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  • ついにダイヤモンドに

    ついにダイヤモンドに

    JGCダイヤモンドカードが届いた

    立て続けに行ったバンコク行き、最後の帰国便でとうとう10万FOPに到達。帰国して2週間ほど、もはや今年になって何度目か分からないJALからの郵便物が届いた。中身はもちろん、ダイヤモンドカードである。

    今年の初めに、今後増える予定の海外・国内両方の出張で楽できるようにと、デフォルトで利用を指定されているJALのステータス会員を目指したのだが、それから10ヶ月ほどで勢い余ってダイヤモンドにまで到達してしまった。最初のうちはFOP単価がどうのこうのと色々と計算をして楽しんでいたが、途中からどうでもよくなってしまった。ダイナミックパッケージというツアー形式で手配したものが増えて(全部で3件)、もはや正確に計算ができなくなってしまったからだ。
     

    JMBステータス会員とJGC会員

    どうでもいいことだが、サファイアに到達した直後にJALグローバルクラブに入会しているので、今回送られてきたのは、正確に言うとJMBではなく、JGCダイヤモンドカードということになるのだろうか。ご覧の通りJGCのマークが入っている。

    9月から10月にかけてのバンコク行き2回でワンワールドエメラルドの待遇を受けるために(=ファーストラウンジを利用するために)、さっさとJGCの入会申請をしてJGCプレミアのステータスを得たのだが、もし、この2回をJMBサファイアのままでいたら、10万FOP到達で今回得たステータスはJMBダイヤモンドということになる。

    筆者はどちらかというと何でもコレクションしたい気質なので、JGCに入ってしまった以上、二度と手に入らないJMBダイヤモンドカードに少しだけ未練はある。ただ、来年以降に8万FOPも飛ぶかどうかは不明なので、その意味ではJGCプレミアカードを手に入れるチャンスも今年だけかもしれないと、今のところ自分を騙している。

    JGCサファイアカードも持っていないが、まあ、これはその内に、ひょっとしたら来年の実績で再来年にでも手に入るだろう。FLY ONステータスのないただのJGCカードは将来引退したら手に入るかもしれない。JGCクリスタルはどうかな。

  • 8万FOPを超えてJGCプレミアに

    8万FOPを超えてJGCプレミアに

    9月に8万FOPに到達

    6月の半ばに5万FOPを超えてサファイアステータスを得てから、3ヶ月で3万FOPを獲得、9月の中旬にとうとう8万FOPに到達して、JGCプレミアになることができた。

    3ヶ月とはいっても、7月後半から9月頭までの約2ヶ月はまったく飛んでいないので、実質的には一月である。マレーシア航空のビジネスクラスでクアラルンプールまで2往復したのと、JALで沖縄 – マニラを飛んだのと、ほぼこの3回だけである。
     

    JGCプレミアとは

    JGCプレミアというのは少し特殊なステータスである。

    ワンワールドの上級会員には上からエメラルド、サファイア、ルビーの3段階があり、JALのマイレージプログラムJMBにもそれに対応する形で、ダイヤモンド、サファイア、クリスタルの3段階がある。ステータス獲得に必要なFOPで見ると、順に10万FOP、5万FOP、3万FOPとなり、ラウンジ利用などの基本的な優遇サービスがすべて受けられるサファイアステータスと最上位とでは、必要FOPが倍違うのである。

    JGCプレミアはその大きな隔たりを埋めるように存在する、JAL Global Clubの会員のみが8万FOPで獲得できるステタースである。ワンワールドではエメラルド扱いなので、ファーストクラス用チェックインカウンターやファーストクラス・ラウンジが利用できるなど、実質的に最上級会員として優遇されるという優れものだ。

    8万FOPに到達したのは9月下旬のマニラ・シンガポール出張で、下旬にはマレーシア航空のビジネスクラスでバンコク出張が入っていたが、カードはそこには間に合わず、帰国したら届いていたというのは、サファイアの時と同じパターンであった。

  • JGCバッゲージタッグが届いた

    JGCバッゲージタッグが届いた

    JGCからの郵便物

    JALグローバルクラブに入会して一月余り経ったであろうか、8月の頭にJGCからの郵便物が届いた。定形はがきより一回り大きいサイズの厚紙封筒で、少し膨らんだ厚みは数センチといったところ。

    今年はJALから色々な郵便物が届いている。年明けすぐのJMBクリスタルカードに始まり、子どものJMBカード、JAL Card Club-Aへの切替、JMBサファイア、JGC Club-A Card。発送先は異なってはいるものの、一応すべてがJAL関係。

    だいたい、こちらで申し込んだものか、そのステータスに到達したのを先にウェブで確認しているものばかりなので、届いても別に驚きもしないが、逆に届かなかったことで、JGCサファイアのカードは発行されないんだと知ったりもした。手元にあるのは、JGCではないノーマル(?)のサファイアカードと、JGC Club-Aカードである。
     

    JGCタッグが届いていた

    そこにこの封書である。最初はなにが届いたのか分からなかったのだが、よくよく見れば、ちゃんと「JALグローバルクラブ バッゲージタッグ在中」と書いてあった。

    JGCから送られてきた郵便物

    JGCに入会したときに送られてくる名前の刻印入り革製バッゲージタッグである。JGCに入ればいつでもラウンジだ、それしか念頭になかったので、言われてみればそのような特典もあったような、なかったような、その程度のあいまいな記憶しかなかったから、予期していなかった分、今年いちばん嬉しいJAL(関係)からの郵送物であった。 なんだかんだでグッズ好きなのである。

    JGCバッゲージタッグ

    タグの本体は写真の反対側にある金属プレートで、そこに名前が刻印してある。それを保護する革ケース(写真の通りにJGCのロゴが金文字で刻印されている)とカバンに取り付けるためのベルトがセットされている。
     

    新しいスーツケースにセットする

    最近、安かった割には何年も愛用していた、機内持ち込み用の小型スーツケースのタイヤが破損してしまった。バンコク出張で壊れた、というか、BTSの駅からホテルまで歩いているときに、舗装状態の悪い歩道で壊れてしまった。出張先なので代わりのものを現地調達しないといけなかったのだが、たまたま大型スーツケースで中々のものがセールで安くなっていたので、それを買ってしまった。

    さて、家族旅行などであれば、もう荷物はすべてチェックインさせてしまい、機内には小さなカバンぐらいしか持ち込まないから、大型スーツケースがあれば事足りるのだが、出張時となると搭乗直前までパソコンで作業をしたい。そこでパソコンなどで荷物が少し重くなってもいいように、機内持ち込み用の小型スーツケースも必要なのである。

    バンコクで壊れてしまったやつは、さすがにお金をかけて修理するのがためらわれたので(それぐらい安かった)、今度はちゃんと修理して使い続けようという気になれるものをということで、しっかりとしたスーツケースをちゃんとしたメーカーで新調した。

    さっそく、それにJGCタグを取り付けてみた。少しくどい感もあるが、しばらくはこれでいこう、次の出張に持っていって、タグがこの位置だと、どうにも邪魔というのでなければ。

  • 50回乗るか、50000FOP飛ぶか (2)

    50回乗るか、50000FOP飛ぶか (2)

    具体的にどのような修行をするのか

    50回の搭乗でJCGの資格を得ようとするとどうなるのか。回数を稼ぐためには、具体的にはどのような方法が効率的なのか。そもそも、商用で頻繁に飛行機を利用することのない人が、いかにして年間50回も搭乗するのか。

    もちろん金と時間が許すなら北海道でも沖縄でもハワイでも、どこにでも好きなところに25回旅行すればいいのだが(まあ、そんなことをすれば、50回乗る前に5万FOPを達成できるであろうが)、現実には、なるべく距離が短くて安く乗れる路線を1日で何往復かするという荒行となる。

    1日に何往復もするのは、貴重な休日を修行のためだけに潰してしまわないよう、まとめて回数を稼ぐためであるらしいが、これが独り身で休みを自由に使ってよいのであれば、分散させて1日当たりの搭乗回数を減らすこともできる。もっとも、空港までの交通費などを考えれば、まとめて修行した方が安上がりではある。
     

    福岡 – 宮崎をひたすら往復する荒行

    回数修行の場合、具体的には福岡 – 宮崎線や沖縄の離島航路などがメジャーで、例えば、2018年の春ダイヤでいけば、朝7:10に福岡を出て、夜の21:45に福岡(!)に到着するまで、1日で4往復、8回搭乗できるのである。福岡在住でなければ、前後に宿泊が必要となるが、これに福岡空港までの往復2回も追加されるので、このような修行をたったの5回行うだけなのだ。

    実際にこの荒行に挑んだ方たちの報告記は、感心するやら呆れるやら、実に楽しいものである。とりわけ、時間を無駄にしないために目的地に到着後、すぐに折り返しの便に乗ろうとすると、機材やキャビンアテンダントが変わらないので、先ほどお別れしたばかりの客室乗務員に出迎えられるという、この上もなく恥ずかしい思いをすることになる。挑戦者の誰もが口にするこの事態には同情の念を禁じ得ない。

    あくまでも机上の空論として述べるなら、羽田 – 伊丹線でも1日に4往復できる。機材が大きく乗客の数も何倍にもなるので、まあ、気恥ずかしさは軽減されるかもしれない。やったことはないし、やるつもりもないので、実際のところ、どうなのかまでは分からない。
     

    OKA-SINタッチという修行

    一方で、50,000FOPをためようという場合の有名な修行方法は、OKA-SINタッチと呼ばれている。OKAとSINはそれぞれ、那覇とシンガポールの空港コード、タッチとは正にその名の通り、シンガポールにタッチするだけで観光も何もせずにとんぼ返りするという意味である。

    那覇 – 東京(羽田・成田) – シンガポール – 東京 – 那覇という経路のチケットを手配すると、単純に東京からシンガポールまでの航空券に加えて、那覇と東京の往復が一万円程度の追加で購入でき、なおかつマイル、ひいてはFOPの積算率も高くなるという、コストパフォーマンスにも獲得効率にも優れたプランである。さらに、全体の日程をできる限り短くするため(居住地と那覇の間の移動が前後に加わることになる)、シンガポールでの滞在時間をできるだけ短くする、なんなら空港から出ないというものである。

    体力的には相当きついものになるが、OKA – SINタッチはすべて機中泊とすることも可能で、これも2018年春からのダイヤで見ると、羽田を朝7:55に出て那覇に向かった後、シンガポールのチャンギ空港にたった1時間半だけ滞在し、翌日の16:45には羽田に戻ってこれるのだ。週末だけで完結させることができて、もちろん、帰りも那覇に寄っている。

    予約クラスによって獲得できるFOPは大きく異なってくるのだが、例えば、国際線部分で100%積算のプレミアムエコノミーを利用し、最初と最後の羽田 – 那覇往復は安い先得系の運賃で購入したとすると、18,424FOP獲得できるので、たったの3回シンガポールに行くだけで上がりである。
     

    正真正銘のタッチは非現実的

    シンガポールで乗ってきた飛行機でそのままとんぼ返りする正真正銘のSINタッチだと、宿泊費が要らないので修行費用も安く上がりそうな気もするが、実はそう簡単な話ではない。最低旅程日数という問題があるのだ。

    Economy Saverなどの安い航空券に設定された最低旅程日数の制約は、JALの場合たいてい3日のことが多く、正真正銘のタッチだけだと2日で帰ってくることになるため正規エコノミー航空券となり、うまくいけば6万円程度のところが、40万超えになってしまうのだ。

    そこまで縛りのきつくないプレミアムエコノミーでも、3日あれば12万円程度のものが、2日だと25万円に跳ね上がる。予算よりも日数の方が重要という場合は、エコノミーではなくプレエコの方が安上がりであるが、たいていの場合バーゲン運賃が設定されているプレエコに、倍の金額を払うことになるのは馬鹿馬鹿しい。

    というわけで、ほとんどの場合、シンガポールに一泊して帰ってくることになる。3日というのは現地に3日滞在しないといけないわけではなく、日本出発日、中1日、そして、帰国便の出発日という数え方でよいので、現地1時から2時頃に出る夜行便で帰ってくれば、シンガポールには一泊ということになるのだ。
     

    せっかく行くならシンガポール観光は?

    もちろん、せっかく一泊するのだからシンガポール観光をというのは至極当然の発想であるが、世の中には実に恐るべき方々がいるもので、いわゆるダブルホルダー、JALとANAの両方で修行をしようという人の曰く、もう何回もシンガポール行ってるから今さら見るところもないのだそうだ。

    げに恐ろしきは修行僧である。

    まあ、そのようなある種の殿上人のことは置いておくとして、JALのフライトスケジュールだと、土曜の日中に沖縄から成田経由で飛んでシンガポール着が日付が変わる頃、その夜はシンガポールに宿泊して、月曜になってすぐ、深夜の2時頃にシンガポールを出て羽田に朝10時頃着というのが最短プランであろう。この場合、日曜をまるごとシンガポール観光に充てることができる。
     

    楽しく快適にFOPをためましょう

    マイル修行の厳しさについて見てきたわけだが、ただただ出張時などに楽をしたいというだけの私にとって、ハードな修行を積むというのは本末転倒。いかに楽しくステータスを獲得するかが問題となる。したがって、回数勝負はあり得ない、というか、やれと言われても無理。

    ちょうど、JCGを目指そうと思い立ったときに、JALとマレーシア航空でビジネスクラスのセールをやっていたので、それらを最大限利用して、どのみち乗らないといけない出張時のチケットを手配して計画を立てることにした。通常、東南アジアへの出張はプレミアムエコノミーの利用が認められているので、そこに自分でいくらか追加してビジネスクラスにしようという魂胆だ。もちろん、差額自己負担でのアップグレードや、勝手にダウングレードして差額を得ることも認められている。会社に黙ってズルをしようというのではない。

    5万ポイントの獲得で上級会員を目指す場合、FOP単価という考え方がよく言われていて、これは単純に支払った航空運賃を獲得したFOPで割っただけにもの。つまり、1FOPを稼ぐのにいくらかかったのかというコストである。

    ビジネスクラスを利用するとコスト的には優秀というわけにはいかないが、いずれにせよ必要な経費とビジネスクラスとの差額だけを考えるなら、そう悪い話でもなかろうと思っている。具体的な計画はまた別記事にて。

  • 50回乗るか 50000FOP飛ぶか (1)

    50回乗るか 50000FOP飛ぶか (1)

    サファイア会員に至る道

    さて、JALのマイレージプログラムJMBには通常会員の他に、上から順番にダイヤモンド、サファイア、クリスタルという3段階の上級ステータスが存在している。このステータスを獲得するには、ステータス毎に決められた規定回数以上乗るか、規定距離以上乗るか、二通りの方法がある。

    回数にせよ距離にせよ、元来がお得意様を優遇するための制度なので、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆と年に3回乗る程度では、到底到達し得ない数字である。年に3回、往復で6回でサファイアのステータスを獲得しようとすると、ニューヨークやロンドンまでファーストクラス利用という話になってしまう。当たり前だが、最上級ではないサファイア会員よりもファーストクラス利用客への優遇の方がはるかに上である。

    余談ではあるが、これがANAだと必ず距離で稼がないといけなくなるので、JALの方が上級会員を目指しやすいというのは、マイレージ修行をしようとする人たちの間では有名な話、というよりは、常識の類らしい。もっとも、後で説明するとおり、この規定回数以上乗るというのが、並大抵のことではないのだが。
     

    JALグローバルクラブに入会するには

    さて、今回、筆者が目指しているのは、単純にJMBのサファイアのステータスだけではなく、JALグローバルクラブ JGC の会員になることである。

    この記事を読もうというほどの人には既知の事実であろうが、念のために書き記しておくと、JGCというのはJMBでサファイア以上を獲得した人のみが招待される、JMBとは別個の会員制度で、指定されたJALカードを所有していることが入会の条件となる。

    1度でもいいからサファイア会員になって、ひとたびJGCに入会すれば、対象のJALカードを保有し続ける限り、サファイアとほぼ同等のステータスがずっと与えられるというものである。

    したがって、JGCを目指すということは、とりもなおさず、JMBでサファイア以上を目指すというこである。その方法が二通りということだ。それでは順番にその詳細な条件を見てゆこう。
     

    年間に50回搭乗する修行僧

    回数でJMBのステータスを獲得しようという場合、話は至極単純である。サファイアを手に入れるには年間で50回の搭乗が必要である。対象期間は1月1日から12月31日まで、ワンワールド便もマイルが付与される予約クラスなら搭乗回数としてカウントされるが、50回の内の少なくとも25回はJALグループ便でないといけない。

    往復だと2回とカウントされるので、月に2回飛行機で出張に行く人はそれだけで48回となる。後は旅行ででも1往復すれば上がりである。このように頻繁に利用する乗客を優遇して、競合他社に流れないように囲い込むというのが本来のマイレージプログラムの趣旨なので、仕事でよく乗るという人には到達しやすい仕組みとなっている。

    しかし、仕事などで月に何回も乗るというのではなく、純粋に上級ステータス獲得のためだけに50回搭乗しようという有徳の御仁も世の中には存在している。この場合、正に飛行機に乗るために乗るという、普通に考えてみれば意味のないことを50回も繰り返すのだ。修行のように険しい道を究めようとしているという意味で、尊敬の念を込めて(と同時に、やや自嘲気味にも)修行僧と呼ばれている。

    しかし、私はよく乗ってふた月に2回(=1往復)がいいところだ。それとは別に家族旅行で使うかなという程度。これでは1つ下のランクである「クリスタル」の基準である30回の半分がようやくといったところである。

    今年は搭乗する機会が増えそうなのだが、それでも月に1回程度であろう。年に数度の家族旅行も飛行機にして、ようやくクリスタルである。かといって、不足分をひたすら飛行機に乗り続けるという修行、というか、苦行の類は苦手である。

    実際、筆者が昨年クリスタルに到達できたのは、回数ではなく、次に挙げる距離によってであった。
     

    50,000FOP稼ぐ

    距離でステータスを得ようという場合、単純に飛んだ実距離でもなければ、付与されたマイル数でもなく、Fly On Point、略してFOPという単位が使われる。予約クラスに基づくマイルの積算率であるとか優遇率であるとかを掛け合わせ、さらにボーナスポイントがつくこともある、この上級会員の資格獲得のための独自概念である。

    計算方法はちょっと複雑ではあるが、JAL公式サイト内から計算することもできるし、まあ、この辺りの話は本当の意味での修行僧達のブログなどに詳しいので、私などが屋上屋を重ねることもあるまい。

    とにもかくにも、このFly On Pointを貯めて、50,000に到達すること(内25,000FOPはJALグループ便)が必要条件となる。昨年はこれが3万ポイントに到達したので、JMBクリスタルを獲得することができたが、クリスタルではJGCに招待されないので、今年はその一つ上を目指そうというわけである。
     

     

  • JGCを目指す (2)

    JGCを目指す (2)

    ひいきの航空会社も特になかった

    何度か優先サービスやラウンジ利用をして、その有効性というか、自分にとっての重要性は納得できた。

    では、これまではどうであったかというと、仕事やプライベートで飛行機に乗る機会がなかったわけではなく、むしろ、少なくはない方だったのではないだろうか。かつて、エールフランスのFlying Blueのマイル有効期限が、最後にスカイチーム便に乗ってから2年であった頃、ノースウエスト航空が成田からアジア各地にも飛んでいたので、フランス行きにエールフランス、アメリカや東南アジア行きはノースウエストと5年ほどかけてマイルをためて、搭乗マイルだけで特典航空券に到達したこともある。

    しかし、搭乗の頻度としてはさして高くもなく、たいていの場合、エアチケットを買う度毎に、その都度、安い航空券を探して価格で決めることの方が多かったし、仕事で乗ることもあったが、こちらから航空会社を指定できる立場でもなかったので、いつも同じ特定のキャリアというわけではなかった。

    もちろん、マイレージプログラムには参加していても結果的にマイルがたまるようなこともなかった。以前から、JAL、ANA、エールフランスと、三大アライアンスすべてのマイレージカードを持ってはいたものの、スカイチームで特典航空券を1度発券できただけで、等し並みに平会員なのであった。

    もとより航空会社に特段の思い入れはなかった。往きの機内から海外気分ということで、あえて目的国のキャリアを選ぶこともあった。所詮は国際線の機内の話なので、どこの国のでもそんなに違いはないのだが、まあ気分の問題として。

    人生で最初の飛行機はアエロフロートであったし、サベナ・ベルギー航空、スイス航空、ノースウエスト航空、コンチネンタル航空、アンセット航空など、今となっては存在していない航空会社にも色々と乗ったことがあるので、多様性という点ではそれなりのものなのかもしれないが、そんなことでは上級会員になどなれない。
     

    成田発エールフランス夜行便

    敢えて何度も乗った便と言うなら、かつて頻繁にヨーロッパに行っていた頃、東京側の空港はすべて成田だったのだが、当時、欧州航路の夜行便はエールフランスしかなかったので、ヨーロッパ内のどこに行くにもパリ乗り換えだったぐらいであろうか。確か20年ほど前は成田水曜発のみの週1便であった記憶がある。なので、ヨーロッパ行きは水曜発の翌週の火曜か水曜帰りというのが常であった。しかも、当時はこれが空いていたので、1人でエコノミー3席1列を独占して横になることもできた。

    ただ、何度も利用したのは確かであるが、シャルル・ド・ゴールに朝の4時という、とんでもない早朝に到着する。それでも昼行便よりはフライト時間が長いので、ゆっくりと飛んでいたのだと思うが、RERの始発もリムジンバスの始発も1時間以上先、乗り換えの飛行機に至っては数時間先しかないという、早朝のロワシーで途方に暮れること請け合いの便であったから、ひいきというにはほど遠かった。

    この記事の画像はその頃に撮ったターミナル2-F。確か、ロンドン行きに乗り換えるために保安区域内にとどまっていたのだと思う。ご覧の通り人気もない、したがって、開いている店など存在しない。

    これがイタリアやドイツなどシェンゲン協定を結んでいる国に行く場合だと、フランスで入国するので保安区域の外に出れるのだが、外に出たところでカフェの1つも開いている訳ではなかった。
     

    JALを利用し続けてみて

    しかし、もはや若いとは言えない年齢になって万事につけ快適な方に流されるようになると、若い頃は過剰サービスと感じることもあった日本流の接客サービスを見直すようになり、昨年は主にJALを使ってみた。

    結果としてマイルもJMBに集約されることとなり、東南アジアへ2回とアメリカに1回、それぞれプレミアムエコノミーで往復し、国内線も何度か利用したところ、昔なら自分にはなんの関係もないと思っていた上級ステータスを獲得することができたのである。一度だけではあるが、国内線のファーストクラスも利用してみたのだが、そのときにたまったFOPも大きかった。

    ファーストクラスは正に最高のおもてなしといったところで、わずか1時間あまりとはいえ、実に快適な旅であった。ただ、さすがに分不相応で、1万円かそこらのよれよれコートを預かってもらうのは気恥ずかしくもあった。しかし、そのサービスは心地よく、若かりし頃に感じていた、好きにやるのでどちらかというと放っておいて欲しいという気持になることはなかった。
     

    クリスタル会員、そして、さらに上を

    図らずも上級ステータスに到達したとはいっても、取れたのは平賀医院の次のクリスタル止まりで、これではラウンジの利用ができない。羽田空港の国内線だと保安区域内にクレジットカードで利用できるラウンジがあるので、ここ数年はそこを利用していたが、国際線ターミナルや成田は出国手続き前にしかない。

    とりあえず、今年2月に海外出張した際は、数少ないクリスタル会員への特典として、ビジネスクラス用カウンターでの優先チェックインをすることができた。帰りのシンガポールでは優先チェックインが威力を発揮したが、それでも、ラウンジも優先搭乗もなしである。

    こうなってくると、俄然欲が出てくるのが人の性というもの、今年は去年以上に海外出張も増えそうなので、この際だからJMBのサファイアを目指し、その恩恵でJGCに入会してみようかと思い至った。

    JALの公式サイトに獲得できるマイル数やFOPを計算できるページがあって、年始にすでに予定されている出張だけで4万FOPを超える見込みであった。さらに、JALとマレーシア航空のビジネスクラスのセールもあって、これをうまく活用すれば8月中にはサファイアに到達できる見込みが立った。

    上級ステータスのために何度も飛行機に乗る、いわゆる修行などは私の性分には合わないのだが、これなら、どのみち行かないといけない出張にプラスアルファするだけで、むしろ、楽して獲得できそう。

    以上が私がmilleage run、いわゆるマイル修行をしてみようかと思い立ったいきさつである。

     

  • JGCを目指す (1)

    JGCを目指す (1)

    飛行機がそんなに好きなわけではない

    移動が苦手である。自分で運転する車はまだいい、渋滞にさえはまらなければ。鉄道は乗った側から退屈してしまい、車窓を楽しむといっても、例えば、東京から大阪までで新幹線に乗ったとして、富士山に浜名湖など見どころはピンポイントで、それ以外は延々と変わり映えのしない風景が続く。乗り継ぎなどの待ち時間は正直に言って苦痛以外のなにものでもない。

    まして、もっと狭い空間に閉じ込められて、外を眺めても下手すると雲しか見えない飛行機はいちばん苦手であった。年に10回以上は乗るにしても、それは仕事としてで有、長距離の移動手段として他に選択肢がないのでやむを得ずというのが最大の理由である。

    もちろん、嫌いなわけでもない。珍しい飛行機を見かけたり、最新鋭機種に当たったりすると、楽しくもなるし写真も撮る。それでも、もし時間も予算も許すなら、船や寝台列車でのんびりと旅してみたいとも思う。もっとも、それとて乗った途端に退屈するのかもしれないが。
     

    行列嫌い

    そんな筆者が今年(2018年)、日本航空のマイレージサービス JMB の上級会員を目指し、あまつさえ、JALグローバルクラブ(JGC)の資格を取得しようと計画している。

    なぜ、そのような事態に至ったのかというと、飛行機に乗るのが無類の喜びというわけではないだけに、しかし、確実に年に何度かはある海外出張時をより快適に過ごせるようになるためといったところであろうか。

    先ほども書いたように、待ち時間をやり過ごすのが得意ではない。職業柄、パソコンさえあればどこでも仕事はできるので、余った時間にやることには事欠かない。しかし、無駄に行列に並んだり、空いていて快適なカフェを求めて空港内をあっちこっち歩き回るというのは、決して楽しいことではない。

    そういえば、食事時に並ばないと入れないような、いわゆる行列のできる店は極力避けている。たいていの場合、そういうところはテレビや雑誌で紹介されたのが混雑の原因で、1時間も並ぶほどのものでもないケースが多いからではあるが、根本的に待つのが嫌いだからでもある。
     

    上級会員のメリット

    それゆえ、優先チェックインが受けられて、出発前にラウンジが使えるというのは大きなメリットである。

    成田や羽田でJALやANAを利用している限りでは、年末年始・GW・お盆でもなければ、チェックインカウンターに大行列ということには中々ならない。しかし、海外の空港、とくに東南アジアでは、出発2時間前には相当な行列を覚悟しない蹴ればならない。

    また、保安区域内に入ってしまうと、落ち着いてゆっくりできるカフェが常にあるとも限らない。カフェがあっても混んでいたり、スタンド程度のものしかないということさえある。

    常に上級クラスを利用できるのであればいざ知らず、エコノミーのさして広くもない席に数時間座り続ける、その前の空港の段階だけでも、優先チェックインとラウンジ利用で楽に過ごすことができれば、その後もずいぶんと違うはずである。
     

    実際に恩恵を受けてみて

    直接のきっかけは、最近よく一緒に海外出張に出かける友人がJALの上級ステータスを持っていて(この人は本当に仕事で乗りまくって結果的にエリート会員というパターン)、その人に連れられて各地のラウンジを利用したこと、さらに昨年、自分でもプレミアムエコノミーを何度か利用してますます味を占めたことの2つである。

    特に海外空港での優先チェックインの恩恵は絶大であった。例えば、バンコクのスワンナプーム国際空港は余りの利用客の多さに常に混雑しており、チェックインカウンターに長蛇の列ができていることも珍しくない。そんなときにビジネスクラス用カウンターであっという間に手続きできるのは、実に快適であった。

    羽田国際線ターミナルJALカウンター

    この画像は羽田空港国際線ターミナルのJALカウンターであるが、奥からファーストクラス用、JGC用、ビジネスクラス用となっていて、それぞれに2カウンターずつ充てられている。さらにこの手前に、プレミアムエコノミー用が1つ、オンラインなどでチェックイン済みで荷物を預けるだけのカウンターが2つ、エコノミー用のカウンターも2つあるのだが、このカウンター数の割り当てだけを見ても、いかに上級クラスが優遇されているかが分かろうというものだ。