タグ: クアラルンプール

  • クアラルンプールからバンコクへ

    クアラルンプールからバンコクへ

    ヒルトン・クアラルンプール

    JAL便でクアラルンプールに到着後、今回はそのままバンコク行きに乗り継ぎせず、クアラルンプール市内に出て2泊している。2泊とは言っても、到着した日はすでに夕方であるし、バンコクに出発する日も12時前には空港に向かわないといけないので、実質的には中1日だけの滞在である。

    出発日の午前中を最大限活用できるよう、空港への戻りやすさのみを考慮して、KLIAエクスプレスの市内側ターミナルKL Sentral駅直結のヒルトン・クアラルンプールに泊まることにした。いつもはKLCCにある訪問先への行きやすさなどから、同じヒルトン系でもダブルツリーの方に泊まることが多く、ヒルトン・クアラルンプールは初滞在であった。

    トップの画像はヒルトンの部屋からの眺めであるが、高層階ではないもののレイク・ビューの部屋にしてくれた。植物園などもあるレイク・ガーデンという巨大な公園が視界の広範囲を占めており、昼間の眺めはよいものの、夜景は真ん中が真っ暗なだけなので、反対側の駅や市街地を向いている方が楽しいのかもしれない。といっても、向いている方角の問題でめぼしいものは何も見えないらしいのだが。
     

    KLIAでA380に遭遇

    マレーシア航空A380

    さて、今回のKUL – BKKはマレーシア航空運航便のビジネスクラスであり、ようやく、この区間でFOPを積算できる便となった。15時発なので昼前にKLIA Expressで空港に向かい、ファーストクラス用のGolden Loungeでコースの昼食をとった。ほぼ定刻通りにドアが閉まり、滑走路に向かい始めるとお隣には同じく離陸に向かうA380がいた。

    この時期、日本線はA350で運行されており、ロンドン行きはクアラルンプールを夜遅くに出発するはずなので、いったいどこ行きなのだろうかと後で調べてみると、クアラルンプールを15:10に出るメディナ行きMH158便が該当するとも思われ、これは巡礼専用サービス「アマル」によるものだろう。
     

    A330によるバンコク行き

    通常、マレーシア航空の近距離路線はB737で運行されており、バンコク行きも例外ではない。ところが、この日は需要の多いシーズンなのか、大型のA330が投入されていた。「アマル」はマレーシア国内からの巡礼者のみがターゲットではなく、近隣国のタイやインドネシアからの乗り継ぎ需要も見込んでいるということなので、隣を併走していたA380への乗り継ぎ便に大型の機材を使用し、その折り返し機材なのかもしれない。

    マレーシア航空A330ビジネスクラス

    あくまでも筆者の推測でしかないが、その真偽はともかく、おかげで、いつものゆったりソファーシートではなく、A350と同じフルフラットシートを利用することができた。指定した座席は4Kで、これはA350の5Kと同じ専有面積のいちばん広いシートで、身の回りの収納が多いのが最大のメリットである。

    バンコクまでは2時間15分のフライトであるが、やはり、コースで機内食が出る。

    マレーシア航空ビジネスクラス機内食

     

    マレーシア航空ビジネスクラス機内食

    メインはガイヤーンにタマリンドソースをかけたような感じで、なんという料理名なのかは分からないし、日本人好みとは言い難いのかもしれないが、個人的には美味しかったと思う、搭乗前にラウンジでコース料理を食べていなければ。

    マレーシア航空ビジネスクラス

    食べ終わった頃にはバンコクまで残り1時間であったが、機内の照明が落とされたので、こちらも意地でフルフラットにして寝転んでみたものの、30分ほどで着陸態勢に入った。

    マレーシア航空のA350やA330のビジネスクラス・シートは、A380ほどの広々とした開放感はないが、席によってはある程度プライバシーが保たれ、席の周りに手荷物を置いておくスペースも多い。少なくとも、Sky Suite 3よりは気に入っている。

  • 沖縄からクアラルンプール、そして、バンコクへ

    沖縄からクアラルンプール、そして、バンコクへ

    沖縄のやちむん市へ

    1月のバンコク、マニラ、クアラルンプール出張で、クアラルンプール発券の沖縄往復が往路の東京でストップオーバーしたままになっており、3月後半、ようやくその続きを再開することになった。つまり、まずは沖縄からである。

    海外発券に国内区間を足した方が修行らしくていいなどと言ってはみたものの、これから海外出張という前日に片道2時間以上かけて那覇まで往復するのは、肉体的にも精神的にも苦行でしかないので、せめて一泊だけでもしようと思っていたのだが、たまたま仕事で沖縄へ行くという知り合いがいたので、お手伝いがてら日程を合わせてもらった。

    沖縄のやちむん市

    沖縄での目的はやちむん市に行くことである。やちむんとは沖縄の言葉で焼き物のことであり、地元の陶芸窯元による展示即売会といった感じだろうか。年に何回か沖縄の各地で催されているようだが、たまたま、筆者が沖縄にいるときにも開催されていたので、知り合いが買い付けに行くお手伝いという訳である。

    焼き物の善し悪しを判断して仕入れるという点では役に立たないが、なにしろ、今回はビジネスクラスにマイルでアップグレードしてあるので、那覇から預け入れることのできる手荷物は国際線のビジネスクラス扱いで、なおかつ、ステイタスメンバーなので、一つ当たり32kgの荷物が4個までいける。合計で128kgなので、大量に買い付けができる訳だ。

    などと、勝手に思い込んでいたら、そんなに買いこむ訳ではなく、むしろ割れ物なので機内持ち込みにしないといけないのだが、こちらの重量制限やサイズ制限が問題らしい。平皿などをメインにして体積的には嵩張らないようにするらしいのだが、そうすると今度は重さが10kgを超えてしまうので、もう1人いると好都合ということらしい。いつもはどうしてるのかと訪ねると、宅配便で送るという極ありきたりの答であった。
     

    クアラルンプールからバンコクへ

    那覇から戻ってきたのは夜遅くで、知人とは羽田空港で別れ、筆者はリムジンバスで千葉に向かった。成田まで行く最終便は出た後だったので、翌朝少しでもゆっくりしていられるようにと、できる限り近くまで行って千葉で前泊することとした。

    翌日の成田からクアラルンプール行きは往路と同じB787-9のSky Suite 3仕様で、ヘリンボーン式の斜めに配列されたシート、やはり、手荷物を身の回りに置いておく場所が狭いなと感じた。それでも、プレミアムエコノミーや、ましてや、エコノミークラスと比べれば雲泥の差なのだが、初代のSky Suiteを体験した後では不満を感じてしまうというのは、やはり、ただの贅沢だろうか。

    マレーシア航空B737のビジネスクラス

    なにしろ、クアラルンプールからバンコクまで乗った、マレーシア航空B737型機のビジネスクラスは、ご覧のように仕切りなしの単なる広い座席でしかないのだから。まあ、それでも、KUL – BKKは2時間ほどなので、このような席でも十分すぎるほどである。

    ちなみに、この区間は元々エコノミークラスでマイル積算対象外のバーゲン運賃であったのだが、MHupgrageに往復とも成功してしまったものである。ちょっと予定外の出費となってしまった。なにしろ、ビジネスクラスなのに積算されるFOPはゼロなのだから。
     

    バンコクのリバーサイドホテル

    バンコクで泊まったホテルは昨年の秋と同じく、チャオプラヤ川沿いのヒルトンである。いつも利用しているスクンビットにあるヒルトンと比べると、建物が古く部屋も狭いが、川沿いという立地とそのアクセスが面白くてたまに利用する。

    バンコクのIcon Siam

    オープンして間もないバンコク最新のショッピングモール、Icon Siam。これはクアラルンプールから着いた日の夜に撮っている。今回は全体の日程が短いため荷物も少ないので、久しぶりにスワンナプーム国際空港からエアポートレールリンクとBTSを乗り継いで、サパーン・タクシンまでやって来た。ここからはホテル行きのシャトルボートが出ている。

    ホテルのシャトルボート

    翌日に撮ったシャトルボートの写真。このように小さなボートだが、それぞれのホテルが専用のサービスを行っており、スーツケースのような大型の荷物でも問題なく運んでくれるから、今回のように空港から電車で来ても大丈夫だ。

    ホテルの部屋からのチャオプラヤ川

    これはホテルの部屋からのチャオプラヤ川の眺め。画面右下の船着き場はIcon Siamで、今のところ、サパーン・タクシンから出ているIcon Siam行きのシャトルボートが唯一の交通機関である。

    後はタクシーということになるが、外国人観光客が訪れるようなバンコクの主立った場所はすべて川の対岸にあり、チャオプラヤ川を渡るのを嫌がったり、ふっかけてこようとするタクシー運転手が多いため、あまり望ましい交通手段ではない。ショッピングモールの反対側にBTS(?)の駅を建設しているので、これが早く開通してくれれば訪れやすくなるだろう。
     

    今回のまとめ

    さて、今回のバンコク、マニラ、クアラルンプール訪問の経路、発券したチケット、獲得予定のFOPについては、最初の計画の段階での記事にすでにまとめてあるが、実際には予定よりも多くのFOPを獲得することができた。

    と言っても、BKK – KULのマレーシア航空分が積算された訳ではない。元のクラスがマイル積算対象外なので、ビジネスクラスにアップグレードしても対象外のままである。

    そちらではなく、クアラルンプール発券の国内線区間である、東京 – 沖縄 – 東京の部分がプラスになった。理由はクラスJへのアップグレードである。当日アップグレードではない。クアラルンプール – 東京間をマイルで往復ともアップグレードしたのだが、ビジネスクラス国際線航空券に含まれる国内線区間はクラスJが利用できる。そして、この規則はアップグレードでも適用されるらしく、さらに国内線はアップグレード後のマイルとFOPが積算されるということだ。

    1. TYO – BKK : 5,104FOP
    2. BKK – KUL : 0
    3. KUL – MNL : 3,862FOP
    4. KUL – OKA : 15,942FOP

    合計で24,908FOPとなった。強引に石垣経由で那覇に行ったのと、トライアングル修行の予行演習(?)、JALカード初回搭乗ボーナス、獲得予定のJGWステータスカードのキャンペーン分も合わせると、すでに41,000FOPを超える。

  • 東南アジア三都物語

    東南アジア三都物語

    バンコク クアラルンプール マニラ

    今年は1月中にバンコク、クアラルンプール、マニラに行き、3月にはもう一度バンコクとクアラルンプールに行かないといけない。かなり予定が立て込んでいるが、その代わり、例年ならこの時期に入るはずのシンガポール行きがない。

    もちろん、日本から単純に5往復してもいいのだが、そして、そんなときのために少しでも楽できるようにJGCに入ったのだが、日程的に非常に接近していることもあって、色々と組み合わせてみたのだが、夜行便だらけになったり、日本に帰ってきたその足で出発などということになりそうであった。

    そこで1月の行き先を組み合わせ、さらに3月分も組み込んで航空券を手配する方向で日程を調整した。
     

    海外発券との組み合わせ

    最終的に発券した内容は以下の通りである。すべて往復チケット。

    1. 東京 – バンコク JAL エコノミー
    2. バンコク – クアラルンプール MH エコノミー
    3. クアラルンプール – マニラ MH ビジネス
    4. クアラルンプール – 東京 – 沖縄 JAL プレミアムエコノミー

    ラウンジ利用などの便を考えて全てワンワールド便にしたが、予約クラスの関係でバンコク – クアラルンプール間はマイル積算対象外である。4番のクアラルンプール発券は成田までではなく、無駄に沖縄まで買っていて、ここが唯一の修行らしきところである。

    実際の登場順は以下の通り。かっこ内は上記発券の番号である。

    • 東京 – バンコク (1)
    • バンコク – クアラルンプール (2)
    • クアラルンプール – マニラ (3)
    • マニラ – クアラルンプール (3)
    • クアラルンプール – 東京 (4)
    • 東京 – 沖縄 (4)
    • 沖縄 – 東京 – クアラルンプール (4)
    • クアラルンプール – バンコク (2)
    • バンコク – 東京 (1)

    まず、東京からバンコクに行き、そこからクアラルンプールへ移動。クアラルンプールをハブにしてマニラと東京にそれぞれ往復してから、バンコク経由で東京に戻るという経路だ。ただし、実際にはクアラルンプールから東京に着いた後、沖縄に向かうまでの間は2ヶ月ほど空いている。
     

    獲得予定のFOP

    FOP単価は気にしないといった側から、国際線航空券に含まれる国内区間という積算率の高いものを組み合わせるなど、未練はたらたらである。獲得予定のFOPを列挙しておこう。

    1. 予約クラス S : 5,104FOP
    2. N : 対象外
    3. Z : 3,862FOP
    4. E / Y : 15,550FOP

    合計で24,516FOP。これにJALカードの初回搭乗ボーナスを足せば、ほぼクリスタル確定である。BKK – KULもビジネスクラスにしておけば、更に1,800FOP程上積みできたが、予約をした時点ではなぜか安い運賃が出てこなかった。

     

  • マレーシアでiPadを買ってみる

    マレーシアでiPadを買ってみる

    東南アジアでショッピング三昧

    海外、特に物価の安い東南アジアに行くと、何かお買い得なものはないかと色々とショッピング三昧になってしまう人も多いだろう。そもそも買い物目的で東南アジアに行くという人も少なくないだろうし、かく言う筆者もその1人だ。そのために行くというわけではないが、行けば必ず要らない(!)ものまで買いこんでしまう。

    ただ、その国で生産しているものならともかく、輸入品を買おうとすると、意外と高関税が設定されていることの多い東南アジア諸国では、日本で買うのとたいして変わらないということもある。もちろん、日本では滅多にセールなどしないブランドでも、東南アジアではたいていセールの対象となっているし、店内の片隅で型落ちを安く処分していることもあるから、ついつい魔が差して衝動買いしてしまうのだが。
     

    Apple製品の価格は?

    しかし、非常に高いV.A.T.がかけられているヨーロッパを除けば、世界中のほぼどこで買っても大して値段が変わらないのが、iPhoneをはじめとしたApple製品である。その国の購買力や為替変動の影響などで若干の差はあるものの、たいていは似たり寄ったりの価格付けとなっている。

    iPadのもっとも廉価なモデル(Wi-Fi 32GB)で価格比較をしてみよう。日本人がよく行きそうな国で比較してみると以下の通り。すべて現地での物品税、付加価値税、消費税など込み。

    国名 現地価格 日本円換算(概算)
    日本 ¥40,824- ¥40,824-
    US(カリフォルニア) $365.26- ¥40,600-
    UK £319.00- ¥45,572-
    フランス €359.00- ¥46,452-
    香港 HK$2,558- ¥36,671-
    タイ ฿11,500- ¥39,261-
    シンガポール S$498.00- ¥40,582-
    オーストラリア A$469.00- ¥38,229-

    ご覧の通り、ヨーロッパではおおよそ45,000円、それ以外の国では4万円前後といったところである。オーストラリアが少し安めなのは、私も今回調べてみて初めて知ったのだが、ここのところ対円でオーストラリアドル安になっているのが大きいのであろう。

    そんな中で一際安いのが香港である。昔からiPhoneなどは香港で買うのが安いというのは有名な話である。安いといってもおおよそ1割ほどなので、わざわざ買いに行くとなるとペイしなくなるが、購入予定と香港行きが重なるのであれば検討してみる価値はある。iPadが安く買えた分でビジネスクラスにアップグレード…は無理である。

    アップル製品の補償は世界共通なので、どこの国で買ったとしても、日本でサポートを受けることができる。追加のApple Care+は提供されていない国もあるらしいので、必要な人は海外での購入後30日以内に日本で追加の補償を購入する手続きを取らないといけない。

    なお、ものによって価格差も異なる。香港でApple製品を買えば何で日本より1割安いわけではない。例えば、Mac Proの最高級モデルなら1割安いだけでも数万円差になるかと思いきや、1万円も違わなかったので断念した(つまり、その気で調べてしまったのだ)。
     

    マレーシアでのiPadの価格は?

    さて、今回の記事の本題であるマレーシアでのiPadの価格であるが、RM1,366-である。日本円にすると3万7千円強。香港ほどではないが、やはり日本よりも1割近く安い。

    やはり、購入目的で行く価値はないが、どのみち古いiPad Air(初代)を買い替えようと思っていたところ、今回の出張中に現地で価格を知って、思わず衝動買いしてしまった。購入店はKLCCにある、なぜかケーブル類の品揃えが異常に豊富な電器店。この店に限ったことではないが、店員はたいてい親切で英語も問題なく通じる。

    マレーシアで購入したiPad

    初回のセットアップ時(もしくは、リセットした後に)言語設定などを選べるので、どの国で購入しようが最初からなんの問題もない。今回、購入時に店員さんが動作確認をできるよう、店頭では英語でセットアップしたので、そのまま使用しているが、設定から簡単に日本語に切り替えることができる。

    国内で買うのと唯一違う点は、充電用アダプターのコネクターの形状である。USB充電器の部分は世界共通で、先端のコネクターだけは販売国の標準的な形状のものが同梱されている。上の画像でL字型の部品が万国共通のUSB充電器である。

    コネクターの部分はマレーシアなら写真のようなBF型になる。他にiPadを充電するアダプターを所有していない場合は困ってしまうが、逆に私はこれのおかげで、クアラルンプール市内のカフェなどで充電することができて助かった。
     

    日本はApple製品が安い?

    Apple製品は香港で買うのが安いというのは有名な話で、iPhoneの新機種が出るたびに香港で買ってきたという話題を見かける。その一方で、日本は香港、アメリカ本国に次いでiPhoneが安いというネットの記事も数多い。つまり、香港で買うのがいちばん安いという点では意見が一致しているが、アメリカや日本も安い方だということになる。果たして、本当に日本は安いのか。

    iPadの価格ではあるが、上の比較表を見れば分かるとおり、日本で買っても安くはない。アメリカも同様。それでは、アメリカと日本は安いという話はどこから来ているのか。実は、iPhoneに関しては確かに日本は安い。特に現行のiPhoneXや8は香港、アメリカとほぼ同じ価格である。

    iPhoneXの64GBモデルで比べると、タイ、シンガポール、オーストラリアより7千円から1万6千円ほど安い。iPadの安かったマレーシアのほうが5千円高い。世界的に見てずば抜けて高い日本国内のiPhoneシェアを守るための戦略的な価格付けなのであろうか。iPhone以外の製品は必ずしも日本が安いとは限らない、いや、香港でさえ安いとは限らないのである。

    なお、Appleのオンラインストアで価格を確かめる場合は、税金に気をつけないといけない。日本は税抜き価格での表示が認められている。一時、総額表示が義務づけられたが、なぜか逆行するように、税抜き表示も認められるようになった。したがって、日本のAppleオンラインストアは税抜き表示されており、最後の最後で税込み価格が表示される。

    これは州・市・郡によって税率の異なるアメリカも同様で、注文確定前に郵便番号を入れると税込み価格が出る仕組みになっている。上のiPad価格表では州税が高めのカリフォルニアの中でも比較的ローカル税の高い場所で計算している。

    それ以外の多くの国では税込みの総額表示なので、オンライン上で日本との価格比較をするのであれば、消費税込みの金額にするのを忘れないように。

    マレーシアでiPadが安かった理由

    さて、マレーシアでiPadが安い理由だが、おそらくは6月1日から物品・サービス税GSTが廃止されたことも関係していると思われる。それまでは6%のGSTが、この価格にプラスされていたのであろう。そうすると3万9千円台と他の国と似たようなレベルになる。

    9月からマレーシアでは売上・サービス税SSTが導入される予定だ。これが電子機器などの最終的な販売価格にどれほど反映されるのかは不明だが、同じままというわけにはいくまい。したがって、マレーシアでiPadが格段に安いのは期間限定なのかもしれない。

    こういった電波を利用する電子機器を海外で購入して日本国内で利用する場合、1つだけ気をつけないといけないことがある。それは技適マークがついているかどうかだ。最近の法改正で、技適マークは物理的に刻印されていなくても、画面上に電子的に表示されるだけでもいいことになった。したがって、購入前に実際に設定画面などから認証マークを表示させて確認しておくことが望ましい。

    たとえ、技適マークのないWi-Fi機器を国内で利用していたとしても、そんなことを調べようもないので、現実問題として罰せられる可能性は極めて低いが、違法行為であるという事実は揺るがない。その点、iPadは技適マークがついているので安心して国内でも使える。iOSの場合、「設定」→「一般」→「認証」と進んでゆくと確認できるので、海外の購入前にはチェックを忘れないように。

  • クアラルンプールのwi-fiカフェ

    クアラルンプールのwi-fiカフェ

    クアラルンプールのパブリックWi-Fiは

    東南アジアの大都市のWi-Fi事情に関しては、正直言って、わざわざ書くほどのことなどない。街中の色々なところで利用可能だし、ショッピングモールやコーヒーチェーン店などでフリーWi-Fiのない店を探す方がたいへんだ。バンコクしかり、クアラルンプールもまたしかり。

    また、充電スポットについてもほぼ同様のことが言える。ただ、Wi-Fiほど広く備えられているわけではなく、まったくない飲食店(伝統的な店には多い)、コンセントがあることにはあるが数が限られている店(壁際の席のみなど)、利用できる座席が限られている店(フロアの真ん中の席にはないとか、カウンターのみだとか)、どの席でも100%充電できるという店の方が珍しいかもしれないが、これは日本でも同じことだろう。

    なお、日本と違って、カフェなどで客席の近くにコンセントがあるのに、充電をしてはいけないなどという制限があることはまずない。この辺りは実に大らかで、客も訪ねもせずに適当に使うし、店も何も言わないという感じだ。

    日本の場合、最初から充電対応を謳っているスポットなどを除けば、充電禁止のことが多いが、これはネットなどでよく言われている「盗電」が問題ではない。金額的にはスマホを充電しても1円にもならないだろう。たった1円でお客にサービスできるなら、使わせた方が絶対にいい。

    そうではなく、絶対数が足りないのでもめ事が起きるのをあらかじめ回避しようという意図が大きい。大らかではないのに譲り合いの苦手な日本人は、こういうときに適当に何となくうまくやることができず、コンセントを使わせろ、いや、ここは俺の席だなどともめ事になる可能性が高い。

    譲り合いの精神などと日本人は何かと自分たちを美化するが、満員電車に赤ちゃん連れを乗せることの是非が問題とされたり、横断歩道に歩行者がいてもほとんどの車が減速さえしないことなどを見れば分かるとおり、日本人にあるのは社会通念としてゆずるべきと見做されている場所では右に倣えで譲るという行為である。

    パリででも混雑したメトロにベビーカー連れで乗ってみれば、その違いは一目瞭然。たちまちにしてスペースが空き、段差を持ち上げてベビーかを車内に乗せるために四方八方から手が伸びてくる。もし、空いていて近くに他の人がいなければ、わざわざ遠くから駆けつけてでも助けてくれる人がいるはずだ。
     

    コロニアル建築のカフェ

    画像はクアラルンプールのチャイナタウンにある Leaf & co. Cafe という、コロニアル建築をカフェに改装した店舗で、木の生える吹き抜けもある開放的な店内には、Wi-Fiもコンセントもあって便利なカフェである。観光ガイドにも載っているから知っている人も多いかもしれない。筆者もクアラルンプール滞在中は毎日のように行くのだが、常にさまざまな国から来たと思われる観光客がいても、満席では入れないというほど混んでいることも少ないような気がする。

    チャイナタウンのカフェ

    さて、クアラルンプールではカフェなどで充電する場合、1つだけ気をつけないといけないことがある。それはコンセントプラグの形状だ。東南アジアの大都市ではユニバーサルタイプ、つまり、どんなプラグでも差し込めるコンセントが多いが、クアラルンプールではBFタイプしか差し込めないものが多い。

    画像の左側がBFタイプのアダプター(iPad付属のもの)、右側がB737の機内で撮ったユニバーサルタイプのコンセント。上からヘッドホン、USBポート、ユニバーサル電源となっている。

    ユニバーサルコンセントとBFタイプ

    ある程度以上のクラスのホテルでは、部屋にはユニバーサルタイプの差し口が備わっているが、街中ではBFタイプしか使えないお店も多い。グローバル・チェーンのカフェも例外ではないので、たとえば、スターバックスといえどもコンセント形状だけは気をつけた方がいい。

    同じようにKLIAでも、マレーシア航空のゴールデン・ラウンジはユニバーサルタイプだったが、キャセイパシフィック航空のラウンジはBFのみであった。すべての席を調べたわけではないが、少なくとも、BFでないと使えない席もあるということだ。

    マレーシアに行くが、日中、街中でも充電する必要があるという場合、日本から持っていった充電器などを使うのであれば変換アダプターも用意しておかなければならない。なお、電圧は220Vであるが、最近の充電器で220V対応でないものを探す方がたいへんなので、ここは特に気にする必要ないだろう。

    かく言う筆者は、もう10年ほど昔の話だが、110Vまでしか対応していないガラケーの充電器を韓国でコンセントに挿して(韓国は220V)、ポンっという音とともに一瞬で破壊してしまったことがある。