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  • プレエコの積算率が70%だとどうなるか

    プレエコの積算率が70%だとどうなるか

    プレミアムエコノミーの予約クラスE

    JALの海外発券というとよく言及され、実際、筆者も何度か利用したことのあるのが、クアラルンプールからのプレミアムエコノミーである。また、前回の記事ではシドニーからのプレミアムエコノミーも取りあげた。

    ここでエコノミーでもビジネスでもなく、プレミアムエコノミーが主な対象となるのにはいくつかの理由があるが、その主たるものは100%という高いマイル積算率であろう。

    エコノミークラスは積算率が30%か、50%でもボーナスポイントの400FOP加算がないものであることが多いので、プレエコの価格がエコノミーの2倍から3倍であったとしても、単価ではプレエコの方がよくなる。ビジネスクラスなら125%加算で積算率はよくなるが、当然だが価格差の方がはるかに大きい。

    前回取りあげたクアラルンプールとシドニーからの海外発券で比較してみると、クアラルンプール発はプレエコとエコノミーの価格差が2倍以下しかない。単価もプレエコの方が2円以上よくなるので、エコノミー5万円弱に対して、プレエコが8万強という予算さえ許容できるなら、積極的にエコノミーを選ぶ理由はないであろう。

    反対に、シドニー発はエコノミーが非常に安く設定されていて、諸費用込みで5万円以下となっている。したがって、単価の比較でもエコノミークラスの方が1円以上よくなっている。しかし、獲得できるFOPがプレエコ15,390に対して、エコノミーは7,294FOPしかなく、効率という点では見劣りしてしまう。
     

    ビジネスクラスへのアップグレード

    また、プレミアムエコノミー運賃はマイルを使ったビジネスクラスへのアップグレードの対象運賃であるというところも、マイル修行でよく選ばれる理由の一つである。クアラルンプール線は片道2万マイル、シドニー線でも2万5千マイルでアップグレードできる。しかも、多くの場合、ディスカウントやマイルバックのキャンペーンを行っていて、もう少し少ないマイル数で済む。

    当然のことながら、エコノミークラスのディスカウント運賃がアップグレードの対象クラスになっていることはない。可能な限り単価を下げて安く済ませたいというのであれば、シドニー発のエコノミークラスということになるが、せっかくなので、少しは贅沢をとビジネスクラスにアップグレードするという考え方もある。

    プレエコ運賃といえども、日本発だと決して安いとは言えない金額になってくるので、中々利用する機会も多くはない。そこを海外発券で安くプレエコにできるのだから、さらにマイルで一つ上のクラスにするというのは十分検討に値するプランである。
     

    予約クラスEの取扱い変更

    さて、海外発券であれ、普通に日本発であれ、プレミアムエコノミーのバーゲン運賃を選ぶと、予約クラスがEになっていることが多い。少なくとも、筆者がこれまでに利用したものはすべて予約クラスEであった。

    この予約クラスEというのが、現時点ではマイル積算率100%かつアップグレード対象運賃ということなのだ。バーゲン運賃でありながら、フルプライスのエコノミー料金Yと同じ扱いというのが、正に狙い目のお得な運賃だったわけである。

    ところが、この予約クラスEの取扱いの変更が予告されている。まず、今年2020年10月1日搭乗分から、マイル積算率が70%に引き下げられる。マイル積算率が下がるということは、それに基づく獲得FOPも下がるということだ。さらに、来年2021年2月1日からはアップグレード対象運賃からも外れるのだ。

    つまり、海外発券で安いプレエコを買ったり、日本発のバーゲン運賃でプレエコを選んだ場合、これまでよりも獲得FOPは低くなるし、ビジネスクラスへのアップグレードもできなくなる。ということは、上に書いたような、海外発券でプレミアムエコノミーが選ばれる主な理由の二つが消滅するということである。

    仮に、今の販売価格とレートのままで、100%加算と70%加算ではどれぐらい単価に差が出るか比較してみよう。

    • クアラルンプール発(100%) : 81,000円 / 10,814FOP = 7.49円@FOP
    • クアラルンプール発(70%) : 81,000円 / 7,810FOP = 10.37円@FOP
    • シドニー発(100%) : 126,000円 / 15,390FOP = 8.19円@FOP
    • シドニー発(70%) : 126,000円 / 11,012FOP = 11.44円@FOP

    このように、どちらも単価が10円を上回ってしまうのだ。そんなに悪くないとはいえ、単価12円まで許容できるなら、例えば、マレーシア航空のビジネスクラス利用も視野に入ってくるのだ。

    そもそもが余りにも優遇されていた、言わば制度の抜け穴のような予約クラスだったので、このような適正化は仕方のないところであろう。プレミアムエコノミー席は空港で当日アップグレードを募集していることがよくあるが、ということは、プレエコで予約をしてビジネスにアップグレードする人がそれだけ多いということなのであろう。

  • JALの海外発券 クアラルンプールかシドニーか

    JALの海外発券 クアラルンプールかシドニーか

    日本発券と海外発券を組み合わせて2往復

    筆者は2年前と昨年に実践したが、日本発券と海外発券を入れ籠にして2往復する修行、いや、正確には二度の出張の旅費を少しでも安く上げる裏技(?)。

    2年前は、どちらもマレーシア航空のビジネスクラスで、成田 – (ヤンゴン経由) – クアラルンプール – 成田とクアラルンプール – 成田 – クアラルンプールを組み合わせて、クアラルンプールまで2往復した。

    去年はバンコク行きJALエコノミークラス、バンコク – クアラルンプールのMHビジネスクラス、クアラルンプール発券のJALプレミアムエコノミーの3つを組み合わせて、成田 – バンコク – クアラルンプール – 成田 – クアラルンプール – バンコク – 成田とバンコクとクアラルンプール行きの2回分をまとめて発券した。

    どちらかというと諸事情に縛られて、FOP単価だけを追求した旅程ではなかったが、今年はどのような組み合わせでよい単価が出せるだろうか。今年最初のクアラルンプール行きがキャンセルになるかもしれない情勢で、ネットで色々と航空運賃を調べて妄想の世界に遊んでみた。
     

    王道のクアラルンプール線プレミアムエコノミー

    まずはプレミアムエコノミーのクアラルンプール行きと、同じくプレエコの成田行きによる2往復。実は、これに関しては4月と6月にそれぞれ往復する形で発券済である。昨年末の時点でおおよその出張日程を組んで、少々の日程変更はマレーシア発券の方で対処しようという計画であった。

    クアラルンプール発券の価格

    日本発券はSpecial Saver E-MI。運賃が113,000円に諸費用が15,780円の合計128,780円。予約変更も払い戻しも不可というルールだが、有効期間が2日〜12ヶ月と柔軟で、OKA – KULタッチにも使えそうだし、なにより、クアラルンプール発券の両側、最初の現地行きと最後の帰国便に便利である。

    クアラルンプール発券は運賃MYR2,490.00に諸費用MYR562.00で合計MYR3,052.00、先週末のレートでおおよそ81,000円ほどである。筆者が予約を入れた日と上の画像とでは諸費用に差が出ていて2リンギットほど違っているが、おそらくは為替のせいであろう。

    どちらも単純な日本とマレーシアの往復プレミアムエコノミーなので、獲得できるFOPも同じなのだが、その差額は5万円弱。クアラルンプール発券がいかにお得なのかということがよく分かる。

    • 日本発券 128,780円 / 10,814FOP = 11.90円@FOP
    • 海外発券 81,000円 / 10,814FOP = 7.49円@FOP
    • 全体 約210,000円 / 21,628FOP = 9.70円@FOP

    トータルでは単価10円を切っているので、まずまず良好な成績と言えよう。今回の日本発券は4月行きの6月帰りであるが、これをできるだけ、例えば半年などに伸ばして、その間に4回クアラルンプール発券を組み合わせれば、単価8.4円程度でサファイア到達が可能だ。こんな風にFOP単価を計算するのも久しぶりである。

    ちなみに、どちらのチケットも仕事で自己負担はゼロ、実は究極のFOP単価0円なのだ。
     

    MHビジネスクラスを利用してクアラルンプール

    マレーシア航空は予約期間が3月2日までで今年何度目か分からないバーゲン運賃を発表している。なんと日本からビジネスクラス往復で95,000円からという、久々に破格の運賃設定かと思い、通知メールが届いたときにすぐに予約しようとしたのだが、残念ながらこの価格はコタキナバル行きのみ。東南アジア各都市は12万円、クアラルンプールは13万円という設定である。

    マレーシア航空のバーゲン運賃

    この激安コタキナバル行きを利用して、クアラルンプールでストップオーバー、その間にJALのクアラルンプール発券で往復するというパターンを考えてみたが、どうやら直行便でないとこの価格にはならないようである。

    なお、成田 – コタキナバル直行便なら諸費用込みで106,440円。予約クラスは積算率125%のZなので6,396FOP。単価は16.64円@FOPと、マレーシア航空ビジネスクラスのバーゲン運賃としてはまったくよくない。しかも、機材が737-800なのでシートもフルフラットではないなど、あまり食指の動かないところである。

    マレーシア航空のセール価格の常で、成田 – クアラルンプールの単純往復が東南アジアではいちばん高くなるので、成田 – クアラルンプール – バンコク往復で往きか帰りどちらか1回クアラルンプールにストップオーバーする旅程で試算してみよう。ちなみに、価格は運賃127,000円と諸費用14,310円である。

    • 日本発券 141,310円 / 10,230FOP = 13.81円@FOP (MH 予約クラスZ)
    • 海外発券 81,000円 / 10,814FOP = 7.49円@FOP (JL プレエコ)
    • 全体 約223,000円 / 21,044FOP = 10.59円@FOP

    最近のマレーシア航空のセールを利用したFOP単価はこんな感じである。A350のビジネスクラスを利用できるというのはポイントが高いものの、獲得できるFOPや単価という観点からは往復ともJALのプレエコ利用には勝てない。
     

    新規開設の羽田 – シドニー線

    羽田移管による記念運賃なのか、あるいは就航50周年の記念なのか、距離の割に意外と高くないのがシドニー線である。日本からも安いがシドニー発はもっと安い価格設定である。

    JAL シドニー発の価格

    日本発券はPremium Economy Saverで運賃130,000円と、10時間近く乗る路線にしてはかなり安いと思われるが、諸税と燃油サーチャージが34,430円と高い。シドニー発券は運賃AUD1,515.00に諸費用AUD183.54で合計がAUD1,698.54、日本円にすると126,000円ほどになる。運賃部分だけを見れば1万円ほどの差であるが(それでも充分大きいが)、諸費用が倍以上も違ってくる。

    • 日本発券 164,330円 / 15,390FOP = 10.68円@FOP
    • 海外発券 126,000円 / 15,390FOP = 8.19円@FOP
    • 合計 290,000円 / 30,780FOP = 9.42円@FOP

    トータルでやはり単価10円を切ってきた。同じJALプレエコによるクアラルンプール2往復と比べても、単価も僅かばかりだがよくなるし、獲得できるFOPも1万ポイント多くなる。

    1度の持ち出しが30万円と大きくなるが、そこさえ問題なければ魅力的なプランである。使用機材もJAL Sky Suiteなので、Sky Suite IIIのクアラルンプール線と比べて、マイルでビジネスクラスにアップグレードしたときの満足感は大きい。窓側の席ならほぼ個室状態になるのが Sky Suite の良さである。

    このシドニー2往復だけでも一発でクリスタル到達であるし、日本発券を沖縄発着にして、その前後に羽田 – 那覇を先得で追加すれば、7,688FOPを獲得できる。筆者の場合、JALカードの初回搭乗分で5,000FOPに、ダイヤモンド会員の追加分で更に3,000FOがあるので、もし、FOP1.5倍月に全行程を終わらせれば、5万FOP超えでサファイア到達なのである。

    問題は今のところシドニーには何の用事もなく、やるとしたらすべて自費による本当の修行になってしまうことだ。

  • MHのビジネスクラスを海外発券でも

    MHのビジネスクラスを海外発券でも

    当初の予定ではJALプレエコのクアラルンプール発券

    すでに手配済のマレーシア航空の成田 – クアラルンプール往復ビジネスクラス航空券と入れ籠にして使用する、クアラルンプール発の成田行きは、当初、JALプレミアムエコノミーでの発券を計画していた。

    予約したMH便がヤンゴンから月曜の夕方着、復路が4週間後の火曜朝に出発なので、海外発券分の往路(成田行き)は木曜夜に出発するJL724便、復路は木曜朝に出発のJL723便、これでほぼ決まりであった。もしかしたらクアラルンプール滞在を1日ぐらい延ばしてもいいのだが、国内も含めて出張が連続するので、可能ならさっさと帰りたいところである。
     

    忘れていた予定を思い出す

    ところが、ここで予期せぬ事態が発生する。なんと、7月のクアラルンプールにいる予定の金曜日、どうしても外せない子どもの学校の行事が予定されていることが判明する。正確には、あることをすっかり忘れ去っていた。

    さあ、たいへん、日本帰国便は火曜発ですでに購入済み、しかも、キャンペーン運賃なので変更不可なのである。少しでも現地滞在時間を増やすべく最初に検討した案は、海外発券の復路を金曜の夜発JL7093便に変更、土曜と月曜の2日分の仕事時間を確保することであった。土曜は少しきついかもしれないが、2日あれば、打ち合わせはどうにかなる。
     

    成田発の夜行便にはプレエコがない

    しかし、ここでも更なる問題が待ち受けていた。JL7093便は4桁のフライト番号からも分かるようにコードシェア便、マレーシア航空が運航しているのである。早い話がMH71便である。やった、またA350-900だなどとぬか喜びしたのも束の間、コードシェア便にはプレミアムエコノミーの設定がないのだ。

    正確には、足下のスペースが広いエコノミー席があるが、座席などは普通のエコノミーと同じなので、さすがに、JALとしてはプレエコとして販売はできない模様。往路成田行きはプレエコ、クアラルンプール行きだけはエコノミーと別々のクラスで取ろうとすると特別運賃ではなくなってしまうのか、かなりの割高になってしまう。

    では、往復ともにエコノミーにするか。これなら3万4千円。諸費用入れても5万円を切るだろう。安い。しかし、その前後がビジネスクラスなのに、プレミアムエコノミーもビジネスにアップグレードするつもりであったのに、いくら安くても踏ん切りがつかない。しかも、マイル積算率が30%と低いというのも欠点。マイル積算率が低いということは、FOPも貯まらないということである。

    とりあえず、エコノミーで予約してプレミアムエコノミーにアップグレードするか?いや、だから、そもそもプレミアムエコノミーの設定がないのだよ。金曜日中の予定を思い出した日の夜は、このように延々と煩悶し続け、ついには翌日マレーシア航空のサポートセンターに電話をして、座席配置図にある Economy Class with Extra Leg Room というのがただ足下が広いだけなのかどうかを確認したりもした。結論から言うと、足下が広いだけである。
     

    マレーシア航空のビジネスクラスをもう一度

    いくら悩んでも答えが出ない、というか、普通に考えれば仕事なんだからエコノミーにする、それ以外の選択肢はないのだが、ビジネスクラスからエコノミークラスへの凋落には心が折れそうである(大袈裟)。

    丸々2日ほど悩んだあげくに出した答は、クアラルンプール発券も同じマレーシア航空のビジネスクラス特別運賃で買ってしまえというものであった。往路は金曜朝発のMH70便、復路は金曜夜発のMH71便。金曜発の金曜帰りとはいっても、もちろんのこと、成田タッチではない。その間に3週間の開きがあるのだ。

    ということで、2回のマレーシア出張全体の行程は以下の通り。

    1. J券・往路 MH71 成田発 金曜夜 (KUL – RGN往復つき)
    2. M券・往路 MH70 クアラルンプール発 金曜朝
       (この間、3週間)
    3. M券・復路 MH71 成田発 金曜夜
    4. J券・復路 MH70 クアラルンプール発 火曜朝

    J券とM券というのは私の命名した仮の名前で、それぞれ日本発券とマレーシア発券ということである。1と4、2と3がそれぞれ1つの航空券として手配されていて、J券の間にM券が入れ籠で挟み込まれている。
     

    マレーシア航空の海外発券は結果的にどうであったか?

    結果的に、JGC獲得を目指した当初からやってみたかった海外発券を、当初予定していたJALではなく、マレーシア航空で行ったことになる。マレーシア航空はその名の通りマレーシアの航空会社であるから、クアラルンプール発券というのが海外発券に該当するのかどうか?まあ、日本人から見たらということにしておこう。

    さて、どうせ2往復ともマレーシア航空で行くのなら、わざわざ面倒な入れ籠の発券、海外発券などしなくとも、普通に成田からクアラルンプールまでの往復を2回買えばよかったのではないかという、当然の疑問が残る。

    しかし、結論から言えば、今回のやり方にも2つのメリットがあった。1つは海外発券にチャレンジできたということ。ただし、これは話のネタにという側面の方が大きい。

    もう一つのより大きく、そして、まともなメリットはチケット代金である。マレーシア発券のチケットはRM3,652、10万円弱なのである。

    • 3338(区間マイル) x 1.25(ビジネスクラス積算率) x 2(往復分) = 8344FOP
    • 105,906(実際の支払総額) / 8344 = 12.69円@FOP

    FOP単価としてはヤンゴン行きJ券の方がよいが、支払額自体はM券が1万5千円ほど安いのである。今回のマレーシア航空のキャンペーン価格はクアラルンプール単純往復が12万9千円という設定だったので、それと比較すれば、2万円以上も安上がりで、当然のごとくFOP単価も改善される。
     

    別切りによる海外発券のデメリットはなかったか?

    単純に日本発2往復分のチケットにせず、このような形にしたことに起因するデメリットはなかったであろうか。

    海外発券をするという煩わしさに関しては、ネットでエアチケットを購入するのが当たり前になった今日、もはや、何も存在していないと言うべきであろう。必ず旅行会社に行って窓口で頼むというのでもない限り、日本発であろうと海外発であろうと、航空券購入の方法に変わりはないのだ。

    今回の発券方法にデメリットがあるとすれば、上記の1〜4の経路の内、1回目のクアラルンプール行きで使用する1と2、2回目で使用する3と4がそれぞれ通しのチケットになっていないことである。1つにまとめて発券された通しのチケットであれば、最初の便が遅延して次の便に乗れなかった場合にも、振替えなどで対応してもらえるし、預け入れて荷物のスルーチェックインも可能である。

    これが別切りのチケットとなると、自己責任で対処することになる。したがって、タイトな接続をしないといけない場合は不安要素となるが、今回はそれぞれクアラルンプールに数日は滞在するので、その点も問題とはならなかった。スルーチェックインについては言わずもがなである。

    マレーシア航空A350-900の座席配置

     

    A350-900のビジネスクラス・シートは

    成田とクアラルンプールの間の機材は、結果的にすべてA350-900となった。マレーシア航空のビジネスクラスのシート配置は変則的で、1-2-1と1-2-2が交互に並ぶもので、A350-900でもそれは踏襲されている。

    1人がけの席としては、1-2-1配列の左側(2Aや5Aなど[4列がない])と右側(2Kなど)、1-2-2配列の左側(3A、6Aなど)の3種類がある。せっかく4回も乗るのだから、とりあえず、3種類とも座席指定してみた。このうち、1-2-1のK席は座席の両側に収納がある専有面積の広いお得席なので(シート自体は同じはず)、2回取っている。ちなみに、1列は4席だけのファーストクラスである。

     

  • JALでクアラルンプールからの海外発券に挑むも

    JALでクアラルンプールからの海外発券に挑むも

    6月マレーシア行きのチケットの復路は

    前回の記事で、マレーシア航空のビジネスクラス割引セールを使ってクアラルンプール経由ヤンゴン往復を手配したことは書いた。手配した便は以下の通り。

    1. 金曜 MH71 成田から夜行便でクアラルンプールへ
    2. 土曜 MH740 ヤンゴン行き午前便
    3. 月曜 MH741 クアラルンプール午後着便
    4. 火曜 MH70 クアラルンプールから成田行き昼行便

    この旅程では月曜午前中にヤンゴンの空港に向かわないといけないので、ヤンゴン市内の滞在が実質1日半しかない。せっかく初めて行くところなので後1、2日は欲しいところなのだが、反対に、この日程なら週末を日本で過ごして、月曜の昼行便で出発、火曜から仕事という通常の出張パターンと同じように、月曜の夜にはクアラルンプール入りできる。あくまでも仕事の日程が優先で、その前に週末のヤンゴン滞在を付け加えた感じである。

    ただ、この日程を素直に読むと、月曜の夕方にクアラルンプール入りして火曜の朝には出発なので、ほぼ何もしておらず、滞在時間も24時間以下なので、ストップオーバーにもならない。3泊5日のヤンゴン強行日程の旅でしかない。

    実は、今回の成田 – クアラルンプール – ヤンゴン往復ビジネスクラス航空券の4番目、MH70便の出発日がポイントであって、火曜は火曜でもクアラルンプールにヤンゴンから戻ってきた翌火曜ではなく、7月になった4週間後も後の火曜なのである。
     

    実際の旅程

    とはいっても、現地滞在1ヶ月間の長期出張というのでもない。ヤンゴンの後、火・水と丸2日間クアラルンプールで仕事をした後、木曜か金曜の便で日本に帰ってくることになっている。

    そして、7月は7月で中頃に、木曜の夜に日本を出て、金・土・月は仕事、間の日曜はday offという予定でクアラルンプール行きが決定している。

    つまり、6月マレーシア出張の往きと7月出張の帰りの便を1つのチケットで発券したのである。2回の出張の内、最初と最後の飛行機は手配した。そして、その間に挟まれた2便、6月の帰国便と7月の往路は別途手配ということになる。

    何をしようとしているのかというと、クアラルンプール – 東京の海外発券を画策したのであった。

    マイル修行をしている人たちのブログなどを見ていると、海外発券の話がよく出てくる。同じ東京とクアラルンプール、あるいは、バンコクなどとの往復チケットでも、東京発と海外発とでは値段が違う。出発国の物価にある程度は合わせているらしく、日本よりも物価の安い国からの往復チケットの方が安いのである。中でもクアラルンプールは海外発券のメッカ、非常に安く上級クラスのチケットが買えるらしい。
     

    海外発券とはなんぞや

    さて、筆者は海外発券というのを本当に海外でチケットを発券する、つまり、海外の旅行エージェンシーなどを使って手配することなのだと思っていた。「海外」で「発券」するということだ。電話やメールで連絡を取って発券してもらう。

    その昔、日本からフランスの旅行会社に連絡をして、パリ – フィレンツェ間の航空券を手配したことがある。最初は電話で依頼をして、その後、郵送や銀行振込でやり取りをした。今や、クレジットカード決済の電子チケットなので、昔のように紙の航空券を郵送してもらう必要もないから便利だ。

    それと似たようなことだが、クアラルンプール発日本行きというところがミソである。なんだか、とても楽しそうな話である。なので、私もぜひ海外発券をしてみたいと思っていたところに(主に話のネタとして)、2ヶ月連続でのクアラルンプール出張が決まったので、ここぞとばかりに、まずは最初と最後の飛行機の手配をして、その間を海外発券でつないでみようと考えたのであった。
     

    今日の海外発券の実態

    ところが、先人たちのブログをよくよく読みでみると、海外発券といいつつも、なんとJALやANAの公式サイトから購入しているのだ。どうやら、「海外発」の航空「券」のことを海外発券と呼んでいるらしい。いや、もちろん、「海外」のJALに「発券」してもらっているのかもしれないが、公式サイトからの購入では面白さも半減、と言うよりは、色々と手続きをする醍醐味は皆無である。

    まあ、面白みはなくなったものの、安く買えるのであれば、それはそれでよしとしよう。いや、そもそも、すでに6月発7月帰国のチケットを買ってしまっているので、どんなにつまらなくても、JAL公式サイトから海外発券するしかないのだ。

    なお、本当は9月にも行く予定があって、往路6月の帰路9月にしようかとも思ったのだが、今回のMHバーゲン運賃の滞在日数上限を超えているのか、片道が何十万もするようなチケットしか出てこなかったのと、9月の日程を確定しきれなかったので、そのことは考えないことにした。
     

    クアラルンプール発のJALチケット

    というわけで、JAL公式サイトの国際線予約ページで、出発地のエリアを選び直すというところからマレーシアを選び、JALのマレーシアのサイトを表示させてみた。

    マレーシアのJALサイト

    ビジネスクラスでRM5000。マレーシアリンギットは一時よりも安くなっているので、この時点でおおよそ13万5千円。2月のJALバンコク行きSpecial Saver Xとほぼ同じであった。

    プレミアムエコノミーならその半額以下、7万円を切ってくる。しかも、片道で5,400FOPである。MHのビジネスクラスと違い、予約クラスに基づく積算率は100%であっても(ビジネスクラスなら125%になる)、JALのアジア便ということで1.5倍になるおかげで、FOP単価がなんと7.5程度にはなるであろうか(諸費用込みで)。

    よし、マイルも貯まっていることだし、どちらかはビジネスにアップグレードしてみよう。クアラルンプール発の夜行便をビジネスクラスでぐっすり眠るか、成田発の昼行便でビジネスクラスを堪能するか。ほぼ、そんなふうに計画は固まりつつあった。