タグ: マレーシア航空

  • 変更手数料無料オファー

    変更手数料無料オファー

    変更手数料を無料に

    新型コロナウイルスの蔓延で旅行や出張の取りやめもやむを得ない情勢で、大半の航空各社が航空券の払い戻しや変更に手数料無料で対応している。日本航空も同様で、国内線、国際線ともに4月30日搭乗分までのすべての航空券が払い戻し・変更の対象となっており、この対象期間については、これまで段階的に延ばされてきている。

    現時点では世界的に航空需要が減っているなか、航空会社は減便などでオペレーションにかかる費用を少しでも減らそうとしているが、その一方で、将来に向けて少しでも顧客を確保しようという施策を打ち出しているところもある。

    今回はワンワールド加盟航空会社で、マイル修行でもよく使われているキャセイパシフィック航空、マレーシア航空、カタール航空が提供している、変更手数料無料のキャンペーンについて見てみよう。
     

    キャセイパシフィック航空

    キャセイパシフィック航空が今回提供している内容は、3月9日から4月20日までに購入した、2021年2月28日までに完了する旅程の航空券が対象で、変更手数料が無料で何度でも変更ができるというものである。変更の期限は4月20日までで、出発当日でも変更可能とされている。

    キャセイパシフィック航空

    運賃差額などが生じる場合は徴収、払い戻しに関しては通常のキャンセル規約が適用、特典航空券と団体旅行運賃は対象外、3月9日よりも前に予約した航空券の変更手数料に関しては別の取扱いとなる。

    予約変更が何度でも可能というオプション付きで、これから新規に予約を入れられるというのがこのオファーのポイントである。つまり、仕事などで行く予定があるが、今後の情勢次第で行けるかどうかが分からないという状況で、まずは航空券を購入して予約を入れて、その後の状況次第で変更して対応できるということだ。

    変更はオンラインで可能である。なお、4月20日以降に変更する場合はカスタマーサービスセンターに連絡をとサイトには書かれているので、4月20日以降に出発の航空券で、4月20日の時点でまだ情勢が判然としていない場合にも対応可能なようである。
     

    マレーシア航空

    マレーシア航空のオプションは、3月31日までに発券した航空券が対象で、変更できる期日は5月31日まで、12月31日までに終了する旅程になら、日付も目的地も何度でも無料で変更可能というもの。当日の早い便に空港で変更も手数料無料でできる。

    マレーシア航空

    差額が発生する場合はもちろん徴収されるが、目的地も変更可能というのがマレーシア航空の特別旅程変更オプションのポイントである。例えば、夏以降に旅行の予約を入れておいて、その後の情勢に応じて、比較的安全な行き先に旅程を変更するというような使い方も考えられる。

    変更はマレーシア航空発券カウンターか、コールセンターに電話で依頼することになる。
     

    カタール航空

    カタール航空の場合、現時点での変更可能期限が長く、6月27日までに発券された6月30日までの航空券が対象で、日程の変更をするか、1年間有効のトラベル・バウチャーに交換して、次回以降の利用分に充てることが可能である。

    カタール航空

    カタール航空のオファーの特徴はトラベル・バウチャーにすることで有効期限を実質1年延ばせるという点で、先行きがますます不透明になってきた現時点では、とりあえず予約を入れるという使い方の最もやりやすいオファーと言えるだろう。その一方で、変更する場合の変更可能回数については特に何も書かれていないので、手数料無料の変更は1回しか認められないかもしれない。

    変更は基本的にカタール航空の窓口か電話でのようだ。ただ、英語のサイトではtwitterかfacebookでコンタクトを取ってもよいと書かれている。また、出発の3日前までに変更をする必要があり、この点は当日変更も可能なキャセイやマレーシア航空とは違うので要注意である。

    上記、3キャリア以外でも、もちろんのこと、今回のパンデミックに対して航空券取扱いの特別措置をしてくれるが、予約変更可能などのフレキシビリティを提供するので、安心して新規の予約を入れて欲しいという明確なメッセージを発している3社を今回は取りあげてみた。

  • Malaysia Airlines Travel Fair 2020

    Malaysia Airlines Travel Fair 2020

    マレーシア航空トラベルフェア

    年中行事と化した感もあるマレーシア航空のバーゲンセールであるが、3月7日までの販売期間で行われていたアーリースプリングセールが終わったかと思ったら、マレーシア航空トラベルフェア2020という新たなセールの案内がメールで昨日送られてきた。

    アーリースプリングセールと比べてみると、出発地・目的地に応じて高かったり安かったりと色々であるが、総じて今回の方がフェアのベースとなる運賃は安いようである。

    マレーシア航空トラベルフェア2020

    当時は海外出張がそれほどなかったので直接は知らないのだが、数年前までは例えばバンコク行きビジネスクラス往復で8万円台だとか、9万円台という破格の運賃が出ていたこともあったらしい。

    筆者の知る限り、この2年はそこまで安いバーゲン運賃が出てこなかったし、今回もベースとなる運賃はここ最近の価格帯におおむね収まっている。例外は、コタキナバル行きの9万円ぐらいだろうか。ただし、これはボーイング737だ。
     

    クーポンコードで10%オフ

    しかし、今回のフェアの目玉として、フライト検索時にクーポンコードを入力すると航空運賃が更に10%オフになる。例えば、バンコクだとビジネスクラスで11万円が99,000円になる。諸税・燃油費などは別途ここに上乗せされるので、総額で見ると10%が丸々引かれるわけではないが(諸費用は10%オフの対象外)、ビジネスクラスの場合は運賃部分が大きいので、概算ではまあ支払額は10%オフと見做してよく、ということは、FOP単価も10%オフということになる。

    ということで、東南アジア各地行きのビジネスクラス往復でFOP単価を計算してまとめてみた。

    目的地 獲得FOP 金額 単価
    プーケット 9,410 102,520円 10,89円@FOP
    バンコク 10,230 107,020円 10.46円@FOP
    ジャカルタ 10,156 110,520円 10.88円@FOP
    ヤンゴン 10,934 111,640円 10.21円@FOP
    スラバヤ 10,962 110,380円 10.06円@FOP
    デンパサール 11,430 110,490円 9.67円@FOP

    元の運賃はプーケットが105,000円、バンコクが110,000円、それ以外が115,000円である。獲得FOPはIATAのTPMを基準に、予約クラスがZなので積算率125%をかけたものであり、小数点以下の処理次第では数ポイントの誤差が出る可能性はある。

    支払額自体はいちばん少ないが、クアラルンプールからの距離が最も短いプーケットが単価的には悪く、それでも、11円を切っている。中距離路線のビジネスクラスで単価10円台というのは、最近ではとても優秀な方ではないだろうか。もちろん、それ以外の目的地は更に良いわけで、バンコク、ヤンゴン、スラバヤが10円台前半、そして、デンパサールに至って、ついに10円を切ってきた。

    単価だけを見るなら、マレーシア航空の就航地としてクアラルンプールからの距離がロンドンの次に遠いオークランドがいちばんで、成田発で9.16円である。ニュージーランドのオークランドは地図で見れば分かるが、日本よりもはるかに東でシドニーよりも南に位置し、区間マイルだと東京 – クアラルンプールの1.5倍以上である。獲得FOPも2万超えで大きいが、持ち出しも20万超えでかなり大きいのが欠点だ。
     

    ご予約はお早めに

    今回のフェアは予約期限が3月23日までの約10日間しかない。出発は6月30日分まで10%オフの対象なので、今年前半に東南アジアかニュージーランドに出かける予定のある人は、ぜひ、この機会を活かしてほしい…、と言いたいところではあるが、今の情勢で6月までの出発を後10日で決めるというのは、多くの人にとって困難かもしれない。まあ、そうであればこその大盤振る舞いでもあるのだろうが。

    3ヶ月後の6月後半となると、可能性としては普通に旅行に出かけられる状況になっているかもしれないが、今回のバーゲン運賃の規約では、変更は不可、払い戻しは1区間辺り手数料4万円、往復では8万円なので、万が一、出かけない方がいい状況が続いていた場合の痛手は大きい。

    行き先がデンパサールとなると,どう考えても筆者の場合は観光ということになる。いくら考えてもバリ島に仕事先を見つけることができない(当たり前だが)。となると、家族で行くことになるので4人分で約45万円、これをもしキャンセルしたら手数料が32万円である。さすがに、今のこのタイミングで予約を入れる肝っ玉はないなあ。

  • JALの海外発券 クアラルンプールかシドニーか

    JALの海外発券 クアラルンプールかシドニーか

    日本発券と海外発券を組み合わせて2往復

    筆者は2年前と昨年に実践したが、日本発券と海外発券を入れ籠にして2往復する修行、いや、正確には二度の出張の旅費を少しでも安く上げる裏技(?)。

    2年前は、どちらもマレーシア航空のビジネスクラスで、成田 – (ヤンゴン経由) – クアラルンプール – 成田とクアラルンプール – 成田 – クアラルンプールを組み合わせて、クアラルンプールまで2往復した。

    去年はバンコク行きJALエコノミークラス、バンコク – クアラルンプールのMHビジネスクラス、クアラルンプール発券のJALプレミアムエコノミーの3つを組み合わせて、成田 – バンコク – クアラルンプール – 成田 – クアラルンプール – バンコク – 成田とバンコクとクアラルンプール行きの2回分をまとめて発券した。

    どちらかというと諸事情に縛られて、FOP単価だけを追求した旅程ではなかったが、今年はどのような組み合わせでよい単価が出せるだろうか。今年最初のクアラルンプール行きがキャンセルになるかもしれない情勢で、ネットで色々と航空運賃を調べて妄想の世界に遊んでみた。
     

    王道のクアラルンプール線プレミアムエコノミー

    まずはプレミアムエコノミーのクアラルンプール行きと、同じくプレエコの成田行きによる2往復。実は、これに関しては4月と6月にそれぞれ往復する形で発券済である。昨年末の時点でおおよその出張日程を組んで、少々の日程変更はマレーシア発券の方で対処しようという計画であった。

    クアラルンプール発券の価格

    日本発券はSpecial Saver E-MI。運賃が113,000円に諸費用が15,780円の合計128,780円。予約変更も払い戻しも不可というルールだが、有効期間が2日〜12ヶ月と柔軟で、OKA – KULタッチにも使えそうだし、なにより、クアラルンプール発券の両側、最初の現地行きと最後の帰国便に便利である。

    クアラルンプール発券は運賃MYR2,490.00に諸費用MYR562.00で合計MYR3,052.00、先週末のレートでおおよそ81,000円ほどである。筆者が予約を入れた日と上の画像とでは諸費用に差が出ていて2リンギットほど違っているが、おそらくは為替のせいであろう。

    どちらも単純な日本とマレーシアの往復プレミアムエコノミーなので、獲得できるFOPも同じなのだが、その差額は5万円弱。クアラルンプール発券がいかにお得なのかということがよく分かる。

    • 日本発券 128,780円 / 10,814FOP = 11.90円@FOP
    • 海外発券 81,000円 / 10,814FOP = 7.49円@FOP
    • 全体 約210,000円 / 21,628FOP = 9.70円@FOP

    トータルでは単価10円を切っているので、まずまず良好な成績と言えよう。今回の日本発券は4月行きの6月帰りであるが、これをできるだけ、例えば半年などに伸ばして、その間に4回クアラルンプール発券を組み合わせれば、単価8.4円程度でサファイア到達が可能だ。こんな風にFOP単価を計算するのも久しぶりである。

    ちなみに、どちらのチケットも仕事で自己負担はゼロ、実は究極のFOP単価0円なのだ。
     

    MHビジネスクラスを利用してクアラルンプール

    マレーシア航空は予約期間が3月2日までで今年何度目か分からないバーゲン運賃を発表している。なんと日本からビジネスクラス往復で95,000円からという、久々に破格の運賃設定かと思い、通知メールが届いたときにすぐに予約しようとしたのだが、残念ながらこの価格はコタキナバル行きのみ。東南アジア各都市は12万円、クアラルンプールは13万円という設定である。

    マレーシア航空のバーゲン運賃

    この激安コタキナバル行きを利用して、クアラルンプールでストップオーバー、その間にJALのクアラルンプール発券で往復するというパターンを考えてみたが、どうやら直行便でないとこの価格にはならないようである。

    なお、成田 – コタキナバル直行便なら諸費用込みで106,440円。予約クラスは積算率125%のZなので6,396FOP。単価は16.64円@FOPと、マレーシア航空ビジネスクラスのバーゲン運賃としてはまったくよくない。しかも、機材が737-800なのでシートもフルフラットではないなど、あまり食指の動かないところである。

    マレーシア航空のセール価格の常で、成田 – クアラルンプールの単純往復が東南アジアではいちばん高くなるので、成田 – クアラルンプール – バンコク往復で往きか帰りどちらか1回クアラルンプールにストップオーバーする旅程で試算してみよう。ちなみに、価格は運賃127,000円と諸費用14,310円である。

    • 日本発券 141,310円 / 10,230FOP = 13.81円@FOP (MH 予約クラスZ)
    • 海外発券 81,000円 / 10,814FOP = 7.49円@FOP (JL プレエコ)
    • 全体 約223,000円 / 21,044FOP = 10.59円@FOP

    最近のマレーシア航空のセールを利用したFOP単価はこんな感じである。A350のビジネスクラスを利用できるというのはポイントが高いものの、獲得できるFOPや単価という観点からは往復ともJALのプレエコ利用には勝てない。
     

    新規開設の羽田 – シドニー線

    羽田移管による記念運賃なのか、あるいは就航50周年の記念なのか、距離の割に意外と高くないのがシドニー線である。日本からも安いがシドニー発はもっと安い価格設定である。

    JAL シドニー発の価格

    日本発券はPremium Economy Saverで運賃130,000円と、10時間近く乗る路線にしてはかなり安いと思われるが、諸税と燃油サーチャージが34,430円と高い。シドニー発券は運賃AUD1,515.00に諸費用AUD183.54で合計がAUD1,698.54、日本円にすると126,000円ほどになる。運賃部分だけを見れば1万円ほどの差であるが(それでも充分大きいが)、諸費用が倍以上も違ってくる。

    • 日本発券 164,330円 / 15,390FOP = 10.68円@FOP
    • 海外発券 126,000円 / 15,390FOP = 8.19円@FOP
    • 合計 290,000円 / 30,780FOP = 9.42円@FOP

    トータルでやはり単価10円を切ってきた。同じJALプレエコによるクアラルンプール2往復と比べても、単価も僅かばかりだがよくなるし、獲得できるFOPも1万ポイント多くなる。

    1度の持ち出しが30万円と大きくなるが、そこさえ問題なければ魅力的なプランである。使用機材もJAL Sky Suiteなので、Sky Suite IIIのクアラルンプール線と比べて、マイルでビジネスクラスにアップグレードしたときの満足感は大きい。窓側の席ならほぼ個室状態になるのが Sky Suite の良さである。

    このシドニー2往復だけでも一発でクリスタル到達であるし、日本発券を沖縄発着にして、その前後に羽田 – 那覇を先得で追加すれば、7,688FOPを獲得できる。筆者の場合、JALカードの初回搭乗分で5,000FOPに、ダイヤモンド会員の追加分で更に3,000FOがあるので、もし、FOP1.5倍月に全行程を終わらせれば、5万FOP超えでサファイア到達なのである。

    問題は今のところシドニーには何の用事もなく、やるとしたらすべて自費による本当の修行になってしまうことだ。

  • バンコクから福岡へ

    バンコクから福岡へ

    帰路はB737とB787

    バンコクに1週間弱滞在した後、日本への帰路につくが、復路の機材はクアラルンプールまでのマレーシア航空がもはや乗り慣れた感のあるB737、クアラルンプールからはJALのB787-9である。

    ビジネスクラス利用の場合はスワンナプーム国際空港でファストトラックが使えるので、さっさと出国してしまい、いつものようにキャセイパシフィック航空のラウンジでくつろぐ。

    マレーシア航空ビジネスクラス機内食

    バンコク発でもやはり2時間のフライトでしっかりとした機内食が出る。マッサマンカレーだろうか。そんなに辛すぎもせず、これは日本人の口にも合うだろう、搭乗前にラウンジで担々麺を食べていなければ。

    KLIAでは2時間半の接続とちょうどよい具合で、ラウンジでシャワーを浴び、スイーツとコーヒーでゆっくりとしていると、すぐに成田行きの搭乗開始時刻になった。といっても、例の出発1時間前の搭乗口セキュリティゲートが開く時間ということで、軽いアルコールを1杯追加して、出発時刻の40分前にラウンジを出ると、保安検査も空いていたし、ほぼ待たされることなく優先搭乗が始まった。

    JALビジネスクラス機内食

    東南アジア路線で夜行便に乗ると、このような朝食のオーダーシートが配られる。乗っている便の到着時間にもよるが、朝食の提供が日本時間でいうと3時から5時ぐらいに始まるので、食事にするのか睡眠を優先するのか意向の確認である。

    チェックを入れて客室乗務員に渡すようにと書かれているが、実際には乗務員が順番に聞いて回ってくれる。もちろん、筆者は朝食を選択した。

    JALビジネスクラス機内食

    水平飛行に入るとすぐに軽食が出て、これをつまみにワインを寝酒代わりとし、早々にシートをフラットにして寝てしまう。短時間とはいえ、ぐっすりと眠れるのはビジネスクラスならではで、翌日に予定がある場合などは助かるが、せっかくのビジネスクラスのサービスをあれこれと堪能することはできない。

    JALのクアラルンプール線は成田からが日中を飛び、クアラルンプールからは深夜発となる。プレミアムエコノミーで予約してマイルで往復のどちらかだけをアップグレードする場合、昼行便でビジネスクラスを楽しむか、夜行便での快適さを選ぶか、どちらか迷うところであろう。

    JALビジネスクラス機内食

    朝食は写真のように和食にした。そもそも、筆者は普段から余り朝食はとらないのだが、和食なら食べれるかと思い、たいていの場合は和食を頼む。しかし、こうやってご飯からおかずまで一通り揃った朝食の内容をあらためて見てみると、パンにコーヒーという洋食の方が軽いのではないかという気もしてくる。まあ、洋食には卵料理やらソーセージやハムなどの肉もついてくるので、結局は同じということであろう。
     

    最後に福岡へ日帰り

    クアラルンプールからの帰国便は朝の7時に成田についた。ここから福岡単純往復が待ち受けている。最初に福岡行きに乗ってからすでに2週間近くが経っており、ここは少なくとも何日かは間を開けて、東京でストップオーバーしたいところである。

    しかし、ここで日をあらためると、一切仕事の絡まない最後の福岡往復が馬鹿馬鹿しいものにさえ思えてきてしまうので、勢いでその日のうちに行って帰ってくることにしてある。変更のきかないチケットなので、最初からそういうつもりで予約を入れたという話なのだが、さすがに成田に降り立ったときは、そのまま帰宅してしまいたい誘惑にかられた。

    こんな無茶な日程を組んだ一月前の自分を罵ってやりたいぐらいであったが、気を取り直して、成田でスーツケースはすべて宅配にしてしまい、身軽になってから羽田まではリムジンバスで車中熟睡、昼過ぎの便で福岡へ、ラーメンと博多うどんを食べてから夜の便で帰ってきた。往復ともにファーストへ当日アップグレードしてある。

     

    福岡・クアラルンプール・バンコクのまとめ

    最後に今回の3箇所連続出張で獲得したFOPをまとめておこう。発券したのは、A. 羽田 – 福岡往復(先得)、B. 福岡 – 東京 – クアラルンプール往復(JAL)、C. クアラルンプール – バンコク往復(MH)の合計3綴り8区間。国内区間はすべてファーストクラス利用、それ以外はビジネスクラス利用である。

    搭乗した順に並べておく(A-1というのは、航空券Aの第1区間という意味)。

    1. 羽田 – 福岡 (A-1) : 2,836FOP 
    2. 福岡 – 羽田 (B-1) : 3,804FOP
    3. 成田 – KUL (B-2) : 6,659FOP
    4. KUL – BKK (C-1) : 943FOP
    5. BKK – KUL (C-2) : 943FOP
    6. KUL – 成田 (B-3) : 6,659FOP
    7. 羽田 – 福岡 (B-4) : 2,102FOP
    8. 福岡 – 羽田 (A-2) : 1,418FOP

    合計で25,364FOPである。同じ3都市巡りでも、前回のバンコク・マニラ・クアラルプールより積算ポイントが多いのは、国内線のFOP2倍キャンペーンのおかげである。また、航空運賃の総額は当日アップグレード台を含めて23万円ほどなので、単価も10円を大きく切ることができた。

    なお、1と2はFOP2倍キャンペーンの指定月である5月に乗っているが、帰国した時点で6月になっているので、7と8よりも積算FOPが大きい。もし、この最後の2区間も5月中にすることができていたら、単価は8円台であった。まあ、この辺りは日程ありきの修行紛いの出張であるから、如何ともしがたいところである。

    5月はこれ以外にも、クラスJで那覇往復をしており(日帰り修行ではないが)、那覇から帰ってきた時点で5万FOPを超えてサファイアに到達、今回の積算分を含めると7万7千となる。さらに、バンコクでJAL Global Walletのステイタスカードを利用してきたので、キャンペーンポイントが2千つく予定であるから、JGCプレミアも目前となった。

  • クアラルンプールからバンコクへ

    クアラルンプールからバンコクへ

    ヒルトン・クアラルンプール

    JAL便でクアラルンプールに到着後、今回はそのままバンコク行きに乗り継ぎせず、クアラルンプール市内に出て2泊している。2泊とは言っても、到着した日はすでに夕方であるし、バンコクに出発する日も12時前には空港に向かわないといけないので、実質的には中1日だけの滞在である。

    出発日の午前中を最大限活用できるよう、空港への戻りやすさのみを考慮して、KLIAエクスプレスの市内側ターミナルKL Sentral駅直結のヒルトン・クアラルンプールに泊まることにした。いつもはKLCCにある訪問先への行きやすさなどから、同じヒルトン系でもダブルツリーの方に泊まることが多く、ヒルトン・クアラルンプールは初滞在であった。

    トップの画像はヒルトンの部屋からの眺めであるが、高層階ではないもののレイク・ビューの部屋にしてくれた。植物園などもあるレイク・ガーデンという巨大な公園が視界の広範囲を占めており、昼間の眺めはよいものの、夜景は真ん中が真っ暗なだけなので、反対側の駅や市街地を向いている方が楽しいのかもしれない。といっても、向いている方角の問題でめぼしいものは何も見えないらしいのだが。
     

    KLIAでA380に遭遇

    マレーシア航空A380

    さて、今回のKUL – BKKはマレーシア航空運航便のビジネスクラスであり、ようやく、この区間でFOPを積算できる便となった。15時発なので昼前にKLIA Expressで空港に向かい、ファーストクラス用のGolden Loungeでコースの昼食をとった。ほぼ定刻通りにドアが閉まり、滑走路に向かい始めるとお隣には同じく離陸に向かうA380がいた。

    この時期、日本線はA350で運行されており、ロンドン行きはクアラルンプールを夜遅くに出発するはずなので、いったいどこ行きなのだろうかと後で調べてみると、クアラルンプールを15:10に出るメディナ行きMH158便が該当するとも思われ、これは巡礼専用サービス「アマル」によるものだろう。
     

    A330によるバンコク行き

    通常、マレーシア航空の近距離路線はB737で運行されており、バンコク行きも例外ではない。ところが、この日は需要の多いシーズンなのか、大型のA330が投入されていた。「アマル」はマレーシア国内からの巡礼者のみがターゲットではなく、近隣国のタイやインドネシアからの乗り継ぎ需要も見込んでいるということなので、隣を併走していたA380への乗り継ぎ便に大型の機材を使用し、その折り返し機材なのかもしれない。

    マレーシア航空A330ビジネスクラス

    あくまでも筆者の推測でしかないが、その真偽はともかく、おかげで、いつものゆったりソファーシートではなく、A350と同じフルフラットシートを利用することができた。指定した座席は4Kで、これはA350の5Kと同じ専有面積のいちばん広いシートで、身の回りの収納が多いのが最大のメリットである。

    バンコクまでは2時間15分のフライトであるが、やはり、コースで機内食が出る。

    マレーシア航空ビジネスクラス機内食

     

    マレーシア航空ビジネスクラス機内食

    メインはガイヤーンにタマリンドソースをかけたような感じで、なんという料理名なのかは分からないし、日本人好みとは言い難いのかもしれないが、個人的には美味しかったと思う、搭乗前にラウンジでコース料理を食べていなければ。

    マレーシア航空ビジネスクラス

    食べ終わった頃にはバンコクまで残り1時間であったが、機内の照明が落とされたので、こちらも意地でフルフラットにして寝転んでみたものの、30分ほどで着陸態勢に入った。

    マレーシア航空のA350やA330のビジネスクラス・シートは、A380ほどの広々とした開放感はないが、席によってはある程度プライバシーが保たれ、席の周りに手荷物を置いておくスペースも多い。少なくとも、Sky Suite 3よりは気に入っている。

  • MHupgrade

    MHupgrade

    MHupgradeとは

    マレーシア航空では入札アップグレード制度を導入していて、エコノミークラスの航空券を購入した乗客は自分の希望額で入札することができる。アップグレードに成功するかどうかは、もちろん入札した金額次第であるが、それ以外にも空席状況なども関わってくる。もちろん、アップグレードできなかった場合は追加の支払など発生しない。

    この制度をマレーシア航空ではMHupgradeと呼んでおり、ウェブサイト上にもこのシステムの説明がある。日本ではJALもANAも入札制を導入していないので、なじみは薄いかもしれない。

    しかし、海外の航空会社でこのシステムを採用しているところは多く、筆者もキャセイパシフィック航空で入札したことがある。そのときは往復とも入札したが、片道しか成功しなかった。
     

    MHupgradeの対象に該当

    今回、バンコクからクアラルンプール往復をマレーシア航空のエコノミークラスで発券しており、それがMHupgradeの対象ということで、” Get Upgraded on your Malaysia Airlines flight! ” というタイトルの案内メールが、発券後すぐに送られてきた。

    メール本文には ” YOU ARE ELIGIBLE FOR AN UPGRADE. ” (あなたのチケットはアップグレード入札の対象です)とある。また、全てのフライトがアップグレード対象ではないが、アタナのフライトは対象だよとも書かれており、ビジネスクラスの需要が高い路線や便では入札アップグレードをしない可能性があるのだろう。

    また、予約クラスによっても入札できるかどうか違いがあるかもしれない。今回のマレーシア航空に関しては、JMBのマイル積算対象外の安い運賃クラスであったが、往復とも対象であった。しかし、キャセイで対象外だったことがあり(通常、自分の航空券が入札できるかどうかはオンラインで確認できる)、もちろん、なぜ入札できないのかという理由は開示されないが、予約クラスの低さが原因だったのではないかと思っている。
     

    MHupgradeに入札

    メールで案内されたURLか、オンラインで予約番号を入れると、アップグレードに入札するページになる。ここで自分の好きな金額を入れることになる。

    往復で発券していても片道ずつ入札することができ、往路復路のどちらだけに入れるとか、疲れているから確実にアップグレードしたい復路は高めに入れるとか、その辺りは自由に設定できる。また、入札した金額に応じて、落札できる可能性が weak から excellent まで5段階で表示されるので、それを参照しながら入札額を調整してもいい。

    筆者の場合は100USDにした。これは購入したエコノミークラスの運賃と、その時点でのビジネスクラスのいちばん安い価格との差が2万5千円だったので、100ドルなら往復とも落札できても少し安くなるという点と、この金額が5段階の真ん中 good から一つ下の fair に変わるラインだったので、落札できる可能性は少し低めだが、まあ落とせれば儲けものぐらいの感覚であった。

    入札すると ” Upgrade Request ” というタイトルのメールが送られてきて、” OFFER SUBMITTED ” と自分の入札が完了していることが分かる。
     

    アップグレード成功

    入札は出発の72時間前が締めきりで、それを過ぎると1時間ほどで結果を知らせるメールが送られてきた。タイトルは ” MH Flight 78* – You’ve been upgraded “、アップグレードに成功していた。この通知メールとは別に、追加分の領収書ともなる EMD (Electronic Miscellaneous Document Receipt) というのがメールで送られてくる。

    これで BKK – KUL の往路はビジネスクラスにアップグレードされた。出発48時間前に送られてくる、オンラインチェックインのお知らせでフライト情報を見たところ、予約クラスはIとなっていた。もちろん、マイル積算対象外である。入札アップグレードの場合、マイル積算は元の予約クラスに基づくので、いずれにしても問題外であるのだが。

    クアラルンプールからバンコクへの復路についても、同じ100USDで入札してあるが、この結果が分かるのは出発の3日前、つまり、2ヶ月後のことである。

  • 東南アジア三都物語

    東南アジア三都物語

    バンコク クアラルンプール マニラ

    今年は1月中にバンコク、クアラルンプール、マニラに行き、3月にはもう一度バンコクとクアラルンプールに行かないといけない。かなり予定が立て込んでいるが、その代わり、例年ならこの時期に入るはずのシンガポール行きがない。

    もちろん、日本から単純に5往復してもいいのだが、そして、そんなときのために少しでも楽できるようにJGCに入ったのだが、日程的に非常に接近していることもあって、色々と組み合わせてみたのだが、夜行便だらけになったり、日本に帰ってきたその足で出発などということになりそうであった。

    そこで1月の行き先を組み合わせ、さらに3月分も組み込んで航空券を手配する方向で日程を調整した。
     

    海外発券との組み合わせ

    最終的に発券した内容は以下の通りである。すべて往復チケット。

    1. 東京 – バンコク JAL エコノミー
    2. バンコク – クアラルンプール MH エコノミー
    3. クアラルンプール – マニラ MH ビジネス
    4. クアラルンプール – 東京 – 沖縄 JAL プレミアムエコノミー

    ラウンジ利用などの便を考えて全てワンワールド便にしたが、予約クラスの関係でバンコク – クアラルンプール間はマイル積算対象外である。4番のクアラルンプール発券は成田までではなく、無駄に沖縄まで買っていて、ここが唯一の修行らしきところである。

    実際の登場順は以下の通り。かっこ内は上記発券の番号である。

    • 東京 – バンコク (1)
    • バンコク – クアラルンプール (2)
    • クアラルンプール – マニラ (3)
    • マニラ – クアラルンプール (3)
    • クアラルンプール – 東京 (4)
    • 東京 – 沖縄 (4)
    • 沖縄 – 東京 – クアラルンプール (4)
    • クアラルンプール – バンコク (2)
    • バンコク – 東京 (1)

    まず、東京からバンコクに行き、そこからクアラルンプールへ移動。クアラルンプールをハブにしてマニラと東京にそれぞれ往復してから、バンコク経由で東京に戻るという経路だ。ただし、実際にはクアラルンプールから東京に着いた後、沖縄に向かうまでの間は2ヶ月ほど空いている。
     

    獲得予定のFOP

    FOP単価は気にしないといった側から、国際線航空券に含まれる国内区間という積算率の高いものを組み合わせるなど、未練はたらたらである。獲得予定のFOPを列挙しておこう。

    1. 予約クラス S : 5,104FOP
    2. N : 対象外
    3. Z : 3,862FOP
    4. E / Y : 15,550FOP

    合計で24,516FOP。これにJALカードの初回搭乗ボーナスを足せば、ほぼクリスタル確定である。BKK – KULもビジネスクラスにしておけば、更に1,800FOP程上積みできたが、予約をした時点ではなぜか安い運賃が出てこなかった。

     

  • A380の機内

    A380の機内

    A380の機内へ

    優先搭乗が始まり、筆者と他2組は真っ先にゲートをくぐる。マレーシア航空のA380は2階がビジネスクラス、1階の最前方がファーストクラス、後ろがエコノミークラスという配置になっているので、一緒にゲートをくぐった大富豪の皆さんとはここでさようなら。などと思っていたら、一緒にビジネスクラスの方へ。とはいえ、向こうはバーゲン運賃ではあるまい。僻み根性はどこまでも続くのである。

    さて、そんな冗談はさておき、今回の席は7A。ビジネスクラス前方コンパートメントの席である。予約時点では5Kを予約していたが機材変更でこの席になった。

    マレーシア航空A380ビジネスクラス席

    画像でご覧の通り、何の工夫もない2-2-2の配置で、とにかくゆったりとしている。

    最近流行の個室感はまったくない開放的な座席であるが、狭い空間の中に如何にしてフルフラットの席を効率よくたくさん並べるのかという工夫の固まり、ということは、あちこちに無理のあるシート配列と違い、すべてがゆとりある状態で、しかも、これでフルフラットになるのだ。A380ならではの配置だろう。

    マレーシア航空A380ビジネスクラス席

    窓際にもこのように荷物収納があって、重量制限10kgと書かれている。収納しているカバンはiPadに携帯、文庫本と大きめの財布が充分に入れられるサイズで、写真では分かりづらいが、このカバンの他に13インチのMacBookも入っている。

    他にも、モニターの下やシートの横にもポケットがあるので、機内で使うものは色々と身の回りに出しておきたい人でも満足できるだろう。この辺りも、やはり、スペースをふんだんに使えるA380ならではだろうか。

    マレーシア航空A380ビジネスクラス席

    テーブルの広さも十二分にあり、ご覧のように13インチのノートパソコンを広げても、まだ隣に飲物やデザートを置くだけの余裕がある。しかも、隣の席と共有のセンターテーブルがあって、ティーカップはそちらに置いている。

    マレーシア航空A380ビジネスクラス席

    最後の写真は帰路の6Kの席のものだが、フルフラットにしていて、右下に見える紺色の固まりはブランケットにくるまった筆者の足だ。何を見て欲しいかというと、前方のモニターが据え付けられているフラットな壁だ。フラットであるということは、スタッガード配列やヘリンボーン配列のシートによくある、前の座席の下に食い込むようなオットマンがないのだ。しかし、フルフラットシートである。

    ということは、つまり、シートピッチが座席をフルフラットにできるほどに確保されているということだ。同じマレーシア航空のA350と比べてみると、A350のファーストクラスのシートピッチが79インチ、ビジネスクラスが44インチなのに対して、A380のビジネスクラスは74インチ。他の航空会社でもファーストクラスで80インチ程度が普通なので、シートピッチだけを見れば、このビジネスクラスはファーストクラスにも遜色ないということになる。

    もちろん、シート幅、収納、個室感などは本物のファーストクラスとは比べるべくもないが、これだけ広い空間を機内で独り占めできるのは快適そのものであり、今回は往復とも隣が空席だったので、隣の人がフルフラットにして寝てしまったらどうやって通路に出るのかという、機材変更が判明したときに抱いた懸念も杞憂に終わった。

    これだけのゆったり感はもうファーストクラスにでも乗らない限り味わうことができない。ということは、筆者にはもう縁がないであろうということだ。その去就が注目されているマレーシア航空A380。最後に希有な経験をすることができた。

  • マレーシア航空A380でバンコクへ

    マレーシア航空A380でバンコクへ

    カードも届かないうちに

    8万FOPを超えることになったマニラから戻ってきて、WEB上では無事にJGCプレミアになれたことを確認できた直後、ステータスカードがまだ届かないうちに、A380でバンコクに向けて出発することとなった。

    A380でバンコクといってもタイ航空などではなく、もちろんワンワールドのマレーシア航空、数ヶ月前に予約をしておいたクアラルンプール経由バンコク行きでストップオーバーはしない日程である。成田 – クアラルンプール間は予約時点ではA350だったが、機材変更でA380になっている。

    一応、ワンワールドではエメラルド会員である。したがって、ファーストクラス・ラウンジなどが利用できることになっているが、ステータスカードがないのが不安材料でもある。まあ、ビジネスクラスのラウンジは使えるので、半年前までと比べれば雲泥の差なのだが、人間、欲が出るものである。
     

    成田空港ではエメラルド会員

    今年すでに2回乗っているマレーシア航空成田線だが、3回目はこれまでと違って昼行便で10:20発である。2時間前のちょうどいい時間に着くスカイライナーに乗るには、上野を7時台後半と朝のラッシュに巻き込まれることになるので、今回はリムジンバスを利用することにした。

    渋滞も考慮してかなり早い便にしたのだが、高速に入るとすぐにルートを変更するほどの渋滞に遇い、成田空港に着いたときには、すでにマレーシア航空のチェックインカウンターは開いていた。とはいっても、まだ出発まで2時間近くあったが。

    ファーストクラス用のチェックインカウンターは開いておらず、そのままビジネスクラス・カウンターでチェックイン。搭乗券にはちゃんと Emerald と印字されており、一安心。

    保安検査に関しては、JAL便ではないので、ワンワールド用のファストトラックを利用、そこから少し歩いてJALのラウンジに行くと、ファーストクラス・ラウンジに案内された。

    成田空港第2ターミナルJALファーストラウンジ

    お約束ともいうべく、まずはにぎり寿司を食べてシャンパンを軽く飲んだ辺りで、少し眠くなってきた。実は寿司に合わせて日本酒も飲んでいる。このまま寝過ごしてはシャレにならないので、ゆっくりできるソファー席に移動してパソコンを開き仕事でもしようかと思ったが、余計に眠気を誘われて、後は搭乗時刻まで睡魔との戦いであった。

    成田空港第2ターミナルJALファーストラウンジ

    マレーシア航空だけでなくJAL便でも東南アジア方面はサテライトから出ることが多い気がするが、A380は使えるボーディングブリッジが限られているので、本館の南端の方が出発ゲートとなる。眠気対策として早めに搭乗口まで歩いて行き、パラパラと並び始めた優先搭乗の列に加わると、係員による搭乗券のチェックが始まり、ファーストクラスとエメラルド会員用の列に案内された。

    この日、このレーンに並んだのは3組だけ、残り2組は如何にもファーストクラスを利用していそうな感じの人たちだったので、機内で簡単に温度調節できるようにと、半袖のキャラクターもののTシャツの上から安物のパーカーを羽織っているだけの筆者は、何となく肩身の狭い思いであった。あまつさえ、ビジネスクラスのレーンに留置(?)された人が「なんで俺がこっちで、その貧乏くさそうな奴がそっちなんだ」という目で見ている…、というのは、もちろんすべて筆者の妄想であるが、まあ、優遇されるならそれ相応の格好をしていないと恥ずかしいよという見本のようなものである。

  • クアラルンプール修行終了

    クアラルンプール修行終了

    クアラルンプール2往復は2ヶ月前

    記事の更新が滞っている内に、日本発券とクアラルンプール発券を組み合わせたクアラルンプール2往復修行、実はただの出張が終わって、すでに2ヶ月が経ってしまった。

    日本発券の復路にして全行程の最終便も、もちろんのこと、A350-900で座席は2A。3Aよりは収納スペースが多いが、窓の外が見やすいかという点に関しては、3種類あるビジネスクラスの1人用シートの中で最下位である。シートと窓との位置関係の問題なのか、同じように座席と窓の間に収納スペース(後席のオットーマン)が挟まる2Kなどよりも外は見にくかった。

    Kの1人用席が取れなかった場合、飛行中に身の回りに色々とものを置いておきたいか、機窓を重視するかで選択ということになるだろう。前者なら2Aのタイプ、後者なら3Aのタイプである。2Kが空いていれば、積極的に2Aを選ぶ理由はないだろう。どうしてもA列でないといやだという場合を除いて。
     

    クアラルンプール修行のまとめ

    旅程上ではクアラルンプールで1ヶ月ほどストップオーバーして、その間にクアラルンプール発券で日本往復という組み合わせになっている。それでは、実際に支払った金額とFOPの獲得実績に基づいて、今回のクアラルンプール2往復の単価を出してみよう。

    • 日本発券 NRT – KUL – RGN : 121,580円 / 10,934FOP = 11.12円@FOP
    • 海外発券 KUL – NRT : 105,906円 / 8,346FOP = 12.69円@FOP
    • 合計 : 227,486円 / 19,280FOP = 11.80円@FOP

    以上のように、トータルの単価は辛うじて12円を切ったという感じで、そんなに良くもないのかもしれないが、すべてをビジネスクラス利用としたことを考え合わせれば、JGC修行としてはそこそこ納得のいくものであった。

    仕事という観点からは納得も何もないのだが、クアラルンプール行きの場合は通常10万円程度の航空運賃を想定してあるので、持ち出し数万円程度の負担でビジネスクラス2往復にできたと考えれば、これまた言うことなしである。
     

    JGCプレミアまで残りわずか

    この時点で積算したFOPは74,714。JGCプレミアまで残り5千強だけである。すでに予約だけでそれ以上が入っており、突然のキャンセルにでもならない限り確定している状況では、最初の内のFOP単価の低い行程を色々と練って楽しんでいた頃のワクワク感はすっかり失せてしまった。

    トップの画像はクアラルンプール国際空港にある飛行機の模型。保安区域内に入ってすぐのところにあり、なぜか行く度に写真を撮ってしまう。