい筆者には難題がのしかかってきたのである。

  • トライアングル修行

    トライアングル修行

    可能性としてのトライアングル修行

    JAL国内線で離島絡みを除く長距離路線として、福岡 – 新千歳線がある。区間マイルが882であり、那覇、宮古、石垣それぞれの発着便を除けば、国内最長距離路線である。

    そこで考えられるのが、朝に羽田を出て三角に回って夜には戻ってくる、1日完結のトライアングル修行である。修行として考える場合、問題となってくるのは、福岡 – 新千歳の便数が少ないこと、羽田 – 福岡と羽田 – 新千歳のFOP単価の悪さであろう。

    福岡 – 新千歳間はどちらからも11時台と14時台発の1日2便である。羽田から福岡と新千歳は早朝から夜遅くまで便数が多いので、日程を組むのに苦労することはない。今年2019年の夏ダイヤだと、例えば、羽田を8:30に出て、新千歳、福岡の順に回って、16時半に帰って来れる。

    ただ、上記スケジュールの場合、羽田 – 新千歳と福岡 – 羽田が先得で買ったとしても割安ではない。そこで、早朝に羽田を出て、午後便で福岡か新千歳に移動してから、最終便で羽田に戻ってくるというプランにすれば、それぞれ5時間程度の時間ができるので、観光とまではいかずとも、美味しいものを食べたり、空港でゆっくりと過ごすことができよう。

    福岡か新千歳の内、最初に行く方の滞在時間を短くして、両都市間の移動を午前便にしても、もう一方では8時間程度しか滞在時間が取れない。フライトスケジュールの関係で、5と5で10時間というわけにはいかない。

    羽田からと羽田までのフライトを早朝と最終便にすることで、FOP単価も先得で15円以下にできそうである。そして、福岡 – 新千歳線に関しては、なぜか福岡午後発便が圧倒的に安い。というわけで、羽田 – 福岡 – 新千歳 – 羽田という順番で、現時点で6月の状況を確認したところ、単価11円以下に収まった。
     

    実際に飛んでみた、ただし、3日間かけて

    そこで、福岡と札幌に行く用事があった際に、別々に羽田から往復しないで、日程を調整して三角に飛んでみた。といっても、本当に日帰りで回ってきたのではなく、福岡と札幌でそれぞれ一泊ずつして、3日間かけてである。

    早朝の羽田空港

    まずは当日アップグレードのために早朝の羽田空港へ向かう。到着したのは5時過ぎ、まだカウンターも開いていない。たまたま車で羽田に行く知り合いがいたので便乗させてもらったが、自分1人で行く場合は3日間も車を空港駐車場に止めておく訳にはいかないので、必然的に日帰り修行ということになる(3日分の駐車料金として支払う分を航空運賃に回せば、好きな時間帯の便が買えるはず)。

    JALファーストクラス機内食の朝食

    無事にファーストクラスへのアップグレードに成功し、ラウンジに向かったが、朝早すぎてなにも食べる気になれず、コーヒーを飲む程度にしておいたが、それで胃が動き出したのか、機内食の朝食が五臓六腑にしみわたった、というのは少し大袈裟だろうか。
     

    福岡は市内まで出る

    始発便に乗れば福岡には8時過ぎに到着する。新千歳行きが出るまで6時間あるので、福岡は市内と空港が近いこともあって、市中に出るのがよいだろう。

    今回、実際には福岡で一泊しているのだが、もし日帰り日程だった場合、筆者ならこうするというプランを挙げておこう。

    まず、天神の周辺は朝早くから開いているカフェが限られているので、天神ではなく博多に向かう。博多なら駅構内、周辺、地下街に朝からオープンしている店に事欠かない。ここでお茶でも飲みながら時間を潰す。もし、ファーストクラスに当日アップグレードできなかった場合は朝食ということになるだろう。10時頃には多くの店が開くので、そのまま博多駅周辺をブラブラしてもいいし、余り時間的な余裕はないが、天神に移動してもいい。

    天神駅のごぼ天うどん

    昼食は市内でとるなら少し早めに。時間がないときの筆者のお気に入りは、西鉄福岡(天神)駅の2階にある博多うどんのお店だ。天神の駅ビル内なので場所はよいが改札外なので電車に乗らずとも利用できるし、安くて美味しいのでよく利用する。

    博多駅から動かない場合は、駅構内にある博多デイトス2階に「博多めん街道」というラーメン、うどん、博多チャンポンのお店が集まっている一角があり、安くて早くてお薦めである。

    空港でラウンジを楽しみたい場合は、昼を食べ終えたら移動である。福岡は天神にしても博多にしても、地下鉄で空港まで直結だから、こういう時間にゆとりがないときでも便利である。
     

    福岡から新千歳へ

    新千歳行きは福岡空港を14:20に出発する(2019年夏ダイヤ)。フライト時間は2時間15分と国内線にしては少し長めであるが、使用機材はB737と小型機である。大型機にするほどの需要はないのであろうが、乗った便はほぼ満席であった。

    今回は購入した運賃が特便割で最初からクラスJを指定しておいたが、ウルトラ先得などで購入して当日アップグレードを目指す場合、座席数の少なさからアップグレードできない可能性もある。1日で全てを終わらせる修行の場合は、朝、羽田で全便の当日アップグレードを頼んだ方がいいだろう。キャンセル待ちは出発空港でないとできないが、当日アップグレードはその日の分ならどこの空港でもできる。

    さて、円弧を描く日本列島の端から端へと飛ぶイメージのある福岡 – 新千歳線、勝手な思い込みで日本海上空をひたすら飛び続けるのだろうと思っていたが、意外と陸地の上を飛んでいた。機内Wi-Fiのポータルページにあるフライトマップで確認した限りでは、島根県辺りで日本海に出て、能登半島をかすめ、秋田辺りから東北地方を横切って太平洋に出ていた。

    新千歳につくのは夕方の4時半過ぎで、季節にもよっては日没後ということもある。
     

    新千歳から羽田へ

    新千歳に着くのは夕方の4時半過ぎ、羽田行きの最終便までは5時間以上あるが、札幌まで行ってしまうと実質滞在時間は3時間程度。まあ、お目当ての店があってそこで晩ご飯を食べるだけで帰ってくるというのも1つの手だ。

    それ以外の案としては、千歳に出る(ただし、なにもない)、空港で時間を潰すといったところだろう。レンタカーを借りて短時間のドライブというのも考えられるが、すぐに日が暮れてしまう。筆者なら空港内に留まり、空港内にある温泉に入ったりしてゆっくりと過ごすだろう。実際には、ここでも札幌に出て一泊しており、空港に長時間滞在した訳ではないが、この空港温泉には一度行ってみたいと思っている。

    新千歳空港内の飲食店に関しては、フードコートからラーメン屋、さらには寿司屋まで、もはや、紹介しきれないほどあるが、パソコンやスマホを充電できるお店としては、国内線ターミナルビル4Fにあるプロントが穴場的に空いていて、筆者も以前はよく利用していた(今は、さっさとラウンジに行ってしまうが)。

    さて、新千歳 – 羽田の最終便であるが、これもB737なのでクラスJの席数が少ないから、当日アップグレードを目指す場合は羽田で頼んでおくのがいいと思うが、20時少し前の時点ではまだ空きがあった。筆者の場合、実際には1本前のB767で運行されている便にしたので、ファーストクラスにアップグレードできた。

    • 羽田 – 福岡 : 1,418FOP (ファーストクラス)
    • 福岡 – 新千歳 : 1,900FOP (クラスJ)
    • 新千歳 – 羽田 : 1,276FOP (ファーストクラス)

    合計で4,594FOP。ファーストクラスへのアップグレードが原因で単価は少し悪くなり、11.5円@FOP程度である。最初に書いたとおり、すべて先得で取れば10円台に収めることができる。

    各区間のフライト時間はいちばん長い福岡 – 新千歳間で2時間半、残りは2時間を切っているので、長すぎて退屈することもないし、合計で6時間とはいえ、3回に分かれているので腰が痛くなることもないので、悪くはない行程と言えるかもしれない。

    しかし、全区間を先得の普通席にすると獲得できるFOPは2,940で、那覇往復の2,952とほぼ同じである。FOP単価を考慮に入れる場合、羽田を夕方に出て、那覇から最終便で帰ってくれば、単価はたいていの場合7円台にできるので(運がよければ6円台もありうる)、11円というのはまったく比べものにならない数字である。

    まあ、ひたすら単価を追求し続けて飽きて目先を変えたいときなどに、どうであろうか。

  • Conradのぬいぐるみ

    Conradのぬいぐるみ

    コンラッドのテディベア

    ヒルトン系列のホテルであるコンラッドに宿泊すると、部屋には必ず小さなぬいぐるみが置かれている。お土産に持って帰ってもよいこのぬいぐるみは、たいていはテディベアでコレクターズアイテムにもなっているらしいのだが、タイとフィリピンのコンラッドではいかにも東南アジアらしい動物になっている。

    コンラッド・バンコクの象

     

    コンラッド・マニラの牛

    1つ目はコンラッド・バンコクのゾウ。記事トップの画像もコンラッド・バンコクのもので、ベッドの真ん中にゾウがちょこんといるのが分かるだろうか。まあ、タイなのでゾウというのは分かりやすい。

    2枚目はコンラッド・マニラの牛である。部屋の中で撮ったのにいいものがなかったので(荷物がごちゃごちゃと写り込んでしまっていた)、ホテル1階にあるカフェに連れて出たときの写真である。

    さて、なぜ、マニラは牛なのか。これは正確には水牛なのであろう。フィリピンにはケソンプティという有名な水牛の乳を使ったチーズがあり、個人的にこういう熟成させないフレッシュチーズが苦手なので試したことはないが、フィリピンを代表する動物の1つなのであろう。

    筆者のコレクションには確か香港でもらってきたクマもいるはずなのだが、この記事を書くに当たって探してみたが行方不明である。こういったぬいぐるみは家に持って帰ると、たいていは子どものおもちゃとなるので、おもちゃ箱のどこかに潜んでいるのだろう。

    それ以外のコンラッドも多くはクマのようで、少しコレクター魂が疼いた。次回の出張はコンラッドにしてみようかと、今年行く可能性のあるシンガポールやらニューヨークやらを見てみたが、余りの高さにとてもではないがコンラッドなどには泊まれない。テディベア目当てで最初の一泊だけコンラッドにして、その後はヒルトンなりダブルツリーに移動するという手も考えてはみたが、どうせ子どものおもちゃかと思うと馬鹿馬鹿しくなってきた。

  • 南ぬ島石垣空港

    南ぬ島石垣空港

    石垣経由那覇行き

    2月には那覇まで行った。いつもは強行日程が多いので修行気分の那覇行きだが、今回は月、火と2日続けての予定が入っており、ごく普通に月曜の午前便、火曜の夜便で帰ってくるのではつまらない。仕事なんだから、つまらないもなにもないのだが、やはり、那覇まで行くとなると余計な一手間をかけたくなるのが人情(?)というものである。

    南ぬ島石垣空港

    というわけで、写真の通り、石垣まで行ってみた。

    たまたま、石垣線が安い値段で取れたので、羽田 – 石垣 – 那覇の往復にしてみたのだ。那覇経由の石垣行きではない。石垣経由の那覇行きという大回りであり、JALグループの国内線としては最長路線である羽田 – 石垣を使ってFOPを稼ごうという魂胆である。

    ちなみに、この季節は偏西風が強いので、往路は3時間半かかるが、復路は2時間40分ほどであり、1時間もの差がある。ところが、使用機材はJTAのB737-800で座席数が少ないため、往きはクラスJが取れなかった。なんとか非常口席は確保できたものの、心持ち広いかなという程度しかなかった。

    石垣から那覇までに関しては、反対に往路はクラスJが取れたが、復路はRAC運航便でプロペラ機に乗ることができたが、クラスJの設定はなかった。
     

    石垣空港内の施設

    石垣空港内には、手荷物検査場の前後ともにラウンジはない。しかし、一般エリアには地元八重山料理を出すセルフサービスの飲食店とカフェがあり、座席はフードコートのように共用となっているが、ゆっくりと過ごせる。

    八重山そばと石垣牛

     

    石垣空港のカフェ

    恐らく、ハイシーズンだと人でごった返すことになるのかもしれないが、通常期の空港利用客数に対しては充分な数の施設があると言えよう。

    手荷物検査の前なので時間には気をつけないといけないが、これまたハイシーズンでもない限り、手荷物検査は行列ができていても待たされるのは数分であろうし、検査場を抜ければ目の前が搭乗口というコンパクトな空港である。定時運行の妨げにならない範囲で、カフェでゆっくりとしていればいい。
     

    獲得FOPは5千超え

    さて、今回の大回り那覇行きで獲得できたFOPは以下の通りである。

    • 羽田 – 石垣 : 1,836FOP (普通席)
    • 石垣 – 那覇 : 420FOP (クラスJ)
    • 那覇 – 石垣 : 370FOP (普通席)
    • 石垣 – 羽田 : 2,480FOP (クラスJ)

    以上、合計で5,106FOP。最後の石垣 – 羽田が特便割でボーナスポイントが400FOPつき、トータルで5千FOPを超えた。1回の国内出張としてはかなり稼いだ方であろう。

    この記事トップの画像は往きの羽田 – 石垣で乗ったB737のウィングレットにいたイリオモテヤマネコ。ちょっと目が可愛らしい。本物は野生のヤマネコなので、目つきははるかに鋭い。

    世界自然遺産登録の支援活動の一環として、奄美・琉球に生息する希少動物のイラストをウィングレットに描いたもので、他にも、アマミノクロウサギとヤンバルクイナがいるらしい。各一機ずつのようで中々出会えないかもしれない。

  • 三都めぐり クアラルンプール

    三都めぐり クアラルンプール

    クアラルンプールから帰国

    マニラからクアラルンプールに戻ってきた後、1週間ほどクアラルンプールに滞在して帰国となった。ここからはクアラルンプール発券分である。チケット自体はプレミアムエコノミーであるが、マイルで往復ともビジネスクラスにアップグレードしてある。

    KLIAのアーリーチェックイン

    クアラルンプール国際空港、KLIAのJALカウンターは出発の3時間前からオープンするが、ビジネスクラスとプレミアムエコノミーの利用客及びステータス会員は、アーリーチェックインとして30分早く受付が始まる。写真はアーリーチェックイン中のカウンターの様子。

    KLIAもビジネスクラス利用客は出国審査のファストレーンがあるので、あっという間に保安区域に。アップグレードでビジネスクラスになった場合でも、ファストレーンの対象である。
     

    ゴールデンラウンジへ

    成田行きはサテライトからの出発なので、サテライトまで移動してマレーシア航空のゴールデンラウンジで夕食をとる。JALの指定ラウンジは別にあるのだが、共用ラウンジで行ったときには少し混雑気味であった。受付で他のラウンジの利用資格を確認され、ファーストクラスラウンジに入れるのならゴールデンラウンジの方がいいと勧められた。

    First Class Golden Loungeの食事

    前菜はシーフードのマリネ、カボチャのポタージュ、メインにはタリアテッレを頼んだが、お上品すぎて少し物足りなかったので、ラクサも追加で頼んだら、さすがに多すぎた。
     

    Sky Suite 3で日本へ

    ラウンジでシャワーを浴びたりしてゆっくりとしていると、いつの間にやら搭乗開始時刻になっていた。

    KLIAは各搭乗ゲート直前で手荷物検査があるので、どうしても他の空港よりも早めにラウンジを出ないといけない。それもあって、出発の1時間前が搭乗時刻として指定されているが、実際には、1時間前というのは搭乗ゲートの手荷物検査が始まる時間である。そこを通過すると階下の待合室になり、最終的に搭乗が始まるまで30分ぐらいはさらに待たされることになる。

    それを見込んで、搭乗開始時刻になってからラウンジを出たのだが、筆者のようなパターンで動く奴がいるから、航空会社としてはやはり1時間前を指定するしかないのであろう。なお、手荷物検査は搭乗クラスもステータスも関係なく等し並みに列に並ぶことになる。その下の待合室から機内に入るときは優先搭乗がある。

    JAL Sky Suite 3

    さて、JALのクアラルンプール線はSky Suite 3仕様の787-9が使用されている。写真は復路に撮ったものだが、手元にものを置いておくための収納場所が写真中央のコンセント類の上にある扉の部分しかなく、離着陸時はオットーマンにものを置いておくのも禁止。

    せっかくのビジネスクラスだからと、いちいち頭上の荷物入れから何度も出し入れする代わりに、色々と身の回りに置いておきたい場合、正に筆者がその通りなのだが、少し残念なシートである。ほとんど個室のようになるSky Suiteの方が圧倒的によいが、やはり、あの配列では定員が少なすぎるのであろう。

  • 三都めぐり マニラ

    三都めぐり マニラ

    クアラルンプールからマニラへ

    バンコクからは遠回りとなるが、まずクアラルンプールへ向かい、トランジットでマニラへ行く。すべてマレーシア航空便だ。KUL – MNL間を確実にマレーシア航空便にするために(=フィリピン航空運行のコードシェア便を避けるために)、クアラルンプールを正午過ぎには出発しないといけないので、バンコクからは早朝便となり、機内食はさすがにパスした(そもそも、搭乗した時点で満腹だったのだが)。

    KLIAのMH機

    写真はクアラルンプール国際空港のコンタクトピアに駐機中のマレーシア航空B737。バンコクから乗ってきたのも同型機だ。東南アジアなどの短・中距離路線でB737使用の場合、マレーシア航空便はサテライトではなく、コンタクトピア発着になる。
     

    機内食はフルーツミールに

    バンコクからだと時計が1時間進むのだが、それでもまだ朝の内にクアラルンプールに到着し、マニラ行きまでは約3時間。マレーシアに入国しても空港から出るほどの時間はないので、そのまま空港内に滞在。やることといえば、ゴールデンラウンジに行くことぐらいしかない。もちろんのこと、ファーストクラス・ラウンジでしっかりとコースの食事をいただく。

    フルーツミールの機内食

    こうなることは最初から分かっていたので、マニラ行きの機内食はあらかじめフルーツミールを頼んでおいた。さすがは南国のエアラインだけのことはあって、フルーツの種類も豊富で美味しい。日本で買う超高級フルーツのような強烈な甘さはないが、自然な甘味でこれぐらいの方が量をたくさん食べるには適している。まあ、それにしても多すぎるのだが。

    機内食で特別職を頼むと、中にはアレルギーが原因でオーダーしている人もいるから、コンタミネーションを避けるため、特別食は名前と中身を確認して最初にサーブされる。これはビジネスクラスでもエコノミークラスでも同じだが、まさか、食べ過ぎが原因でフルーツミールだとは思ってもいまい。少し気が引ける。
     

    マニラから戻る

    マニラ滞在はいつもは強行日程になることが多いのだが、今回は少し長めの5泊で、日曜にはCity of Dreamsというカジノ施設にも行くことができた。カジノには全く興味などないのだが、併設されているショッピングモールに用事があったのだ。といっても、規模はかなり小さいものであるが。

    この記事トップの画像はCODで撮ったチャイニーズ・ニュー・イヤーの飾り付け。今年は豚年。日本だとイノシシ年だが、中国では明確に豚年なのだ。漢字で書くと「猪」だが、西遊記に出てくる「猪八戒」が豚であるように、「猪」の文字は豚を表している。

    クアラルンプールの夜景

    マニラからの帰りは夜便で、着陸の少し前にクアラルンプール市内を見渡すことができた。写真の右上、やや中央寄りの2つ尖っている明かりがペトロナス・ツインタワーである。

  • 東南アジア三都めぐり バンコクへ

    東南アジア三都めぐり バンコクへ

    羽田からバンコクへ

    去年のバンコク行きは3回ともビジネスクラスで行くことができたので、すべて成田発であった。MH便は当然のことながら成田からだが、JALも成田便にのみSky Suite仕様の機材が使用されていたからである。

    今年はめぼしいビジネスクラスのセールがなかったので、久々に羽田発の夜行便で、それもエコノミークラスで行くことにした。もちろん、ダイヤモンド会員の恩恵には与らせていただいた。ファーストクラス・カウンター、ファストトラック、ファーストクラス・ラウンジである。

    羽田空港ファーストクラスラウンジ

    写真は羽田のファーストクラス・ラウンジの名物、鉄板ダイニングから何かの魚のポワレ(魚の種類は忘れた)。仕上がりは明らかにポワレなのだが、鉄板でポワレとはこれ如何に?などと思って、他の人のが頼んだのを調理するところを見学していると、鉄板焼き用のボウルを逆さまにしたような蓋をして蒸し焼きにしていた。

    まあ、調理法の話はともかく、バンコク行きの出発時刻は日付が変わる頃、つまり、このポワレの時点で夜の10時を回っているのだ。この鉄板ダイニングは今回の出張の最大の楽しみでもあったので(最大の楽しみが出発前に終わる)、その日の夕食は軽めにしたし、ラウンジでもあれこれ取り過ぎないようにはしたが、それでも食べ終わる頃には23時である。機内食は断ろう、多分。
     

    座席は45A

    今回はエコノミークラスである。せめて少しでも広い席をと、非常口席を指定しておいた。トイレ待ちの人がたまるからと、この席を嫌う人も多いようだが、脚を前に投げ出せる快適さには代えられないと思う。

    787の非常口席

    写真の左側に写り込んでいる、非常口足下の白い出っ張りであるが、機種によってはこの出っ張りのせいで足下が大して広くないこともあるようだが、今回の787では充分な広さが確保されていた。思い切り脚を伸ばせば、この出っ張りに届くかなという程度である。
     

    マハナコンタワー

    バンコクではあまり観光などをする時間はなかったが、オープンしたばかりのマハナコンタワーには夜の空いた時間に行ってみた。BTSのチョンノンシー駅直結のこのタワーはバンコクでいちばん高い77階建て高層ビルで、ビルの最上部にある展望台は地上314m。スカイツリーの展望台が350mなので、かなりの高さだというのが分かるだろう。しかも、屋外で吹きさらしである。さすがにガラスの壁が周囲に張り巡らされてはいるが、人の背よりは低い程度のものである。

    マハナコンタワーからの眺め

    しかし、何よりも恐ろしいのは、この記事トップの画像にもある、高さ311mのスカイウォーク、なんと、この高さで床がガラス張り、ガラス越しにはるか眼下の町並みが見下ろせるのである。筆者もチャレンジして、ガラスの上に寝転んでポーズをとってみたが、後からそのときの写真を見てみると、顔が引きつっていた。
     

    クアラルンプールへ

    バンコクの次はクアラルンプールである。バンコクには4日ほど滞在したが、その間にマレーシア航空からMHupgradeに成功したというメールが来ていた。

    早朝に出発する便なので、ホテルで朝食を取らずにタクシーで空港に移動、チェックインも保安検査も出国審査もあっという間だった。スワンナプーム国際空港はビジネスクラス利用でファストレーンが利用できるが、マイレージプログラムのエリートメンバーというだけでは利用できないので、MHupgrade様々である。といっても、この時間帯だとさすがに空港内も閑散としている。

    スワンナプーム国際空港キャセイパシフィック航空ラウンジ

    そして、スワンナプームのキャセイパシフィック航空ラウンジ。マレーシア航空の指定ラウンジは Miracle Lounge だが、キャセイのラウンジの方がはるかによい。

    ヌードルバーでワンタン麺と点心を食べ、キャセイデライト(ノンアルコールのカクテル)をバーカウンターで頼み、出発時刻までゆっくりと過ごすことができた。さあ、次は機内食だ。