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  • 三都めぐり クアラルンプール

    三都めぐり クアラルンプール

    クアラルンプールから帰国

    マニラからクアラルンプールに戻ってきた後、1週間ほどクアラルンプールに滞在して帰国となった。ここからはクアラルンプール発券分である。チケット自体はプレミアムエコノミーであるが、マイルで往復ともビジネスクラスにアップグレードしてある。

    KLIAのアーリーチェックイン

    クアラルンプール国際空港、KLIAのJALカウンターは出発の3時間前からオープンするが、ビジネスクラスとプレミアムエコノミーの利用客及びステータス会員は、アーリーチェックインとして30分早く受付が始まる。写真はアーリーチェックイン中のカウンターの様子。

    KLIAもビジネスクラス利用客は出国審査のファストレーンがあるので、あっという間に保安区域に。アップグレードでビジネスクラスになった場合でも、ファストレーンの対象である。
     

    ゴールデンラウンジへ

    成田行きはサテライトからの出発なので、サテライトまで移動してマレーシア航空のゴールデンラウンジで夕食をとる。JALの指定ラウンジは別にあるのだが、共用ラウンジで行ったときには少し混雑気味であった。受付で他のラウンジの利用資格を確認され、ファーストクラスラウンジに入れるのならゴールデンラウンジの方がいいと勧められた。

    First Class Golden Loungeの食事

    前菜はシーフードのマリネ、カボチャのポタージュ、メインにはタリアテッレを頼んだが、お上品すぎて少し物足りなかったので、ラクサも追加で頼んだら、さすがに多すぎた。
     

    Sky Suite 3で日本へ

    ラウンジでシャワーを浴びたりしてゆっくりとしていると、いつの間にやら搭乗開始時刻になっていた。

    KLIAは各搭乗ゲート直前で手荷物検査があるので、どうしても他の空港よりも早めにラウンジを出ないといけない。それもあって、出発の1時間前が搭乗時刻として指定されているが、実際には、1時間前というのは搭乗ゲートの手荷物検査が始まる時間である。そこを通過すると階下の待合室になり、最終的に搭乗が始まるまで30分ぐらいはさらに待たされることになる。

    それを見込んで、搭乗開始時刻になってからラウンジを出たのだが、筆者のようなパターンで動く奴がいるから、航空会社としてはやはり1時間前を指定するしかないのであろう。なお、手荷物検査は搭乗クラスもステータスも関係なく等し並みに列に並ぶことになる。その下の待合室から機内に入るときは優先搭乗がある。

    JAL Sky Suite 3

    さて、JALのクアラルンプール線はSky Suite 3仕様の787-9が使用されている。写真は復路に撮ったものだが、手元にものを置いておくための収納場所が写真中央のコンセント類の上にある扉の部分しかなく、離着陸時はオットーマンにものを置いておくのも禁止。

    せっかくのビジネスクラスだからと、いちいち頭上の荷物入れから何度も出し入れする代わりに、色々と身の回りに置いておきたい場合、正に筆者がその通りなのだが、少し残念なシートである。ほとんど個室のようになるSky Suiteの方が圧倒的によいが、やはり、あの配列では定員が少なすぎるのであろう。

  • 東南アジア三都めぐり バンコクへ

    東南アジア三都めぐり バンコクへ

    羽田からバンコクへ

    去年のバンコク行きは3回ともビジネスクラスで行くことができたので、すべて成田発であった。MH便は当然のことながら成田からだが、JALも成田便にのみSky Suite仕様の機材が使用されていたからである。

    今年はめぼしいビジネスクラスのセールがなかったので、久々に羽田発の夜行便で、それもエコノミークラスで行くことにした。もちろん、ダイヤモンド会員の恩恵には与らせていただいた。ファーストクラス・カウンター、ファストトラック、ファーストクラス・ラウンジである。

    羽田空港ファーストクラスラウンジ

    写真は羽田のファーストクラス・ラウンジの名物、鉄板ダイニングから何かの魚のポワレ(魚の種類は忘れた)。仕上がりは明らかにポワレなのだが、鉄板でポワレとはこれ如何に?などと思って、他の人のが頼んだのを調理するところを見学していると、鉄板焼き用のボウルを逆さまにしたような蓋をして蒸し焼きにしていた。

    まあ、調理法の話はともかく、バンコク行きの出発時刻は日付が変わる頃、つまり、このポワレの時点で夜の10時を回っているのだ。この鉄板ダイニングは今回の出張の最大の楽しみでもあったので(最大の楽しみが出発前に終わる)、その日の夕食は軽めにしたし、ラウンジでもあれこれ取り過ぎないようにはしたが、それでも食べ終わる頃には23時である。機内食は断ろう、多分。
     

    座席は45A

    今回はエコノミークラスである。せめて少しでも広い席をと、非常口席を指定しておいた。トイレ待ちの人がたまるからと、この席を嫌う人も多いようだが、脚を前に投げ出せる快適さには代えられないと思う。

    787の非常口席

    写真の左側に写り込んでいる、非常口足下の白い出っ張りであるが、機種によってはこの出っ張りのせいで足下が大して広くないこともあるようだが、今回の787では充分な広さが確保されていた。思い切り脚を伸ばせば、この出っ張りに届くかなという程度である。
     

    マハナコンタワー

    バンコクではあまり観光などをする時間はなかったが、オープンしたばかりのマハナコンタワーには夜の空いた時間に行ってみた。BTSのチョンノンシー駅直結のこのタワーはバンコクでいちばん高い77階建て高層ビルで、ビルの最上部にある展望台は地上314m。スカイツリーの展望台が350mなので、かなりの高さだというのが分かるだろう。しかも、屋外で吹きさらしである。さすがにガラスの壁が周囲に張り巡らされてはいるが、人の背よりは低い程度のものである。

    マハナコンタワーからの眺め

    しかし、何よりも恐ろしいのは、この記事トップの画像にもある、高さ311mのスカイウォーク、なんと、この高さで床がガラス張り、ガラス越しにはるか眼下の町並みが見下ろせるのである。筆者もチャレンジして、ガラスの上に寝転んでポーズをとってみたが、後からそのときの写真を見てみると、顔が引きつっていた。
     

    クアラルンプールへ

    バンコクの次はクアラルンプールである。バンコクには4日ほど滞在したが、その間にマレーシア航空からMHupgradeに成功したというメールが来ていた。

    早朝に出発する便なので、ホテルで朝食を取らずにタクシーで空港に移動、チェックインも保安検査も出国審査もあっという間だった。スワンナプーム国際空港はビジネスクラス利用でファストレーンが利用できるが、マイレージプログラムのエリートメンバーというだけでは利用できないので、MHupgrade様々である。といっても、この時間帯だとさすがに空港内も閑散としている。

    スワンナプーム国際空港キャセイパシフィック航空ラウンジ

    そして、スワンナプームのキャセイパシフィック航空ラウンジ。マレーシア航空の指定ラウンジは Miracle Lounge だが、キャセイのラウンジの方がはるかによい。

    ヌードルバーでワンタン麺と点心を食べ、キャセイデライト(ノンアルコールのカクテル)をバーカウンターで頼み、出発時刻までゆっくりと過ごすことができた。さあ、次は機内食だ。

  • 「どこかにマイル」で北九州へ行く

    「どこかにマイル」で北九州へ行く

    突然の予定変更で

    11月後半の週末、泊まりがけで出かける予定が入っていたのだが、突然行けなくなった。移動手段は車の予定だったし、止まるのは友人宅。ということで、キャンセルしないといけない予約などはなにもなかったのだが、どこかに出かけたいという気持にはすでに火がついた後だった。

    予定変更が判明したのが1週間前でぎりぎり「どこかにマイル」に申し込めるタイミングだった。何のためらいもなく申込み、4つあった候補は、旭川、高松、北九州とあと一つはどこだったが覚えていない。翌日には行き先が決まったというお知らせが来て、北九州であることを確認したら、そのまま小倉駅からすぐ近くのホテルを予約。かねてより訪ねてみたかった製鉄所と炭鉱の産業遺産を見て回るプランがあっという間にできあがった。

    午前便で北九州に向かい、初日は筑豊の田川にある炭鉱史跡と直方市石炭記念館などを周り、2日目は官営八幡製鉄所の高炉史跡や若松港の近代建築などを見て回った。若松から戸畑の渡船は船着き場の改修で運休中のため乗れなかった。

    空港からは往復とも小倉駅前までの高速バスを利用。行きは黒崎行きに乗りたかったのだが本数が少なく、黒崎行きを待つより、すぐに出る小倉行きに乗って、そこから電車で移動した方が早いということであった。

    北九州空港

    空港内には飲食施設もいくつかあるが、時間的に合わなかったので利用していない。また、屋上の展望デッキには足湯もある。ラウンジについてはJAL設置のものがなく、共用のいわゆるカードラウンジだけになる。その代わり、保安区域にあるので、検査場の混み具合などを気にすることなく、出発間際まで利用できる。

    ラウンジでくつろいでいると、使用機材の到着遅れで40分ほど出発が遅くなるということで、羽田に着いてからの交通の便がなくなってタクシーを利用する場合の案内などをもらったが、ぎりぎりで終電に間に合ったので利用しなかった。

  • ふたたびJALのビジネスクラスでバンコクへ

    ふたたびJALのビジネスクラスでバンコクへ

    たった4日でふたたび出発

    マレーシア航空のA380を使って日本に戻ってきたのが金曜の朝、快適なA380のビジネスクラス席のおかげで比較的よく眠れた快適な帰路であったが、週末を挟んで4日後の朝にはふたたび成田空港第2ターミナルにいた。もう一度バンコクに向けて出発である。

    マレーシア航空のチケットがバーゲン運賃であったにもかかわらず、手数料を払えば変更可能な運賃だったので、たった4日のためにわざわざ帰国しなくとも、そのままずっとバンコクに滞在し続けるという手もあったのだが、次の3つの理由から一旦帰国を選んだ。

    1つ目の理由としてはバンコク滞在期間が長くなることである。前回と今回のをつなげると3週間近くになってしまう。もちろん、過去にははるかに長い期間の海外出張もあったし、長期(というほどでもない)滞在それ自体が苦痛というわけでもないが、まあ、短くて済むものは短い方がいい。

    2つ目はホテルの移動である。前回と今回とで同じバンコクとは言っても訪問先が違う。かなり早い時期から予約を入れていた前回のホテルはチャオプラヤ川の東岸で、今回の訪問先からはずいぶんと遠い。これを毎日通勤(?)するのはたいへんである。そのため、ホテルを移動することにしたのだが、どうせ移動のために一旦荷物をまとめるのであれば、そのまま空港に向かってもいい。

    そして、最後の理由、これが最大のものなのだが、金額の上限こそあるものの交通費・宿泊費にかなりの予算が出たので、少し工夫して手配すれば、JALのビジネスクラス利用の可能性がでてきたことである。そりゃ、生臭修行坊主としては無駄に往復しますよという訳である。

    予約の時点では、JALのバンコク行きビジネスクラスのセールはなかったものの、ホテルのグレードをぐっと下げれば予算的にはどうにかなる。しかし、今回はいつもより宿泊数が多いので、そのホテルの質も重要である。どちらかという長時間を過ごすホテルの方が大切かもしれない。

    そこで選んだ方法は、JAL海外ダイナミックパッケージ、航空券と宿泊だけがセットになったツアー商品である。そもそもがツアーとしては閑散期なのか、はたまた偶々なのか、かなり便利な場所にあるグレードの高いホテルとビジネスクラスとの組み合わせで予算内になんとか収まった。唯一の欠点は、ツアー扱いなのでマイル積算率が低いことだが、そこは出張費(=自己負担ではない)なので目をつぶることにした。
     

    JAL Sky Suiteの個室間は最高

    ということで、期間限定で増便されている成田を朝に出るバンコク行きを予約した。成田発を選んだのは羽田便より安いということもあるが、それよりも何よりも、使用機材がJAL Sky Suite仕様だということだ。

    春も同じ機材の同じ便を選んだが、JAL Sky Suiteのビジネスクラスの個室間は最高である。窓側の席が確保できれば、完全に個室、席幅が狭いことを除けば(といっても標準的なビジネスクラスレベル)、ファーストクラスの趣である。

    JAL Sky Suite business class

    春に利用したときは往復とも1Aを取れたが、今回は予約したのが残り一ヶ月を切ってからだったので、往復とも3Kになった。窓側席は確保である。

    機内食には和食を頼んだ。前菜、メイン、デザートの和菓子と順番に提供される。ゆっくりと食べればおよそ1時間ほどかけての昼食となり、とても機内食のことだとは思えない。

    JALビジネスクラス和食

     

    JALビジネスクラス和食

     

    JALビジネスクラス和食

    この日はスワンナプーム国際空港の混雑のせいで、着陸の順番が来るまで延々と待たされ、画像のようにバンコクに近づいてから上空をグルグルと旋回していた。着陸した時点で40分以上の遅れ、タキシングでも途中で待たされるなど、ようやく機外に出れたのは定刻より1時間近くも後のことであった。

    バンコク行き時間調整

    帰りのMIRACLE LOUNGE

    帰りも同じ機材を使用している成田行き夜行便である。そして、この時間帯にスワンナプームに行くと、必ずサクララウンジが混雑しているということで、代替ラウンジとしてMiracle Loungeを案内される。空港内には複数箇所にMiracle Loungeがあるので、その内のどこに行っても構わないようだが、チェックインカウンターでは搭乗口にいちばん近いところを案内してくれる。

    スワンナプーム国際空港ミラクルラウンジ

    いつもはトランジットホテル(ラウンジと同じ運営)と同じ場所にあるコンコースGのMiracle Loungeに行くことが多いが、今回は1年ほど前にできたばかりという、Miracle Loungeの中ではいちばん新しいコンコースDのものに行ってみた。

    新しくてきれいで料理やアルコールもそこそこ揃っているのでお薦めではあるが、内部がそれほど広くなく、利用客が多いと席を見つけるのがたいへんという話を聞いていたが、筆者が行ったときはほとんど人がいなかった。

    夜行便でフルフラットのビジネスクラス席となれば、ぐっすりと眠って帰国といきたいところだが、実際には、フライト時間が短すぎて、せいぜい3時間程度しか横になっていられる時間がなかった。この程度の睡眠時間では寝不足は避けられないので、それなら昼行便に乗ってビジネスクラスを堪能する方がいいのかもしれない。

  • バンコクからはB777で

    バンコクからはB777で

    スワンナプーム国際空港

    バンコク滞在中の話はすっ飛ばして、先にクアラルンプール – バンコクの復路の話を書いておくことにする。こちらもタイ航空運行のコードシェア便にしてある。

    コードシェア便の場合、利用するチェックインカウンターやラウンジ、提供されるサービスは運行会社によるものになる。つまり、たとえワンワールドのエメラルド会員がマレーシア航空便名で予約をしていたとしても、運行しているのがタイ航空の場合、エリートメンバーのサービスは受けられないことになる。

    ただし、今回はビジネスクラス利用なので、噂に聞くスワンナプーム国際空港のタイ航空のラウンジなどを体験することができた。やはり、JALでラウンジなどの施設がいちばんよいのが成田であるように、各航空会社が本拠地としているハブ空港でのサービスがいちばんである。

    スワンナプーム国際空港タイ航空ファーストクラスカウンター

    スワンナプーム国際空港の出発口に向かって左端、カウンター列名だとAやBの辺りが、タイ航空の上級クラス専用のチェックインカウンターとなっており、ご覧の通り、高い仕切りで囲まれていて、その中でどのようなサービスが繰り広げられているのかは窺い知れないようになっている。左側Royal Firstというのが、その名の通りファーストクラス用で、こちらは筆者などお呼びではない。右端に辛うじて写っているRoyal Silk (Sの字の辺りで切れているが)がビジネスクラス用である。

    成田空港第2ターミナルのJALとは逆の発想で、JALはずらりと並ぶカウンター列のど真ん中、余り歩かなくて済むような便利な場所に上級クラス用にカウンターを配置している。もちろん、対象外の乗客が入らないように囲ってはいるものの、外から容易にその様子を見ることができる。

    タイ航空の場合、その反対に、場所はいちばん端と少々不便であるが、場所を知っているお得意様は最初からいちばん手前で車から降りれば済むということなのであろう、その代わりにしっかりと周囲からは切り離された専用の空間を用意しているのだ。

    スワンナプーム国際空港タイ航空ビジネスクラスカウンター

    仕切りの中に入ると、ご覧のように広々とした空間にソファが並べられ、カウンターの数も多いし、カウンターの前にはスツールが置かれていて、座りながらチェックインの手続きができるようになっている。

    画像では左側が休憩用のソファ、右側がチェックインカウンター。カウンターは奥のいくつかしか写ってないが、もちろん、この手前にもずらりと並んである。そして、カウンターの前に黒の低い椅子がおかれているのが分かるだろうか。そして、中央奥はFast Track、つまり、手荷物検査と出国審査の優先レーンとなっており、仕切りで囲まれたチェックインカウターに入ると、そのまま外に出ることなく、言い換えるなら一般の人と交わることなく、出国できてしまうのである。

    この辺りの徹底した切り離しぶりはお国柄も反映しているのであろう。タイは日本以上に隔たりの大きい格差社会なのである。

    スワンナプーム国際空港タイ航空ビジネスクラスラウンジ

    チェックインカウンター奥のFast Trackで手荷物検査と出国審査を受けると、目の前に階下に続くエスカレーターがあり、降りたところがすでにラウンジの入り口となっている。Royal Silkラウンジは細長く広い。キャパシティは300近くあり、提供される食べ物もタイ風ではあるが美味しい。

    しかし、なんと言っても特筆すべきは、ラウンジの向かい側にあるRoyal Orchid Spaで30分のタイマッサージを受けられることだろう。もちろん、市中の高級店の雰囲気である。ファーストクラス利用者は1時間になるらしい。

    スワンナプーム国際空港のバス

    それで結局、最後はバスに乗って沖止めのB777-300ERに。時間帯にもよるのであろうが、350人も乗れる機材でさえ沖止めとなってしまう。スワンナプームは本当にキャパオーバーで運用されているのがよく分かる。ちなみに、筆者はタイ航空を以前よく使っていたが、ほぼ100%沖止めである。少なくとも、到着便でボーディングブリッジに着けたことは一度もなく、到着と同時に必ずもわっとした熱帯の空気の洗礼を受ける羽目に陥っていた。

    タイ航空B777-300ERビジネスクラス席

    ビジネスクラスの座席は恐らくA350と同じもので、1-2-1配列のスタッガード。そして、やはり2時間ちょっとのフライトでウェルカムドリンクからホットミールまで提供される。

    タイ航空ビジネスクラスの食事

    復路でもやはりタイ料理、レッドカレーを頼んだ。さすがに、バンコクの街中で食べるほどは辛くなく、そういった意味ではグローバル化されていると言えなくもない。

    客室乗務員もこの短時間で食事を提供することになれており、すべてがテキパキと進んでゆき、テーブルが片づけられた後、せっかくなのでシートをフルフラットにして寝転んでみたものの、30分もしないうちにシートベルトサインが点灯した。

  • バンコクへはA350で

    バンコクへはA350で

    B737-800ばかりの東南アジア路線

    マレーシア航空は長距離路線にA380、A350、A330とエアバスの大型機を飛ばしているが、東南アジア各都市をはじめとした中・短距離路線はB737-800に統一している。経営再建中のマレーシア航空としては、大型機A350、中型機A330、小型機B737と3種類に機材を統一したいのであろう。そして、B737のビジネスクラスシートは、ヤンゴン行きの際に利用したが、ゆったりとしたリクライニングソファといったところだろうか、いかにも一昔前のビジネスクラスという感じである。

    クアラルンプール – バンコク間のフライトは2時間強しかかからないので、フルフラットシートなど必要ないのだが、今回に関しては、接続時間が短すぎてラウンジによる暇もないほど慌ただしくもなく、はたまた長すぎて時間を持て余すようなこともない、適当なタイミングの乗り継ぎ便の使用機材がA350-900とB777-300であった。

    特に往路はもう1本早い便でも、ラウンジ滞在を短時間に抑えれば、ある程度余裕を持って乗り継ぐことができたのだが、使用機材がB737なので、A350に乗るために敢えて1本遅らせたのである。
     

    マレーシア航空にB777はない

    冒頭に書いたように、現在、マレーシア航空はB777を保有していない。A350も日本線などの長距離用でバンコク行きに回せる余裕はないはずである。事実、筆者が選択した便以外はすべてB737で運行されている。

    さて、今回のeチケットを見てみると、Operated by Thai airways International, Marketed by Malaysia Airlinesと書かれている。そう、これはタイ航空運行のコードシェア便なのである。多くの場合、バーゲン運賃ではこういったコードシェア便は選べなかったり、選べたとしても割高になったりするのだが、今回は値段が変わらなかったので、色々なビジネスクラスを体験してみたい筆者としては、敢えて選んでみた次第である。

    ということで、今回と次回は本サイトではこれからもめったに触れることはないであろう、スターアライアンスの記事となる。
     

    タイ航空A350のビジネスクラス

    出発が夜の9時近くだったので機材の写真はない。座席は11K。11番ではあるが、機内最前列である。1-2-1のスタッガード配列で、前方席のテーブルの下にオットマンが食い込んだタイプ。シートがほんの少しだけ斜めに千鳥配置されている。とはいっても、写真で見ても分からない程度、角度にして恐らく数度ぐらいであろう。

    タイ航空A350のビジネスクラス席

    テーブルの上にはご覧のようにタイ航空のイメージフラワーとでもいうべき、オーキッドが置かれていた。造花ではなく本物である。

    そして、たった2時間のフライトでもウェルカムドリンクに始まり、タイ料理と西洋料理から選択できる温かい食事が提供される。それぞれ、シャンパンとタイ料理を選んだが、考えてみたら、朝から飲み通しのような気がしなくもない。

    タイ航空ビジネスクラスの食事

    夜遅い便だからなのか機内の照明は常時暗めで、しかも、オーキッド色なのである。食事の画像はかなり色を補正してあり、実際の機内はもっと紫がかった照明で照らされていた。

    バンコクのスワンナプーム国際空港はよほどボーディングゲートが足りてないのか、A350ほどの大型機でも沖止めになり、タラップを歩いて降りてバス連絡となり驚かされた。自国のフラッグシップキャリアの最新鋭機でさえ、この扱いである。トップの画像は復路で同じく沖止めとなった際のB777。

  • 一ヶ月ぶりの復路MH71便でクアラルンプールへ

    一ヶ月ぶりの復路MH71便でクアラルンプールへ

    マレーシア発券の帰路

    成田行きMH70と組み合わせで発券したクアラルンプール行きMH71による復路便である。チケット上ではKUL – NRTの復路ということになるが、実際には前回から3週間ほど経過しており、日本発券の最後の区間と組み合わせて、クアラルンプール単純往復の旅程となる。

    夜8時台のサクララウンジの混雑は前回ほどではなかったのだが、それでもシャワーだけはかなりの順番待ちとなっており、今回もまたサテライトにあるカンタスラウンジでシャワーを借りる。

    機材はもちろんA350-900。今回は通常塗装だった。

    マレーシア航空のA350-900

     

    搭乗ゲートに着いたときには搭乗客の行列がすでにできはじめていたが、ファーストクラスは恐らくいない模様で、ビジネスクラス及びワンワールド・サファイア以上の優先搭乗列と通常の列の2つができていた。

    優先搭乗列に並ぶ利用客に対して、係員がワンワールド・エメラルドの会員はいないかと訊ねてまわっていた。実際には日本人だとJMB会員がほとんどであろうことから、日本語ではダイヤモンド・プレミア会員という表現も使っていた。もちろん、筆者は対象外で、最終的に対象者は1人もいなかった。
     

    ビジネスクラス後方コンパートメント

    マレーシア航空のA350-900はビジネスクラスだけで35席あり、1列だけとはいえファーストクラスも設定されている。そのため、ビジネスクラスの最後部は主翼の上にまで達しており、前方より2つ目のドアよりも後ろにもビジネスクラス席が3列ある。
     

    マレーシア航空ビジネスクラス後部コンパートメント

    今回はビジネスクラス最後尾の11K、1人がけのKの席がここしか空いていなかった。セールを頻繁にやっているからなのか、ビジネスクラスの搭乗率は高い。

    飛び立ってしまえばカーテンが閉められるので関係ないが、搭乗時はエコノミークラス客の利用するドアよりも後ろに位置するので、少し落ち着かない。窓から外を見ると、トップの写真のようにエンジンの真横であった。
     

    機内食は和食

    筆者はときどき、海外出張先や旅行先であえて和食を食べることがある。和食が恋しいというような話では全くない。むしろ、日本では食べられない現地のB級グルメ、いや、C級ぐらいのローカルフードにチャレンジすることの方が多い(もちろん、失敗も多い)。

    そのチャレンジの延長線上として、海外でローカライズされてしまっている和食に挑戦してみるのだ。だいたい想像がつくと思うが、成功率はそんなに高くない。いや、正直言って低い。それでも、10年ほど前と比べれば、珍妙なものに当たる回数はぐっと減った。

    とびきり美味いということはないが(超高級和食レストランならいざ知らず)、全体的なレベルが上がってきているということだろう。いいことなのだろうが、世界の均質化という意味では少々つまらなくなってきたとも言える。

    マレーシア航空ビジネスクラス機内食の和食

     

    マレーシア航空ビジネスクラス機内食の和食

    そして、マレーシア航空ビジネスクラスの和食は、意外といっては失礼なのかもしれないが、そこそこ美味しくて満足のいくものであった。しかも、これがサテの後に出てくるのである。その意味ではローカル色溢れる組み合わせとも言えよう。
     

    未明のゴールデン・ラウンジ

    前回乗ったときもMH71便は定刻よりもずいぶんと早くクアラルンプール国際空港に到着したのだが、今回は更に早着して3時半頃には着陸していた。余りにも時間が早い。市内に行くにしてもKLIA Expressの始発まで1時間以上、さらに、その始発に乗ってKL Sentral駅に5時半に着いてもしかたない。

    今回はクアラルンプールが最終目的地で、この先の乗り継ぎはない。そこでゴールデン・ラウンジがアライバル・ラウンジとして利用できないかどうか、とにかく行ってみることにした。ラウンジの受付で特に何も言わず搭乗券を渡すと、何の問題もなく「どうぞ」と入ることができた。受付の人が特段なにかをチェックするとか搭乗券を見直すとかもなく、普通にスキャンしていたので、アライバル・ラウンジとしても利用できるということなのであろう。

    KLIAゴールデン・ラウンジ・サテライト

    今回はマレーシア航空便のビジネスクラス利用なので、利用できる可能性のいちばん高いケースである。これが他のワンワールド便での到着であったり、マレーシア航空エコノミー席とワンワールド・ステータスの組み合わせでも、アライバル・ラウンジとして利用可能かどうかは不明である。

    例えば、香港にあるキャセイパシフィック航空のアライバルラウンジは、キャセイ便のビジネスかファーストクラスで到着した乗客専用と明言されている。ただ、香港は成田と同じように出発と到着が完全に切り離されているため、アライバルラウンジは本当に到着客して使えないので、それ専用に設置しないといけないのに対して、クアラルンプールは保安区域では出発客と到着客が入り交じる。つまり、出発客用の大きなラウンジと兼用できるので、利用基準が緩い可能性もある。

    いずれにしても、朝4時前、さしものゴールデン・ラウンジ・サテライトといえども、食事はフルーツやヨーグルト程度しかなかった。そももそ利用客がほとんどいなかった。温かい料理の提供は4時から、おそらくはMH71便の本来の到着時刻以降ということのようである。

    さっさと仮眠室に向かって一眠りして、その後、シャワーを浴びてから、KLIA Expressに乗ってクアラルンプール市内に向かった。このようにアライバルラウンジとして利用する際の注意点を一つ。チェックインバゲッジをラウンジに入る前に受け取ることはできないので、何も預けていない場合にのみ利用可能である。

  • たった2日だけのヤンゴン滞在

    たった2日だけのヤンゴン滞在

    時差が1時間半のミャンマーへ

    クアラルンプール空港から他の東南アジア諸国へ飛ぶと、少し不思議な感覚にとらわれる。東西にはさして広くない東南アジア地域なのに、各都市とクアラルンプールとの間には時差が1時間かそれ以上もあるのだ。しかも、不思議なことに、ほぼ同経度にあるタイはおろか、マレーシアよりもずっと東にあるベトナムやカンボジアよりもマレーシアの方が時間が進んでいるのだ。

    時差の理由はマレーシアの標準時にある。マレー半島だけではなく、ボルネオ島にも広がっている国土に合わせて、マレーシアが標準時を制定しているため、他の東南アジア諸国よりも標準時子午線が東にあるのだ。タイやベトナムの標準時子午線はマレー半島南端の少し東を走っているが、マレーシアやフィリピンが採用している子午線はマニラのすぐ西になる。

    なにしろ、ボルネオ島の東端は経度でみれば厦門と同じ、台湾ともほんの数度しか違わないのである。東西に長い日本でも、明石に合わせてある標準時のせいで、九州の西の方では遅くまで明るいのだが、同様にマレーシアの西端の方にあるクアラルンプールだと低緯度の割には日没がずいぶんと遅く感じられたりする。

    今回の目的地ミャンマーは協定世界時との時差6時間半、クアラルンプールを出発すると緯度にしてわずか5度差で1時間半も時計が戻るのである。日本との時差は2時間半である。このタイムゾーンは世界中でミャンマーしか採用しておらず、子午線もミャンマーの上を走っている。
     

    ミャンマー通貨チャットへの両替

    クアラルンプールからヤンゴンまでのフライトは2時間10分ほど、慌ただしいというほどではないが、ウェルカムドリンク、機内食、食後のお茶とのんびり過ごせばあっという間である。離陸が10分ほど遅れ、そのまま10分延着、空港は第2ターミナルですべてがコンパクトにできており、e-Visaによる入国審査もあっという間に終わり、バゲージクレームでも両替をしている間にすでに荷物が出てきていた。

    ネットで調べると、円からの両替はできない場合が多いので、米ドルに前もってしておくのがよいと書かれていることが多いが、少なくともバゲージクレームにある両替所では1万円札のみだが両替可能であった。ただし、レートは対ドルよりも悪い。端数をばっさり切られるという感じである。

    一応、米ドルも200ドルほどは持っていたが、それで足りなかった場合、追加で両替するのにヤンゴン市内で円が使えるかどうか不明だったので、とりあえず日本円から両替しておいた。もっとも、後になって考えてみれば、ホテル代はカード払いなので、それ以外で200ドルも2日間に使う、つまり、1日の滞在費が1万円近くになることなど、ミャンマーの物価を考えればあり得ないのであった。

    あまつさえ、いちばん高額になったルーフトップバーの飲み代をカードで払っているのだ。結局、両替したチャットの3分の1以上が余ってしまった。
     

    The Rose Garden Hotel の Bamboo Executive Room

    さて、ヤンゴンは初滞在なので特定の目当てのホテルもなく、ホテル予約サイトで評判・価格・場所などを比較検討しながら、ローズガーデンホテルというところにしてみた。

    場所としてはヤンゴン駅の北東、動物園の裏手にあたるので、ヤンゴンの中心ど真ん中よりは少し外れたところになるが、ヤンゴンではどこに行くにしてもどうせタクシーを使うしかないし、市内の主立った場所に歩いて行けなくもない。地理的な利便性は少しだけ下がるが、それ以外は最高のホテルかもしれない。

    Rose Garden Hotel in Yangon

    見た目もこのようになかなか立派で、日本人には少し気恥ずかしいぐらいだが、ホテル内もそれに劣らず豪華な造りで、今回泊まったバンブー・エグゼクティブ・ルームは調度品など室内の色んなところで竹細工が使われているなど、非常に洒脱な内装で、広さも清潔さも問題なし、アメニティもロクシタンとまことに申し分のない部屋であった。

    Banboo Executive Room in Rose Garden Hotel

    予約するタイミングにもよるが、このバンブー・エグゼクティブにあと少し足すだけで、インドカリンスイートに泊まることができる。次回はそちらにしてみようかとも考えている。
     

    駆け足のヤンゴン・リポート

    さて、ここから先は諸事情があって写真がほとんどない。撮ることは撮ったのだが、今手元にないのでアップできないのだ。というわけで、ここからはたまたまスマホでも撮影していたものだけを。

    まず、今回のヤンゴン滞在における根本的な失敗として滞在日程が挙げられよう。日曜の昼について火曜の午前発という、実質1日半だけという日程の短さもそうだが、主たる観光日が月曜日だという点が問題であった。博物館が軒並み休館日なのである。さらに、ボージョー・アウンサン市場という観光客にとってショッピングのメインともなりそうな場所まで、月曜日は休みなのだ。

    博物館は日曜午後に駆け足で見学、月曜は主に寺院を見て回るということになった。天気がよければNLD本部にも行ってみようと思っていたのだが、雨期の真っ只中でタクシーで前を通っただけ、ボージョー・アウンサン市場は定休日に気づいたのが当の月曜になってからだったので、やむなく割愛。

    やはり、初めて行く国にたったの1日半ではやり残しばかりである。チャットもたくさん余っていることだし、再訪するいい口実にはなるが。今年の10月1日から期限付きではあるが、日本人は観光ビザが免除されることに決まったようなので、ますます行きやすくなるし、マレーシア航空が到着するターミナルもその内に施設の整ったターミナル1に移ることがアナウンスされている(ただし、時期不明)。
     

    手元にある写真から、まずはカフェで食べたカレー。メニューも写真に撮ってあるのだが、手元にないので詳細は不明だが、どれも美味しく、独特な苦味やえぐみなどもないので、誰にでも食べやすいものであった。

    Burmese curry

    食べたのはRangoon Tea Houseというダウンタウンの中心部、旧最高裁判所のすぐ近くにあるカフェである。ヤンゴンの物価を考えればそこそこ高い価格ではあるが、英語も通じるしカードも使えるので、観光客が初めて行くには最適の店かもしれない。 

    Rangoon Tea House

    さて、この後、写真はこの記事トップで使った黄金の寺院シュエダゴン・パゴダを撮ったもの除けば、もう帰国の空港までとんでしまう。第2ターミナルのチェックインカウンターだ。写真中央手前の青いサインボードがマレーシア航空のビジネスクラスカウンターの案内である。 

    Yangon International Airport Terminal 2

    チェックインを終え、カウンターに向かって左手にある階段で2階に向かうと、その正面が出国審査場、抜けてすぐ左手がラウンジである。 

    Jade Lounge in Yangon Airport

    ラウンジはご覧の通りの小さなもので収容人数もたかがしれているが、ターミナル2を使う航空会社もすでに少なく、余程のことがない限り空いているのであろう。食事も一通りはあり、ミャンマービールが置いてあったり、いちばん奥のカウンターで注文を受けてから珈琲を入れてくれたりと、サービスは決して悪くないラウンジであった。

    かくして初めてのミャンマー滞在はあっという間に終わった。東南アジア最後の秘境などと言われるミャンマーであり、実際、外国人の立ち入りが制限されている地域も多いのだが、少なくともヤンゴンを旅する限りでは、国際ブランドのチェーン店を見かけないことを除けば、東南アジアの地方都市とそんなに代わりはしない。あるいは、10年か20年ほど前のバンコクやホーチミンシティといった感じか。つまり、十分に快適な滞在が可能だということである。

    今回の滞在と前後して空港と中心街を結ぶシャトルバスが運行を開始、ターミナル2を使うマレーシア航空やキャセイパシフィック航空も順次ターミナル1へ移動、秋からはひとまず1年間は観光ビザ不要と、状況が大きく変わりつつあり、ぜひ、また訪れてみたい国が増えた。

  • KLIAとヤンゴン行きビジネスクラス

    KLIAとヤンゴン行きビジネスクラス

    KLIAに早着

    MH71便は定刻では現地時間で4:10にクアラルンプールに到着することになっている。飛行時間は7時間30分の予定で、7時間25分に設定されている昼行便と比べて長いわけではない。しかし、出発空港のNRTも到着空港のKULも余裕のありあまる時間帯なのか、時期的に偏西風が弱いからなのか(ダイヤに織り込み済みじゃないの?)、実際には30分も早く着陸した。現地時刻で3:40である。

    しかも、おそらくは東側の滑走路に北からアプローチしたようで、着陸後に駐機するまでの時間も最短。さらに、ファーストクラスの乗客がいない中での2K席、降機するのも先頭ということで、4時前にはサテライト・ターミナルの中を歩いていた。
     

    Golden Lounge Satellite

    今回はヤンゴン行きに乗り継ぎであるが、出発時刻は9:15発の予定、つまり、5時間以上もあるのだ。もちろん、向かう場所はただ1つ、マレーシア航空が誇る巨大ラウンジ、ゴールデン・ラウンジ・サテライトである。

    KLIAのエアロトレイン

    場所はこのエアロトレイン乗り場があるWest Zoneで、この乗り場や多くの免税店が並ぶLevel 1の1つ上の階、Level2 に位置する。写真のいちばん奥に見えるのがゴールデン・ラウンジ・サテライトの入り口である。

    ただし、West Zoneの奥側にはLevel 2に上がれる階段などがないので、 Jungle Board Walkの周辺でエレベーターに乗るか、少し分かりづらいがエスカレーターを探さないといけない。

    KLIAのGolden Lounge Satellite

    KLIAのゴールデン・ラウンジはしばらく改装で休業(?)していたらしいが、今年の3月頃にはリニューアル・オープンした模様で、訪れたときはまだピカピカという感じの新しくきれいなラウンジであった。

    内部の様子は下の写真の通り、1体全部で何席あるのか、数える気も起きないほどの広大なスペースを有している。なにしろ、この写真には全体の半分写っているかどうかという程度なのである。 

    Golden Lounge Satelliteの内部

    しかも、時間が午前4時ということもあって、中にはほとんど人がおらず、正に閑散としていた。ダイニングコーナーで色々と食事が提供され始めるのがだいたい4時からのようで、着いたときにはちょうど色々と出来たてが並べられているところであった。 

    5時台になると、シドニー、ダッカ、マカオ、ソウルなど各地からのMH便が到着するが、それ以前はMH71便しかないので、成田からの到着に合わせて食事の提供を開始ということなのであろうか。もちろん、自分で好きなものを取ってまわるビュッフェ形式だが、まだ誰も手を着けていない出来たてを熱いうちに食べるので、早朝4時にもかかわらず少し食べ過ぎてしまった。なお、ラウンジそのものは24時間オープンである。

    ラウンジ内のWi-Fiはもちろん無料で速度もそれなりに出ているので、そこそこ快適に使える。また、充電用のコンセントに関しては、ユニバーサルタイプの受け口とUSBポートが各席交互に配置されており、これまた困ることはないはずだ。

    ないはずなのだが、これは海外のユニバーサルタイプのコンセントではよくあることなのだが、Aタイプの差し口(日本やアメリカで使われているもの)がユルユルで、例えば、MacBook Pro用の重いUSB-Cアダプターなんかを差すと自重ですぐに外れてしまう。経年劣化で緩くなったというよりは、そもそもの精度の問題のような気がする。それぐらいの高い割合で緩すぎる口が多いので、その点だけは要注意だ。
     

    Golden Lounge Regionalに移動

    なにしろ乗り継ぎ時間が5時間なので、有り余る暇を潰すために、エアロトレインに乗ってサテライトからコンタクトピアに移動して、同じマレーシア航空のラウンジであるGolden Lounge Regionalにも行ってみた。

    KLIAのGolden Lounge Regional

    最初、ターミナル内の案内図にある通りにラウンジがあるべき場所に向かっていくと、どこにも入り口が見当たらずウロウロとしてしまった。場所が変わったのであろうか。

    Golden Lounge Regionalはコンタクトピア側のエアロトレイン乗り場に向かって左手にあるエスカレーターで上がったところにある。 エアロトレイン乗り場の真上にあると考えればよい。

    Golden Lounge Regionalの内部

    中の様子はサテライトのラウンジをそのまま小さくした感じで、ラクサバーや仮眠スペースもちゃんとある。朝の6時頃だったので人も当然少ないが、全体のスペースがサテライトより狭い分、少しだけこちらの方が活気が感じられた。

    3時起きでさすがに疲れてきたので、仮眠スペースで1時間ばかり横になってから、ヤンゴン行きの搭乗ゲートに向かった。
     

    ヤンゴン行きはB737-800

    ヤンゴン行きMH740便の搭乗口はH8、サテライトではなくコンタクトピアの搭乗ゲートである。国際線でも近隣諸国との路線はコンタクトピアにあるゲートGとHからが多いようだ。

    さて、KLIAでは搭乗開始時刻が出発の1時間前とされている。これは搭乗口で手持ち荷物の保安検査が行われるためで、その開始時刻が1時間前なのだ。

    ここではアライアンスの上級会員もビジネスクラス客も等し並みに行列に並ばされることになる。 そして、セキュリティ・チェックを通過すると、その中は椅子しかない待合室となり、そこで機内への本当の搭乗開始時刻まで待つことになる。機内への案内については、優先搭乗の案内があった。

    マレーシア航空B737のビジネスクラス

    マレーシア航空は短距離路線にB737-800を投入しており、ビジネスクラスのシートは少々くたびれた感はあるものの、幅広シートにすっぽりと包まれるので意外と快適。USBポートや電源コンセントも各シートに備わっているし、ウェルカムドリンクもある。食事時にはテーブルに布のナプキンをかけてくれたりと、サービスは長距離路線と変わりないし、数時間程度のフライトならまったく文句などない。

    ただ、成田 – コタキナバル路線の機材もB737のようで、これで6時間のフライトのビジネスクラスだとすると、クアラルンプール線や他社便と比べて少し見劣りしてしまうのかもしれないが、それでもエコノミーシートの数倍は快適である。

    KLIAに駐機されているA380

    最後の写真はKLIAのサテライト横にまとまって駐機されているマレーシア航空A380。A380の使えるゲートが限られているので、沖で待機しているだけなのかもしれないが、使用されていないのかもしれない。数日後にヤンゴンから戻ってきたときも、更に一週間後にクアラルンプールから帰国するときも、同じように3機が並んでいた。マレーシア航空は全部で6機A380を保有しているので、普段はロンドン線で半分だけを使っているのだろうか。

    さらに、トップの画像はヤンゴン行きの機内から撮影したKLIAサテライト。いちばん手前にNegaraku塗装の機体が見えるだろうか。これが成田から乗ってきたA350-900である。

  • マレーシア航空でミャンマー、マレーシアへ

    マレーシア航空でミャンマー、マレーシアへ

     ヤンゴン・クアラルンプール行きの始まりは

    3月に行われていたマレーシア航空ビジネスクラスのセールの際、勢いで予約してしまったヤンゴン行きビジネスクラス。出張そのものは規定事項だったので、正に渡りに船とばかりに身分不相応なビジネスクラスを奮発した。海外旅行は基本的にこれまでJALのみだったので、マレーシア航空は初めて利用する。

    予約してあるクアラルンプール行きMH71便は21時40分発、成田空港としては夜遅い時間帯になるので空いているだろうから、20時頃にでも着ければ十分だと考えていた。しかし、予定よりも1時間早く家を出ることができ、予定していなかったスカイライナーにも乗れた。空港に19時以降に着くのは京成本線経由のイブニングライナーとなり、有り難み半減なので利用せず、アクセス特急で行くつもりであったのが、早い時間のスカイライナーになったので、空港到着は3時間以上前の18時半頃であった。

    地下ホームから出発階に上がって、いつもの中央にあるJALカウンターではなく、ずっと右側(南側)のRカウンターがマレーシア航空のチェックインカウンターである。出発3時間前から開くことになっているチェックインカウンターは、まだS7航空が利用中であった。

    成田空港第2ターミナルRカウンター

    とりあえず、チェックインして荷物を預けてしまいたいので、そのまま待つことにしたが、やがてこのような優先チェックインカウンターの入り口が作られ、ファーストクラスとビジネスクラス用のカーペットも敷かれて、少しずつ気分が盛り上がってくる。といっても、チェックイン待ちで並んでいるだけなのだが。

    ちなみに、カウンターが開く前の時点でエコノミークラスにはかなり長い行列ができていた。ビジネスクラスでさえ、私の前に二組すでに並んでいたほどだ。

    程なくしてチェックインが始まると、私の前の二組が本来のビジネスクラス用チェックインカウンター、WEBチェックイン済みの人のためのBaggage Dropカウンターへと誘導され、3番目の私はファーストクラス・カウンターに案内された。成田を本拠とするJALやANAとは違い、ファーストクラス・カウンターと言っても施設的には何の違いもないのだが、とりあえず、気分だけはよい。ちなみに、この日のMH71便にはファーストクラスの乗客はいなかった。
     

    サクララウンジで日本酒を楽しむ

    マレーシア航空の指定ラウンジは本館のサクララウンジとサテライトのカンタスラウンジである。サテライトのサクララウンジも対象ではあるが、19時半までの営業なので、MH71便の場合は実質的に使えない。

    セキュリティチェックもほとんど待たされることなく、出国審査に至っては自動化ゲート使用で本当に待ち時間ゼロ、あっという間に制限エリアに出てしまい、目の前にあるサクララウンジへと入る。夜の7時なので4階ダイニングはあいかわらずの混雑であった。

    成田空港サクララウンジの日本酒

    こういうときでも、カウンター席に一人なら待たされることもほぼないのだが、今回は初めて利用するマレーシア航空の機内食を試してみたいので、ここで食事をするのは我慢して、3階奥の静かな席で純米吟醸酒をちびちびとやりながら、本を読んだりメールを書いたりして過ごした。利き酒よろしく3種類すべて試したが、元々が西日本出身故か、福岡の田中六五がいちばん口に合った(というのはただの冗談。そんな違いの分かるほど舌は肥えていない)。
     

    カンタスラウンジへ向かう

    この日のMH71便の搭乗ゲートはサテライトのいちばん奥にある98番ゲートなので、8時を回った辺りでサテライトに向かい、カンタスラウンジに移動する。場所は本館とサテライトを結ぶ連絡ブリッジを渡りきったところの左手にある階段を下の階に降りたところ、サテライトのサクララウンジとは連絡ブリッジを挟んで対称の位置になる。

    成田空港第2ターミナル・サテライトのカンタスラウンジ

    ラウンジ内は比較的ゆったりとした造りになっており、少なくともサテライトのサクララウンジよりは広い。座席数としては、下の写真の何倍も用意されている。さらに、カンタスの最終便であるメルボルン行きが出発した後だからなのか、他の利用客もほとんどおらず、静かに出発までの時間を過ごすことができた。

    食事や飲物に関しては、まあ、サクララウンジのダイニングの方がはるかに充実しているが、とりあえず、今回は軽くパンとジュースだけにしておいたので、あまり関係がない。

    カンタスラウンジ内部

    今回は夜行便なので、ここでシャワーを浴びることにする。サクララウンジのシャワーは順番待ちが長く、時間に余裕がないと無理である。その点、ここは少し待てば順番が回ってくる程度の利用者数である。

    ネットで事前に調べておいたのだが、カンタスラウンジのシャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディーローションがジュリークなのだ。カンタス航空本国であるオーストラリアのオーガニックコスメブランドとして有名なジュリーク、国内でも有名デパートなどで販売されているが、それが使い放題なのである。まあ、シャンプー使い放題などと言われても、洗髪に必要な量以上には使いようもないのだが。 

    カンタスラウンジのジュリーク

    受付で搭乗券と引き換えにカードキーをもらう形になっており、シャワー・ブースは4つ、中は洗面所、トイレ、シャワーとそこそこ広い造りになっている。少なくとも、第1ターミナルの制限エリアや羽田の国際線ターミナルにある有料シャワーよりははるかに広い。 
     

    そして、搭乗

    シャワーの後、出発まで50分を切った辺りでカンタスラウンジに別れを告げ、ゆっくりとサテライトの南端にある98番ゲートまで行く。途中の免税店で見たいものがあったので寄り道などをしていると、搭乗口についた時には出発まで40分を切ったところであった。

    すでにゲートの前には長い行列ができており、搭乗が始まっているようであったが、ちょうどビジネスクラスの優先搭乗開始のアナウンスが流れたところだったので、搭乗口前で立ち止まることなく、そのまま機内に乗り込むことができた。

    MH71便搭乗口

    2回目に利用したときに知ったのだが、搭乗待ちの列としてはエコノミーとビジネスの2種類しか表示されていないが、並んでいる人に対して係員が個別に係員の助けが必要な人や、ワンワールド・エメラルドを聞いて回り、該当者がいたら更に右側の最優先列に案内するというシステムのようである。